月別アーカイブ: 2025年6月

谷口醸造 万里風味

時々紹介している長野のご当地食品シリーズです。今回は飯田市の谷口醸造で製造されている万里風味というザーサイをベースにした漬物商品です。

非常にいい品だと思うのですが製造元の谷口醸造は2025年の6月末で漬け物の製造をやめてしまうそうです。

ただ、このエントリを書いている6月24日時点ではまだ市場に流通している万里風味はあるようですし、商品自体はとても良いものなのでご紹介だけはしておこうと思った次第です。

味付けはいわゆる中華風の味付けになっていて、香辛料やごま油の香りを感じるものです。ザーサイ以外にもキュウリと貝ひもが一緒に入っていて、万里風味単体でおつまみとして成立するようになっています。

味付けが非常に絶妙で、そのまま食べてもよし、炒め物やおかゆに加えてもよしという便利な商品です。流通量限りで終売となってしまうと思われるので残念です。

山ノ内町にある民話を紹介する看板

国道403号の北志賀高原付近を走行していたところ、沿道に何か説明板のようなものがあることに気がついたので自転車を止めて見に行ってみました。

短いテキストですが怖い話です。

うり姫とあまのじゃくの男という話でした。山ノ内町固有の民話なのかと思って調べてみたところ、日本全国に分布している民話だそうです。バリエーションもいろいろあるようなのですが、東日本のものは暴力描写を含む傾向があるという話をネットで見ました。

看板の裏には木が植わっていますが、物語中に出てくるカヤノキではなく、松の木のようでした。周辺に特に何か関係のあるものもないのに、なぜ国道沿いにぽつんと民話の看板があるのかが少々気になるスポットでした。

長野県道520号と野沢温泉スキー場の例の標識

栄村から志賀高原方面を結んでいる県道520号奥志賀公園線を一部走ってみました。野沢温泉村の温泉街から県道の分岐点に至るまでのルートは走行実績がありますが、県道本線はまだ走ったことがありませんでした。

県道520号

この道路はほとんどの区間が標高1,000m以上の場所を通っており、冬季は道路上がスキー場になってしまうために冬季閉鎖期間が長いのが特徴です。年にもよりますが例年11月から6月頃まで通行止めになっています。年の半分前後は通行止めになっている道路です。

今回は野沢温泉村の温泉街から登っていきました。この経路だと県道に至るまでの坂は比較的勾配が厳しくないのでおすすめだと思います。もう一つ木島平村のカヤの平という場所を経由して登っていく方法もあります。

県道との合流点は眺めがいいのでおすすめです。

県道の合流点までは前述の通り割と苦しまずに登れたので、続けて県道520号を志賀高原方面に進んでいきました。

道路の雰囲気は全体的にこんな感じで、タイヤチェーンの痕があるのが特徴的です。

この先も同じような要領かと思っていましたが、途中の湯の峰リフトというリフト乗り場付近から急に平均勾配が厳しくなり、おおよそ平均8%以上という感じになりました。

尾根線上に近いところを通っている道路なので全体的に勾配は穏やかかと思っていましたが、予想外に厳しいプロフィールになっていました。

100mピッチで勾配の分布をグラフにしてみましたが、全体12.3kmのうち後半の3km弱がほぼ8%超という結果でした。

例の標識

志賀高原まで全線走行する予定ではなかったので、途中のスキー場が開けているところで引き返しました。特に道路上に目印はないのですが、地図を確認するとリフトの”やまびこ駅”という駅だそうです。ここには観光客がステッカーを貼っていってしまうことで有名になった道路標識があります。

今は雪がないので標識には全く手が届きませんが、冬季は積雪があるので地上から標識の頭だけがでている状態になっているそうです。そのため、観光客が記念にステッカーを貼っていってしまう事態が起きていたそうです。

スキー場も冬場の営業を終了し、標識のステッカーも貼がされていましたが、結構傷が付いていて痛々しい様子でした。

まとめ

栄村から志賀高原に一本道で直通するというルート自体は大変興味深いですが、想像よりも厳しいルートだったので走行する場合は要対策という印象を受けました。

それほど交通量の多い道路ではなく、規格も全体的にはよくないので土砂崩れ等の災害が発生しているときに事前に察知できるかどうかというのも課題です。ルートに組み込む場合はいざというときのことも見越した十分な準備が必要と感じました。

PCの内部配線整理

水冷PCを運用していると困るのがポンプに由来する振動の対処です。ポンプそのものの騒音はそこまで問題にならないことが多いですが、ポンプからの振動がしっかり固定されていない部品に伝わると、その部品からビビり音のような音が発生することがあります。

最近まさにそのような音が発生していて気になったので、固定の甘い部品がないか内部のチェックを行いました。

PCを動作させた状態で気になるポイントを手で押さえて確認してみたところ、フロントパネル裏についているラジエーターファンのケーブルが浮いているのが原因と分かりました。

ケースからちょっと浮いた感じになっているので、サイドパネルを閉めるとサイドパネルに接触しているようでした。
浮いているところをできるだけケースに沿わせるように固定したいところです。

固定方法を検討しましたがなかなかいい方法が思いつかず、手持ちの資材を見ていたらファンケーブルの延長ケーブルが数本あることに気がつきました。特にケーブルの長さが足りないわけではないのですが、ケーブルを延長すると右側のケーブル群とまとめて固定できそうでした。

そんなわけでケーブルを延長してすべてひとまとめにすることができました。これであればサイドパネル側にケーブルが浮くこともないので安心できます。

長野県道503号

斑尾高原にアクセスする県道97号と国道292号を結んでいる県道503号を走ってみました。

この路線は斑尾山を登る2つの路線を結んでいるのが特徴です。この路線がないと斑尾高原から国道292号にアクセスする場合は1回飯山市街に降りて再度登り直しになるので大変そうです。この県道を利用すると斑尾高原から少し下ったところで国道292号方面に分岐することができます。

上越方面への近道となります。

斑尾高原側から国道292号方面に向かう場合は基本的に下り基調になります。ただ道路自体はそれほど規格がいいわけではないので走行には少々注意が必要です。

沿線には人家もあり、のどかな風景が広がります。
必ずしも2車線が確保されているわけではなく、写真のように急な区間もあります。
2kmあるかないかくらいの短い路線を走ると国道292号に合流します。

斑尾高原周辺の道路は北側に向かうと野尻湖方面に出るので、上越方面に出たい場合には少々遠回りになります。そうなると国道292号に出たくなるのですが、その際に便利なのがこちらの道路という形になっています。逆に上越方面から斑尾高原に向かう場合も便利ではないかと思います。

珍しく標識の支柱が木製でした。

矢印キーのショートカットをVim風に設定する

自作キーボードは自由にキーマップを書き込めるのでカスタマイズ性が大きな魅力です。できるだけ大きく手を動かさずにタイピングをしたいので、ホームポジションから遠い矢印キーを修飾キーとの組み合わせでキーボード中央付近に配置するようにしています。

7sPlusを組み立ててからこれまではスペースキーとJ・N・M・<の各キーの組み合わせで矢印キーの入力をしていました。これだと通常の矢印キー同様に凸型の配置になるのでわかりやすいと思ったためです。

しかししばらく運用してみるとN・M・<の3つのキーは最下段にあるので指を多少畳んで打鍵する必要があり、少々打ちにくく感じました。そこでエディタのVim同様にH・J・K・Lの4つのキーを使って見ることにしました。それぞれ←・↓・↑・→に対応します。これならホームポジションの配置で各キーが押せるので押しやすいのではないかと思います。

オレンジで囲ったキーを押しながらHJKLの各キーを押すと矢印キーの機能になります。

自分自身がVimの操作に慣れているわけではないので少々心配にはなりますが、ものは試しでやってみたいと思います。

ランニングによる暑熱順化

早くも真夏のような暑さになってきたので、夏場のサイクリングを見越して暑熱順化を始めています。気温が高いので屋内でローラー台を使っても効果がありそうに感じましたが、ローラー台ばかりだと少々退屈なのでランニングを部分的に取り入れています。

昨年Vivosmart4を引退させ、より本格的なスポーツウォッチのVenu3に置き換えました。Venu3は本体単独でGPS測位ができるのでランニングの記録がとても簡単です。今までは必ずスマートフォンをセットで持ち出す必要があり、しかも走り出す前にリンク操作をする必要もあったのでそれが少々面倒でした。

現在はボタン1つでアクティビティをスタートできるのでとても楽です。手間の軽減としてはあまりたいしたことではないように思いますが、これだけでもランニングを始めるまでの心理的ハードルが下がるので価値があると思います。

ランニングについては全く門外漢なので全然走れないのですが、その分コツコツ走っていると能力の向上が大きいのでこれはこれで面白いものだと思います。

豚肉なし豚汁

豚肉がない時点で豚汁ではない気がしますが、豚こま肉を買い忘れたので仕方なく豚肉抜きで豚汁を作りました。

練り物やソーセージでもあればそれで代用するところですがそれらもなく、余っていた乾燥椎茸を入れてできるだけいろいろな素材から味が出るように工夫してみました。

100%植物性なのでコクという点ではもう1つ足りない感もありますが、豚汁だと思わなければこれはこれで汁物として成立していると思います。どうしてもコクを出したい場合は乾燥油揚げや油麩などを少し入れると油の効果で豪華な味に感じられるので、それでも良いと思います。

くびき野レールパーク

先日上越方面に出かけた際に表題の施設を見に行ってきました。くびき野レールパークは1971年に廃止された頸城鉄道の車両を保存している施設だそうです。

くびき野レールパーク公式Webサイト

頸城鉄道は軌間762mmのいわゆる軽便鉄道で、蒸気機関車の他ディーゼル車なども運行されていたということです。施設ではこれらの動力車の他に客車や荷物車も保存されているということです。

こんな感じで車庫とそこから延びる線路が敷設されていて、年に数回の公開時には実際に車両の運行があるそうです。

こちらが車庫です。公開日以外には一般公開されていませんが、窓から中に保存されている車両をちらっとだけ見ることができます。何度か改修しているそうですが1914年築で、国の登録有形文化財に指定されているということです。

車庫に隣接しているこちらの建物は軽便鉄道資料館です。元々は頸城鉄道本社社屋で1942年築、こちらも国の登録有形文化財です。1940年代の建物ながら洋風のデザインになっています。

一般公開日ではない日に訪問しましたが、雰囲気だけでも結構楽しめる場所でした。廃線跡は道路になっているようなので、頸城鉄道の沿線をたどってみるのも面白そうです。

柄山バス停と熊野神社(飯山市)

飯山線の桑名川駅の近くに表題のバス停と神社があります。柄山バス停は飯山駅とこの柄山バス停を結んでいる長電バス12系統温井線の終点に当たります。行政的には飯山市内で、飯山市の一番北のエリアに当たります。

柄山バス停

いかにも終点といった趣のある場所で、自転車で良く通ります。この十字路を右に曲がるとちょっと長い坂を下って桑名川駅に出るので、そこから栄村方面に向かったり、戸狩野沢温泉方面に向かったりできます。

桑名川駅からは道なりで3kmほど離れています。高低差が200m位あるので徒歩連絡は結構大変だと思います。

バスは定常的に運行しているのは上り1本、下り2本のようです。1時間弱で飯山駅に到着するようです。

熊野神社

柄山バス停の近くに非常に目立つ巨木があり、巨木の下に熊野神社があります。

春夏秋、いつ来てもきれいなのでこちらも気に入っている場所です。