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中野市と須坂市の間を結んでいる県道54号という道路があります。この県道54号は途中の峠部分が未開通になっているという面白い特徴があります。
似たような道路としては首都圏の道路で言うと埼玉県道73号(鳥首峠が登山道)や神奈川県道76号(犬越路が登山道)などがあります。
まずは中野側から見てみます。
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途中までは普通に幹線道路ですが、突然看板が出てきて須坂方面へは県道を離れるよう誘導されます。
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さらに、須坂方面へ通行できない旨の看板が断続的に登場します。写真ではまだ片側1車線ずつの道路ですが、これがどんどん狭くなっていき、勾配も10%超に達するおよそ幹線道路のスペックではない道路になっていきます。
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最終的にはこのような田園地帯の狭い道路になってしまいます。この先の林で行き止まりのようです。
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