夏に買ったツーリングマップルを良く読んでいるのですが、結構「行き止まり地点まで行くのが面白い」という情報が掲載されています。
何かと通り抜け可能な峠をルートに選択しがちではありますが、行き止まりの面白さとは何ぞやということで高尾の小仏峠に行ってきました。
小仏峠は渋滞でおなじみの中央自動車道小仏トンネルのほぼ真上にあります。
峠を越えて神奈川県側に至るまで都道・神奈川県道516号として指定されていますが、峠周辺は登山道です。(関係車両以外は車両通行止め)
今回走ったのは東京側です。国道20号の西浅川交差点から一本道になっています。
勾配は3.5%×5kmとそれなりに長いですが勾配は緩やかです。
道中はこんな感じです。中央本線を横に見ながら走る部分があります。
勾配はざっくり2段階に分かれていて、最初の3kmは2%くらい、ラスト2kmは6%近くになります。
八王子ジャンクションも見えます。山中に忽然と巨大な構造物が出現するのでコントラストがすごいですね。
バス停があります。結構な頻度で路線バスが走っていて、登山者の方が利用しているようです。
公衆トイレがあるのは安心感がありますね。
ゴールはこちらです。ここからは登山道になります。
多少駐車スペースがあります。
実際に行ってみる前は恐らく行き止まりなので交通量が少なくのんびり走れるかな…と期待していましたが、高尾が登山のメッカだということをすっかり忘れていました。
登山者の方がかなり多いので通行には注意が必要です。
また、道路が狭隘ながら路線バスが頻繁に走ってくるので、離合時には適宜道の端に寄って停車するとスムーズです。
コース的には山間の住宅地から林道っぽい雰囲気に景観が移り変わって行く様子がなかなか楽しめます。
距離と勾配もほどほどで、「ある程度まとまった坂を登ってみたいけど良く知られてる峠はちょっとな…」という方には向いているんじゃないかと思います。