月別アーカイブ: 2025年5月

AMD at COMPUTEX 2025

恒例のCOMPTEXが台北で開催されており、日本時間の本日AMDの基調講演があったようです。

RX 9060XT

今後の製品販売予定としてRX9000系のバリュー版となる9060XTが発売になるそうです。競合はRTX5060Tiを想定しており、1ドルあたりのゲーミングパフォーマンスは5060Ti比で平均15%程度上回るとのことです。

コンピュートユニット数は上位モデルに対してかなり削減されているようなのですが、349ドルからという価格設定ながら16GB版が設定されているので、この点かなりいい内容になっているように思えます。

FSR Redstone

超解像技術であるFSRも進化版のリリースが予定されており、コードネーム的にFSR Redstoneという名称で発表されました。従来の超解像化に加えて機械学習ベースの光源処理を含んでおり、間接的なライティングを予測してキャッシュしたり、パスとレーシングがうまくいかないピクセルを予測してフィルタリングすることでノイズを軽減したりできるそうです。

RX9000系に最適化されている技術ではありますが、FSRができることがまた一段と増えそうでこちらも楽しみな技術です。

我が家のRX7600は2年ほど前に買ったもので特段の不満はないのですが、割とあっという間にVRAM8GBが物足りない感じの情勢になってしまって少々残念に思っています。

水位の上がった山清路

先日自転車で生坂村の山清路方面に出かけました。犀川沿いの景勝地で、犀川に迫る断崖や巨岩と犀川の川面の眺めが美しい場所です。

つい最近まで犀川のダムがメンテナンス中で、犀川の水位が低かったので岩がゴロゴロしているような景観になっていました。

これは2024年10月の写真です。これはこれで趣があるようにも思います。

先日訪問したところダムが順調に水をためているためかかなり水位が上昇し、景勝地らしい雰囲気が復活していました。

上の写真よりは引いたアングルですが、同一方向の写真です。

ほとんど両岸の巨岩は水没してしまいました。この付近の犀川は断続的にダムが設置されていることもあり、一応川ではあるのですが流れがとても緩やかで湖のような見た目をしています。穏やかな川面は特に印象に残るのではないかと思います。これから季節を追うごとにどういう変化を見せるのか楽しみです。

富士ホーロー フィルトミニ オイルポット0.35L

ホーロー製のオイルポットを購入しました。

小さいサイズながらこし網もついています。

オイルポットは昔金属製の750ml入りのものを使っていましたが、サイズが一人用としては大きいことと、だんだん掃除してもベタベタがとれなくなってしまったので使うのをやめてしまいました。

今回表題の容量小さめの製品を見つけたのでオイルポットを再配備することにしました。メインで使っているのが鉄製の中華鍋なので、油ならしなどにオイルポットがあるとやはり便利です。今回は素材がホーローなので、お手入れのしやすさにも期待をしたいところです。

神戸の大イチョウ

前から気になっていた飯山市にある神戸の大イチョウを見に行きました。県道38号で木島平方面から野沢温泉方面に向かっていくと、道中大きな看板があるので名前だけは知っていました。

地名は”ごうど”と読むそうです。

看板に従って県道から脇の道に入ると、手作りの看板が所々にあるので迷わずにたどり着くことができます。

そしてこちらがその大イチョウです。樹齢は500年以上と伝わっている巨木です。一部の枝が折れて落下しており、2025年5月時点で近づくことはできません。古いイチョウに時折見られる気根が発達しており、安産祈願など信仰を集めているという側面もあるそうです。

一部枝が折れてしまっているのは心配ですが、樹勢は旺盛そうな感じに見えますし、見た目の迫力はかなりあるのでおすすめのスポットです。

イチョウの反対サイドは有名な菜の花公園なので、シーズンには遠巻きに菜の花畑を見るのもいいのではないかと思います。

長野電鉄旧松代駅の駅舎が2025年度中に解体予定

先日長野市周辺の路線バス再編のことを調べている時に長野市庁記者会見の記録を閲覧しましたが、バス路線の再編とは別に記者からの質問として長野電鉄の旧松代駅駅舎の解体に関する話題が出ていました。

令和7年5月13日定例記者会見

[長野市ホームページ]

旧松代駅は長野電鉄の屋代線の駅で、2012年に屋代線は廃線になったものの駅舎はそのまま休憩所のような形で利用されています。私も過去に数回訪問したことがあります。

線路などは撤去されていますが、プラットホームが残っているので駅らしい雰囲気は健在です。

先日の記者会見の記録によれば、「2021年に地元の住民自治協議会から解体の要望があり、2025年度中に解体になる予定」という話でした。一方で貴重な建造物として解体に反対している方もいて、そういった中で記者からの質問があったもののようです。

築100年以上が経過しているので、大きな地震があった時のことなどを考えると確かに解体もやむなしかという感じはします。ただそのまま解体してしまうのも惜しいので、それこそLiDARでスキャンして仮想的に保存する等、何かしら折衷案のようなものが考えられないかとも思います。

奥裾花渓谷 林道大川線土砂災害のため通行止め(2025年5月)

鬼無里にある奥裾花自然園に向かう唯一の道路である林道大川線で土砂災害があり、奥裾花自然園に到達できなくなってしまったようです。

【当面休園】奥裾花自然園に通ずる道路の崩落について

[鬼無里観光振興会]

これに伴って奥裾花自然園も当面休園ということです。ちょうど名物の水芭蕉が見頃の時期なので、このタイミングで集客できなくなるのは結構な痛手なのではないかと思います。

私も近いうちに奥裾花自然園の観光駐車場まで自転車で行ってみようかと思っていたところでしたが、当面見合わせという形になりそうです。

そもそもこの林道大川線は土砂災害が多く、何もなくても毎年7月初旬から9月末まで道路メンテナンスのために通行止めになっています。今回は本当にタイミングが悪い災害になってしまいました。

長野市周辺の廃止予定バス路線の対応

よく自転車で走行している長野市西部を運行している路線バスが廃止になる見込みということで最近話題になっていました。5月13日の長野市長定例記者会見にこの件に関する資料が掲載されていました。

令和7年5月13日定例記者会見

[長野市ホームページ]

対象になっていた6路線いずれも完全に公共交通として廃止されるわけではなく、3路線は乗り合いタクシーに、残り3路線は市営バスとしてのバス運行を継続することになったそうです。よく自転車で併走している路線についてそれぞれ以下の通りになっていました。

アルピコ交通73系統県道戸隠線

県道戸隠線は県道70号を使って長野市街から戸隠方面に山を登っていく路線です。県道70号は普通車でもなかなか走行が大変そうな狭あい路線ですが、現状は中型バスでの運行となっておりバスが好きな方には結構楽しい路線なのではないかと思います。

こちらは乗り合いタクシーとして整備されるそうです。

アルピコ交通74系統鬼無里線

国道406号で長野駅から鬼無里へ向かう路線です。こちらは市営バスに転換し、車両は中型バスからマイクロバスに切り替えになるということです。ルートには若干変更があり、西組バイパスの部分で路線バスは旧道を走行していますが、市営バス転換後はバイパスを通行することになり、旧道区間についてはオンデマンドで停車になるということです。

アルピコ交通27系統高府線

県道31号で小川村の高府に向かうルートです。こちらは市営バスに転換し、中型バスでの運行を見込んでいるということです。バスは小川村との共同運行になるということです。

アルピコ交通26系統新町大原橋線

国道19号で信州新町方面に向かうルートです。終点は信州新町を過ぎて大原橋というバス停となっています。途中に犀峡高校があるため、通学路線としては重要度が高そうな路線です。市営バスに転換し、中型バスでの運行になるということです。

アルピコ交通128系統篠ノ井新町線

今回資料を読んでいて初めて知ったのがこちらの路線です。ルートとしてはJR篠ノ井駅から県道70号で山を登り、頂上に広がる信更町というエリアを経由して信州新町方面に降りていくという路線です。

バス路線があるという認識がありませんでしたがそれもそのはずで、こちらの路線は現在平日のみ運行のダイヤになっています。しかも1日4往復と本数も少ないので、私が自転車で通っている時にはすれ違う機会がなかったようです。

こちらの路線は乗り合いタクシーに転換し、後に信更町エリアについてはAIデマンドタクシーにアップデートを行うということでした。AIデマンドタクシーは松本周辺でも運用されていたようでしたし、地方の公共交通においては採用例が増えてきているように感じます。

とりあえず事業者側で廃止したいとされていた路線いずれについても完全に廃止とはならず、代替交通になったのは喜ばしいことかと思います。県内では今後もこのような話題はいろいろ出てくると思われるので、何か情報がないかウォッチしておきたいところです。

Android16のデザイン情報

GoogleのイベントでAndroid16のデザインに関する情報が発表になっています。Android16ではMaterial Expressiveという新デザインが採用されるとのことです。

Android Show: I/O Edition における最新の発表のご紹介

[Google Japan Blog]

今回のデザインアップデートは数年ぶりの大型アップデートとして位置づけられており、OS全体のデザイン一貫性とカスタマイズ性が提供されるということです。

Youtubeにコンセプトを紹介する動画が投稿されていました。

全体的な形状は丸みを帯びた感じに、またUIの動作も弾力を感じるような独特のものになっています。Pixel端末から先行して展開されるということなので今からさっそく楽しみにしています。

二本木駅前の桜

先日えちごトキめき鉄道の二本木駅に出かけました。二本木駅は珍しいスイッチバック駅です。

駅前に様々な種類の桜が植わっており、訪問した時には八重桜(?)がちょうど見頃でした。

Q-S1のフィルター機能を試しに使ってみましたが、色味が昔の写真のようになってこれはこれでいい写真だと思いました。

二本木駅の周りを見てまわっていたら駐車場の柵に廃レールが使われていることに気がつきました。

最近廃レールとその刻印を読むのが楽しみなのですが、このレールはサビで刻印が潰れてしまい読み取れませんでした。100年近く前のレールでも読み取れるものもあるので、レールから柵などに加工した時に塗装したかどうかで差がついたのかなと思います。この柵はどうも無塗装のような感じがします。

シマトネリコの植え替え(2025)

シマトネリコのメインの鉢が少々元気がない感じがしたのでリフレッシュがてら植え替えをすることにしました。植木鉢の観葉植物は長期間栽培していると鉢の中でどんどん根が伸び、根詰まりと呼ばれる現象が発生します。

根の伸びる余地がなくなって株自体の元気がなくなってしまったり、鉢の保水力が下がってしまう場合もあります。保水力が下がることに着目して、水をあげた時にどのくらいの速度で下から水が出てくるかをチェックすると根詰まりに気がつきやすいです。シマトネリコの場合は葉が落ちることが多く、なおかつ水をやった時にすぐ下から水が出てくるようだと植え替えた方が良いという感触を持っています。

実際に鉢から出してみるとこんな感じで鉢の形に土が固まっています。こうなってしまうと良くないようです。鉢から出したら根を傷つけないようにざっと手でほぐして、土はホームセンターで買ってきた新しい土と混合してリフレッシュします。

最後に配置を決めて植え直せばできあがりです。より大きい鉢に移せば確実にコンディションが良くなりますが、今回はサイズを大きくしたくなかったので鉢をそのまま再利用しました。さっそく水をあげてみましたがしっとりした状態が長続きするので良さそうです。しばらく観察してみたいと思います。