月別アーカイブ: 2025年7月

リムブレーキ用ホイールが市場に出回っていない問題

今年初めの定期点検で自転車屋さんから「リムが摩耗しているのでそろそろホイールを組み直すか交換が必要」という話を聞いていました。その時はどうするか決めないといけないな、と思った程度でしたが、最近そのことを思い出してネットのECショップなどを調べてみました。

するとリムブレーキ用のホイールがもうあまり販売されていないことに気がつきました。

ロードバイクのホイールは現在ディスクブレーキという車輪の回転軸に取り付けた円盤を挟んで制動力を得るものが主体になっています。自動車・オートバイや電車の台車などでも使われている方式です。

一方で私の自転車はリムブレーキという車輪の外周部分を挟んで制動力を得る方式です。一般的な自転車の前輪でよく使われている方式です。

リムブレーキです。よく見る車輪そのものを左右から挟む方式です。

双方には互換性がないので、車体がリムブレーキ用の車体の場合はホイールもリムブレーキ用のものを選択する必要があります。

取れる選択肢

  1. リムブレーキ用の完組ホイールをなんとか探してきて交換する
  2. ホイール用の部品をバラバラに新規調達し、自転車店で組み立ててもらう
  3. 既存ホイールの回転体部品を流用し、自転車店で組み直してもらう

一般的にロードバイクのホイールはすでに組み上がっているものを購入することが多くなっています。こういうタイプは完組といいます。私の自転車は自転車店で製作してもらったもので、こちらは手組と言われています。

簡単なのは選択肢1の既製品の新品で交換することですが、パッと見た感じ全然リムブレーキ用のホイールがないので、難しいかもしれません。自転車屋さんから問屋さんに当たってもらえば発見できるかもという期待は持てます。

選択肢2は実現可能性としては問題なさそうですが、部品選定が少々難しそうに感じます。全体的に割高になりそうな予感もあります。

手組の場合分解して組み直しができるので、選択肢3は手組ならではの解決策です。一番安上がりにリニューアルできそうですが、流用される回転体部分は10年使用しているので大丈夫なのかという不安はあります。

しっかりしたものに入れ替えたい

今後リムブレーキが再度見直されるようなことがあるかが不透明なので、ここで導入するホイールは耐用年数を重視してしっかりしたものにしておきたいところです。

それにしても今のロードロジックに乗り始めたのが2021年のことでまだまだつい最近と思っていましたが、規格の主流が移り変わったせいで気がついたら旧車を大事に乗っているような情勢になってしまい少々困っています。

洗濯機用毛布洗いネット

我が家の洗濯機、東芝AW-7D7は毛布洗いに対応している機種です。夏のうちに1回毛布を洗濯したくなったので洗濯方法を調べてみました。すると、純正の毛布洗いネットが販売されていることが分かりました。

洗濯機を買ったのは8年くらい前の話で、純正のアクセサリが注文できるかどうかは微妙に思いましたが、毛布洗いネットの型番(TMN-47A)で検索してみたところ、ヨドバシカメラの通販で在庫品として注文することができました。お値段は\4,950と純正品ゆえかちょっと高めです。

ネット本体はこんな感じの円筒形のネットになっています。円筒のフタ部分にファスナーがついていてガバッと開くようになっています。

洗濯方法は説明書によれば毛布を畳んだ上でぐるぐる巻きにし、円筒状のネットに収納します。その後、円筒と洗濯機のドラムの形を合わせるような形で洗濯機に投入し、毛布モードで洗濯します。毛布モードを使うとドラム内の水位が高めになり、また外から観察する限り回転も慎重に行われているように感じました。

一番心配だったのはやはり回転数が必要な脱水のパートでしたがそちらも特に問題なく終え、毛布を丸洗いすることができました。少々値段はしましたがさすがは純正品で、安定感のある製品に感じました。

別にこのネットで毛布以外を洗っても問題はないようなので、単に大きめの洗濯ネットとしても使ってみようかと思っています。

AndroidタブレットからHDMI出力をすると突然音が出なくなる問題

先頃からAndroidタブレットを場面によってはPC代わりに使用しています。基本的にUSB-CコネクタにUSBドックをつないでHDMI出力を作り、PC用のディスプレイにミラーリングして使用しています。

1つ困っているのが音声出力先が勝手に変わってしまうことです。外部ディスプレイとHDMI接続をした場合、音声の出力先をAndroidデバイス本体または外部ディスプレイから選択することができます。

私の環境ではタブレットの方がスピーカーの性能がいいので本体出力にしています。ところがこれが前触れなく音声が出なくなってしまうことがあります。

対処法

音声が出なくなってしまった場合、音声の出力先を1回外部出力にして再度タブレットに戻すと音が出るようになります。

一応これで確実に直るのですが、不意に音が出なくなるので毎回これをやるのは少々面倒に感じています。HDMI出力周りが怪しいと思っているのでそのうち見直してみたいと思います。

中華風春雨炒め

乾燥春雨が乾物置き場に余っていたので冷蔵庫の余り野菜と組み合わせて中華風の炒め物にしてみました。

中華風と言ってもそこまで本格的なものではなく、味は砂糖としょうゆベースになっています。豆板醤とごま油を少量加えて中華風の味付けにしています。

春雨炒めを作る際は最初に野菜炒めを水気が多い状態で作り、最後に戻した春雨で味を吸収すると全体的に味染みが良くなります。オススメの調理法です。

JR東日本のえきねっとQチケサービスが東京都区内にも拡大

JR東日本が展開しているQR乗車券サービスのえきねっとQチケがエリアを拡大し、2025年の10月からは郡山以南の東北新幹線沿線と東京都区内でも利用できるようになるそうです。

「えきねっとQチケ」サービスエリア拡大 東北エリアから首都圏へのご利用が便利になります![PDF/948KB]

[JR東日本Webサイト]

えきねっとQチケは昨年福島県に出かけたときに利用しましたが利用体験はなかなかいいものでした。QRコード読み取りということで反応速度面がNFCと比べてどうかなと思っていたのですが、特に違和感なく利用できました。チケットの購入もえきねっとチケットレスアプリでSuica特急券と同じような要領で可能なので便利に感じました。

JR東日本としては自社エリア全域にえきねっとQチケを展開することを計画しているそうで、今回のプレスリリースによれば2026年度下期には上信越エリアにも拡大、2026年度末をもって自社エリア全域で利用可能になる見込みということです。

今年の3月にSuica対応した長野駅の自動改札機もQRコードが読み取れる準備はされている様子だったので、長野県内でもQR乗車券が使えるようになるのが楽しみです。

AndroidタブレットをPC風に使う(PC風利用と相性の悪いアプリ)

Androidタブレットにキーボードとマウスを繋いでPC風に使う場合、組み合わせ的にどうしても操作が難しいアプリがあることが分かってきました。どうもピンチインやピンチアウトの多いアプリはマウスやキーボードで操作しにくいので相性が良くないようです。

アプリによるのかもしれませんが、マウスホイールやCtrlキーを押しながらのマウスホイール操作でピンチインとピンチアウトを代替できないとかなり操作性が悪くなってしまいます。

よく使うアプリの中ではGoogleマップがこれに該当します。地図の拡大縮小にピンチインやピンチアウトの操作を非常によく使いますが、マウスとキーボードでは操作が難しいようです。

Web版だと右下に拡大縮小のボタンがあるのですが、アプリ版にはないのでタッチ操作が前提になります。

スクロールも矢印キーでできないので、アプリ版のGoogleマップはタブレット本体を直接触って操作する方が断然におすすめです。

もっとも、Googleマップに関して言えばWeb版をブラウザで開くことができますし、Web版を開いたときにアプリにリダイレクトされることもないのでWeb版を使うのが良いと思います。マウスホイールやキーボードはPC同様に機能するのでストレスなく使えます。

ほかにも降雨状況を見られるアプリなども似たような感じでした。こういった地図情報や地図情報に何かの情報を付加して表示する系のアプリは相性が良くない傾向がありそうです。

AndroidタブレットをPC風に使う(デスクトップモード編)

Lenovo Yoga Tab PlusはAndoridがデスクトップモードに対応しており、有効にすることでよりPCっぽい使い勝手を実現しています。

このデスクトップモード自体は結構前のバージョンのAndroidから搭載されていたもののようなのですが、対応するハードウェアがそれほど多くないためか隠れた機能のような立ち位置だったようです。

デスクトップモードを有効にすると画面下にタスクバーのようなものが表示され、一通りの機能がタスクバーに格納されます。

Androidらしいところは左下隅にアプリドロワーと”戻る・アプリを閉じる・アプリ一覧を表示する”のコントロールボタンが表示される点です。

PC的な使用感

このモードをオンにすると一番変化があるのはアプリの表示サイズです。Androidアプリは起動するとフルスクリーン表示されるのが原則ですが、デスクトップモード中はWindowsアプリのように自由なサイズでの起動が可能になります。

アプリのウィンドウ同士を重ねて表示することもできます。

また、Windowsと同様にアプリのウィンドウの右上に”最小化・最大化・閉じる”の3つのボタンが表示されるのでこの点もPC風になります。

イマイチなところ

全体的にはよくできているモードだと思うのですが、少々イマイチに感じる点もあります。1つはAndoridアプリによってはデスクトップモードの表示に対応できていないことです。

例えば、Yahoo!乗り換え案内をデスクトップモードで開いて最大化すると中央に縦長に表示されるだけで、左右に大きなデッドスペースができてしまいます。

デスクトップモードの場合はWeb版のような表示になると良いと思うのですが、対応されていないようです。Androidアプリ全般に言えることなのかもしれませんが、タブレット利用時に画面サイズを活かせないものが多いように思います。

もう1つは右上のウィンドウのコントロールとアプリのUIが重なってしまうアプリがあることです。手持ちのアプリだとVivaldiが該当するのですが、新規タブを開くボタンが右上にあるため、押そうとすると器用に最小化ボタンや閉じるボタンを避けつつ押す必要があります。

こういったことで難儀するアプリもあります。

Android16に期待

現状便利な面もあるが惜しい部分も多いと感じるデスクトップモードですが、Android16の新要素としてよりブラッシュアップされたものが投入される見込みというニュースが伝わっています。直ちにLenovo Yoga Tab Plusに適用されるかは分かりませんが、今感じているような課題を解決してくれることを期待したいです。

ゴーヤーチャンプルー

今やすっかり定番の夏野菜としてゴーヤーが入手しやすくなっているので、定番のゴーヤーチャンプルーにしてみました。

沖縄系の○○チャンプルーという料理はどれもおいしいのでよく作っていますが、少々難儀するのが豆腐の種類です。現地では堅い島豆腐を使って作るところ、本州では島豆腐の入手はなかなか難しい状況です。

とりあえず木綿豆腐を電子レンジで加熱して水分をできるだけ飛ばすことで代用島豆腐のような感じにしていますが、沖縄料理店などで出てくる本格的なものとはやはりちょっと違ったものになっている感覚があります。

井上の枕状溶岩

須坂市の井上という場所に珍しい枕状溶岩を陸上で観察できる場所があります。

井上という地名はここに住んでいた豪族井上氏に由来するものだそうです。溶岩が観察できる場所もその名も井上山という山の麓にあります。

幹線道路に近いのでアクセスは簡単です。
井上山の頂上には井上城趾という城郭もあったそうです。

枕状溶岩というのは海底火山が噴火した際に溶岩が地中から直接海水内に突出し、海水で急冷された結果として文字通り枕のような形状で固まったもののことをいいます。

こういった感じのものです。草が茂っているので少々分かりにくいですが、俵状の石が積み重なっているように見えます。溶岩が出てきたそばから固まっていくので、ある程度の規則性のある形状になっていることが多いようです。

今でこそこの付近は標高350mほどありますが、2千万年前は海中だったということです。スケールの大きな地球の変動を実感できる貴重なスポットです。

夏の大望峠

少々久しぶりに戸隠と鬼無里をへだてている長野県道36号の大望峠を訪問しました。気に入っている場所なのですが、県道36号の鬼無里側で工事が行われていることが多いために最近足が遠のいていました。2025年7月時点でも要所で工事はしていますが、大型車両通行止めなどの規制なので自転車で走行する分には問題ありません。

峠の頂上です。展望台は本線からちょっと道を入った先にあります。公衆トイレとダイドーの自販機が健在なのがありがたいです。

こちらが展望台です。いつも賑わっていますが訪問したときは時間がちょっと早めだったこともあり私だけでした。

こちらが正面の鬼無里方面です。夏なので少々空気がもやっとしています。とはいえ夏特有の緑の鮮やかさはなかなかのものです。

対照的なのがこちらの戸隠山方面です。戸隠山方面は結構な高確率で雲がかかっており、山容が見られることがそんなに多くない印象です。

久々に走ってみた感じとしては、戸隠宝光社から大望峠間の路面が相当荒れていて以前より走行するのが大変に感じました。徐々に改良や舗装の修繕も行われている様子ではありますが、場所によっては未舗装路に戻りつつあるような場所もあって心配です。

このルートはJapan Alps Cycling Routeに含まれているルートでもあるので、もう少し自転車でも走行しやすい路面状況になると良いと思います。