日別アーカイブ: 2021年2月21日

FL StudioとLaunchpadによるライブ録音

LaunchpadはMIDIコントローラ的に運用する事ができるので、もちろんライブ録音用キーボードとしても使えます。

Novationのこの動画がとても参考になったので、特にFPCの操作にフォーカスしてエントリにまとめました。

モードは仮想キーボード系かFPCが使いやすいと思います。今回はFPCでリズムパターンを構築する想定です。LaunchpadをFPCモードに設定しておきます。最上段右から4つ目のボタンを押し、続けて最右列上から4つ目のボタンを押すとFPCモードになります。

FL Studio本体の設定

FL Studio本体は上部中央のパネルで以下の通り設定しておきます。

それぞれの機能は以下の通りです。

  • ①:メトロノーム 必ずあった方が良いと思います。
  • ②:オーバーダブ 既存のループに対して追加で録音ができます。例えば、まずキックドラムだけ録音して続けてハット、スネア…といった感じでパートごとに分割して録音できます。
  • ③:ループ録音 同じパターンをループしながら録音します。オーバーダブとセットで効果を発揮します。
  • ④:入力で録音を開始 オプションですが、これをオンにして録音モードを待機させると、最初にパッドを押したタイミングから録音を開始します。
  • ⑤:録音前カウントダウン こちらもオプションで、これをオンにして録音モードを待機し、再生ボタンを押すとカウントダウン後に録音を開始します。
  • ⑥:クォンタイズ これをオンにしておくとリズムからずれたノートを補正してくれます。補正幅は任意に設定できます。1/4ビートに設定しておくとかなり手堅いです。

録音の操作

Launchpadの最右列のボタンに設定されている録音待機ボタンを押します。これで録音待機状態になり、次の再生からは”再生しつつ録音を受け付ける”状態になります。

準備ができたら再生ボタンを押すと録音が始まります。後はリズムに合わせてパッドを押していけばドラムパターンを部品ごとに構築できます。キック→ハット→スネアと入れていくとわかりやすいと思います。

最初はクォンタイズ無しの方が生演奏っぽくなって良いのではないかと思いましたが、実際やってみるとかなりの音ゲー要素を要求されるので、リズムがガタガタになります。まずはクォンタイズを入れておいた方が良いように思います。

Launchpad MK2はベロシティを検出できませんが、現行のLaunchpad Proはベロシティの入力ができるので、よりキーボードっぽく使えると思います。