4日目は糸魚川まで下って撤収します。
ルートはこのようになっています。
約70km下りというルートです。
空気ポンプを使わせて頂き、さっそく出発です。
Airaceのポンプでしたが結構いいポンプだと思いました。
一応巡礼っぽいこともしようということで昨年同様海ノ口駅を訪問しました。
青木湖です。今年は青木湖の西岸をぐるっと回ってみようということで走ってみたのですが、林の中の道という感じで湖が見えるポイントがあまりありませんでした。
湖の写真を撮りたいなら東側を走るのが良さそうです。
青木湖を過ぎると白馬までまとまった下りが続きます。
国道148号は大北地域で唯一の新潟へ抜けられる道路なので、大型車も数多く通りますから注意が必要です。
白馬の様子です。なんだか沿道にトレーニング風の少年少女が多いなと思っていたのですが、当日はMTBのジュニアの大会が行われていたようです。
白馬駅前周辺は道路の左端に消雪装置の穴がたくさんあり、周辺がへこんでいるので走行に注意が必要です。
白馬を過ぎると補給できるポイントが少なめになります。南小谷の周辺にはコンビニやJAのスーパー、道の駅がありました。
そして道の駅小谷を過ぎると道路がトンネルとスノーシェッド・ロックシェッド中心となります。
地図上で見るとトンネルの表記になっていませんが、スノーシェッドの部分も含めると15km近くずっとトンネルです。
新潟方面に抜ける唯一の道路ということで交通量もそれなりにあるので、ライトに加えて反射材系の装備は絶対あった方がいいと思います。
トンネル内は下り中心なので、しっかりブレーキングしながら慎重に通行しました。
トンネル内の路面はどうもコンクリート舗装が中心らしく、大穴が開いているところやシワのよっているところは見られませんでした。
その一方で継ぎ目がそれなりにあるので、継ぎ目があんまり大きく開いているところは避けたほうがいいと思います。
トンネル区間の途中にある長野・新潟の県境です。湯原トンネルというトンネルの出口です。
新潟県に入るとこんな景観が続きます。さすがジオパークに認定されているだけのことはある糸魚川です。
ようやくトンネル区間も終了です。左の方、遠くに最後のスノーシェッドが見えます。
そのまま国道148号を海に向かって走って行くと国道8号にぶつかります。
日本海に出ました。
このツーリングの計画を立てた時には感動のゴールシーンみたいになるかな…と思っていましたが、3日間も走っていたせいか「あっ海だ」という感じで意外にあっさりしたゴールになりました。
糸魚川からは特急はくたか、越後湯沢で上越新幹線に乗り換えて帰宅しました。
それまで3.5日で太平洋から日本海に抜けた一方で帰りの電車があまりに速くて、帰宅後も長野縦断をした実感がいまいち湧かない不思議な状態になりました。
(大体今回自転車で走った距離をなんと3時間程度で移動してしまいます)
3泊4日のツーリングでしたが長野県の地域ごとの特色も見られ、なかなか楽しい行程となりました。
特に初日の天竜・佐久間地域は通行止情報が出ていなければぜひ訪ねて頂きたい地域です。
伊那谷が雨のためにゆっくり見られなかったので、来年同じようなことをするなら伊那谷はじっくり見てみたいところですね。