月別アーカイブ: 2025年6月

カナモト食品 しそキムチ

珍しい地元産原料を使用したキムチを見つけました。

製造元は東御市にあるカナモト食品という会社で、この製品以外にもノーマル版であるこだわりキムチと辛い版である辛キムチを作っているそうです。この製品はしその風味がついているバージョンとなっています。

原料の白菜は蓼科山山麓の長者原にある自社農場で生産されたものを使用し、唐辛子は韓国から直輸入したものを使用というこだわりのレシピで製造しているということです。

しそキムチというものを食べたことがなかったのでどういう味なのか想像がつきませんでしたが、割と味は薄めでサクサク食べられる感じのキムチでした。

しそは細かく刻んだものがたくさん入っています。

しそに関しては細かく刻まれたものが結構たくさん入っており、結構しっかり目にしその風味が感じられるものでした。辛さは控えめでしその風味を主役に据えた印象を受けました。

なんとなく物珍しさでしそキムチを選択してしまいましたが、おいしかったのでノーマル版の方も気になります。また見かけたら購入してみたいと思います。

【国会図書館】上田歴史地図 : 上田市・小県郡 (長野県の歴史地図シリーズ1)

国会図書館で資料探しをしていたところローカルな古地図本を発見しました。

上田歴史地図 : 上田市・小県郡 (長野県の歴史地図シリーズ1)

[国立国会図書館デジタルコレクション]

タイトル通り上田市街地の歴史的な地図を集成したものです。江戸時代のものが全体の半分ほど、明治以降の近代のものがもう半分ほどという感じです。出版されたのは1983年ということです。出版元は松本市にあった郷土出版社という出版社で、2016年に廃業してしまっているということでした。

上田市街地周辺というテーマを絞って多数の地図が掲載されているため、地図をそれぞれ単独で見ても面白いですし、時代ごとの変化を見るのも面白いです。

収録されている地図の大半は地図というよりは案内図的な側面が強いもので、測量的な精度があるものではありません。逆にそのために地図ごとに異なる主題が読み取れるので、地図の発行目的や当時の時代背景などを考えながら見てみると面白いと思います。

タイトルから見るにシリーズものとして続刊を予定していたのかもしれませんが、Web上で調べる限りは1巻の上田市街地編しか刊行されなかったようなのが残念です。