今回は89番の 神川健康緑道周遊ルート を走ってみました。北西部の神川町に廃線跡を使って整備されている遊歩道を軸としたコンパクトめなルートです。
ルートはこちらです。
八高線の丹荘駅からスタートです。
駅前にさっそくルート全図があります。このことから見ても丹荘駅が起終点という認識で間違いなさそうです。
駅から神流川沿いへ住宅地の中を走っていきます。
周辺の風景はこんな感じです。宅地と農地が半々といったところです。
神流川の堤防に突き当たります。案内看板も抜かりなく設置されていて安心です。
神流川沿いの道路です。片側1車線が十分確保されていて走りやすいですが、地域柄砂利を運ぶダンプカーが多く通ります。通行時は多少注意したいところです。
まっすぐ走っていくと右手に神川ゆ~ゆ~ランドという温浴施設が見えてきます。こちらは日帰り温泉のほか、飲食もできるそうです。施設外に自販機と公衆トイレもあるので、休憩スポットとしてはこちらがオススメです。
ここにもルート全図があります。環状ルートですが、真ん中の部分でショートカットができるようになっています。
引き続き神流川沿いのルートを走って、国道462号に合流したところで児玉方面に向かいます。ここは短いですがそれなりにまとまった登り区間になっています。
登り切って少し下ると金鑚神社があります。
延喜式にも載っているという歴史のある神社です。説明板によるとかつては武蔵国二ノ宮とされていたということです。背後の山をご神体としているため、本殿がないというのも特徴です。
すぐ近くに大光普照寺があります。別名金鑚大師とも言われ、厄除けなど信仰を集めているということです。
国道462号から左に外れ、神川げんきプラザの横を通過します。げんきプラザというのは県内にいくつかありますが、青少年の育成を目的とした合宿施設だそうです。自転車に乗る人にとっては山伏峠の先にある名栗げんきプラザがおなじみかもしれません。
青柳小学校交差点を直進すると、本ルートのメインとも言える健康緑道に入ります。
この遊歩道はかつて丹荘駅から町内のニッケル鉱山を結んでいた上武鉄道という鉄道の軌道跡を利用して作られています。上武鉄道が廃線になったのは1980年代だそうです。
線形としてはまっすぐですが、遊歩道らしくするためか軌道敷内を多少ワインディングしながら直進していくような設計になっています。遊歩道をそのまま進んでいくと軌道跡らしい緩いカーブを経て丹荘駅前に戻ります。
まとめ
コンパクトで走りやすく、走行する上でのの難所もない好ルートだと思います。特に軌道跡がルートに組み込まれているのは鉄道が好きな方にはかなり興味を引くポイントになるのではないかと思います。もっと走りたい方は鬼石方面の旧神泉村まで足を延ばすとそちらも楽しめると思います。