信州中野から湯田中方面へは、長電長野線同様に山を避けて夜間瀬を経由して向かうのが一般的です。
しかし、道路勾配のことを考えなければ峠越えで向かうこともできます。峠の名前は箱山峠と言い、現在はトンネルが通っています。
湯田中側の県道356号から箱山峠に向かう道です。県道には特に右手が中野方面との案内はされていませんが、地元の方には知られているようでした。
箱山トンネルです。中野方面に向かってかなりの下り勾配がついている上に、出ると直後が左方向の急カーブなので要注意です。
中野側は短いですがコンクリート舗装の峠道といった雰囲気です。勾配は平均して10%前後はあり、中野側から自転車で登るのは結構大変だと思います。
ちょっとしたお楽しみもあって、飯縄山を背後に中野市街がきれいに見えます。
勾配が厳しいので実用的なショートカットルートではないかもしれませんが、交通量は少ないのでとにかく落ち着いて走りたい場合は選択してみても良いかもしれません。湯田中方面から下ってくる場合は割と便利ではないかと思います。