森宮野原駅を出るといよいよ新潟県に入ります。
新潟県に入って最初の駅はインパクト抜群の足滝駅です。
駅への通路(?)です。ロードバイク用のクリートのついた靴だと登るのは大変です。
次の越後田中駅です。雪対策だと思うのですが、新潟県内の駅舎はこのくらいのとんがり具合なのが標準です。関東の駅舎はプレハブ的な平たい駅舎が多いので、この辺はお国柄です。
続いて津南駅です。大きな駅舎ですが、半地下の駐輪場、お蕎麦屋さん、立ち寄り温泉と駅舎が合体しています。津南の市街地は信濃川右岸なのですが、駅は左岸側にあるのがちょっと不思議です。
越後鹿渡駅です。津南駅から一転、また山中にある駅です。この後飯山線が信濃川の右岸側に移るのですが、自転車だと川沿いの崖を降りて登り返すことになるので、川を渡るたびに足にダメージが溜まっていきます。
続いて越後田中駅です。駅前にヤマザキショップもあり、ちょっと規模の大きめの駅という感じです。この駅からしばらくは駅がほぼ国道117号沿いにあります。
土市駅です。駅舎はかなり真新しい感じがします。上の越後田中駅と全く同じデザインかと思いきや、ところどころ差異があります。
そして十日町駅です。飯山線のほか、ほくほく線も乗り入れている駅です。
魚沼中条駅です。駅前に電話ボックスがあるのが特徴です。背後が田んぼというロケーションも新潟県らしい感じがして良いです。
下条(げじょう)駅です。こちらの駅前には芸術イベントの”大地の芸術祭”で建てられた茅葺きのタワーがあります。
信濃川の流れです。左岸側の段丘面が分かりやすいです。さすが日本一の河岸段丘と言えます。
越後岩沢駅です。この駅舎は他の駅に比べるとちょっと古そうです。地下に軽油の保管設備があるそうです。越後岩沢駅を出ると、国道117号から外れて県道196号に入ります。県道196号はちょっとした山道で、まとまった坂もあります。
内ヶ巻駅です。周辺は畑が広がっていますが、駅からちょっと走ると商店なんかもあります。
そして魚野川を渡って終点の越後川口駅に到着です。駅舎は最近改修したんだそうで、入口に山古志地区名産の錦鯉の装飾がされています。窓口があるので、ここで新幹線の切符を買うことができます。
全体のまとめ
千曲ビューラインについて
地図上で発見したので走ってみたのですが、走って楽しい道路でした。途中結構な急勾配区間もあり、飽きずに楽しめます。千曲川右岸には18号と浅間サンラインがありますが、軽井沢-上田間の移動の選択肢に千曲ビューラインも加えたいです。
国道117号について
国道117号も割りとツーリング向きであるという印象です。特に峠などの名所があるわけではないですが、線形も悪く無いですし、豪雪地帯の道路にしては舗装も荒れていなくて快適です。ちょっとコンビニが心細い感じもしますが、道の駅などもあるので補給切れはそうそう起こさないと思います。
駅訪問をしながらだとどうしても慌ただしくなってしまいますが、補給がてら駅に立ち寄るのは時々にして117号を走る、というのは魅力のあるコース設定だと思います。
反省点
越後川口駅からは上越線に乗って越後湯沢まで行き、そこから新幹線で帰ろうと思っていたのですが、上越線は休日の日中でも60-70%程度の乗車率があり、気軽に輪行できる混雑状況ではありませんでした。ちょうど中央東線のような感じで、運転本数と1編成あたりの車両数が少ないので思ったより混んでいるという感じです。
六日町周辺は乗り降りも多そうですし、そのまま乗っているとさすがに迷惑になりそうだと思ったので、浦佐で降りて新幹線にスイッチしました。新潟県内への輪行移動は、原則新幹線で考えた方が良いように思いました。