羽前成田駅

内陸方面に移動後、山形鉄道フラワー長井線という鉄道に乗りました。赤湯駅から荒砥駅までの約30kmを結んでいる路線です。元々はJRの路線だったそうですが、民間路線に転換された路線です。ちょうど今年で全線開通100周年になるということです。

JR奥羽本線から赤湯駅で乗り換えます。

沿線には花の名所が多いということで、車両にはそれぞれ名物の花のデザインがされています。

30kmに対して17駅ありますが、区間によっては非常に駅間の短いところもあり、例えば赤湯-南陽市役所間は1kmくらいなのであっという間に到着します。

羽前成田駅

今回ぜひ訪問してみたかったのが羽前成田駅です。

木造の渋い駅舎です。この駅舎は全線開通当時からの建物そのままだということで、築100年ということになります。

築100年にしてはしっかりしていて、状態がかなり良さそうに見えます。

駅舎の中も昔の雰囲気が残っています。中国のドラマの撮影で使われたこともあるのだそうです。

かなり古そうな手書きの運賃表が残っています。

”荷主不明荷物のお知らせ”という案内があるので、国鉄時代の鉄道小荷物の受け渡し窓口と思われます。

そんなわけで、歴史を感じられる駅と駅舎をゆっくり見られました。

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