今回は21番の レンタサイクルで庄和を満喫するルート を走りました。
スタート地点は道の駅庄和で、ここではレンタサイクルを借りることができます。車でここまで来て、レンタサイクルで周辺を探検するという趣旨のルートです。
道の駅を出発すると、早速用水路沿いの遊歩道に入ります。桜並木があり、シーズンであれば見所になりそうです。
この区間は3km弱の延長があり、長さも特徴的です。県道320号にぶつかるところで右折します。
そのまま走って行くと宝珠花(ほうしゅばな)という町に出ます。変わった地名ですが、国土地理院の1/25,000地図の図郭名称になっていたので個人的には聞き覚えのある地名でした。宝珠花の町は昔江戸川の水運で栄えたそうで、町並みには当時をしのばせるものがあります。
宝珠花の町を抜けると大凧公園という公園があります。庄和は大凧揚げが有名だそうで、かつてはその凧揚げ文化を紹介する博物館のようなものがあったらしいのですが、東日本大震災で建物が損傷してしまい取り壊しになったそうです。今は跡地が公園になっています。トイレがあるので便利です。
そこからUターンし、おなじみの江戸川サイクリングロードを走ります。相変わらずの快適道路です。
江戸川サイクリングロードを南下していくと、右手に見えてくる巨大な建物が首都圏外郭放水路の広報施設である龍Q館です。
首都圏外郭放水路は江戸川と周辺の河川を地下で結んでいる放水路です。容量に余裕のない中小河川の洪水を地下経由で江戸川が引き受け、氾濫を起こさないようにする仕組みです。コンクリートの柱が林立し、”地下神殿”などと形容される調圧水槽の様子はミュージックビデオや特撮等でご覧になった方もいるのではないでしょうか。
建物外からでもちょっと見学はでき、シールドマシンの先頭や…
こちらの2枚は実物と同様のトンネルの壁だそうです。土木好きな方にはおすすめです。
ここも建物前にトイレがあり便利です。
龍Q館を過ぎたら県道321号で道の駅庄和に戻ってきます。
まとめ
12kmくらいですが、道中も比較的交通量が少なく、普段自転車には乗らないけどちょっとレンタサイクルに乗ってみようかな、という方には最適なルート設計になっているのではないかと思います。気軽に挑戦できますが、どちらかと言えば走りに比重を置いたルートになっています。