投稿者「heboDJ」のアーカイブ

自転車のリムを手動工具で切断する

古くなった自転車のリム(アルミ製)を廃棄することにしました。そのままだと輪っか状でサイズの都合上廃棄できないので、4分割にしました。

切断するのに工具が必要になりますが、電動工具のような強力なものは持ち合わせていません。そこで今回はホームセンターで以前購入したパイプカッターを使用して切断しました。

自転車のリムの断面は真円ではないので、通常のパイプ切断のようにパイプカッターをかけた状態でパイプカッターを回転させることはできません。しかし、リムの面に対してパイプカッターを小刻みに往復させることでも切断ができました。

というわけで一気に全周を切断しようとせずに、下の断面図画像の赤の辺と青の辺を別のセクションとして考え、左右それぞれで4つの辺に分けて切っていくとやりやすいと思います。

パイプカッターが通らないところもあるので、そこは補助的にノコギリを使用するか、またはリム自体をひねるなどして金属疲労で切り離してしまいます。

上の写真で言うと赤の辺部分を切断した様子です。

アルミ材なので最初から金属も切断できるノコギリで切る方法もあるとは思いますが、結構な騒音が発生するのと切りくずの処理が大変です。パイプカッターを使うと多少の破片は出るものの、音の問題はかなり軽減できるのではないかと思います。

Ryzen 5800Xで発生するCache Hierarchy Errorの対処

以前からゲーム中などにPCが突然再起動し、再起動後にVGAのドライバが正しく読み込まれず、”The Version of AMD Radeon Software…”というエラーが発生する現象が起きていました。

VGAのドライバが読めなくなるので再起動の原因も恐らくVGA周りだろうと思って原因究明についてはそこまでしっかりと行っていなかったのですが、先日Windowsのイベントログを眺めていたところ、このエラーが起きたときに”イベントID:18 WHEA-LOGGER エラーの種類:Cache Hierarchy Error”というエラーが記録されていることに気がつきました。

Cache Hierarchy Errorについて

イベントログの種類だけでは何のエラーなのかよく分からなかったので調べてみました。エラーの名前自体を直訳すると”キャッシュ階層エラー”になるので、恐らくCPUのキャッシュ階層(レジスタ→L1→L2→L3…)に関するエラーなのだろうなと言うところは推測できました。

その上でネット上を検索してみたのですが、なんとなく以下の傾向がつかめました。

  • 5000系Ryzenの報告例が多い(特に5950X)
  • CPUの電圧変動に起因するものという指摘が多い

対処法

仮説として多く指摘されており、自分としても納得できたのは以下の説です。

【仮説】

5000系RyzenはPBOにより自動オーバークロックする。オーバークロック時にCPUのクロック上昇が先行し、電圧が瞬間的に不足するタイミングがある。これを防ぐためにマザーボードは電圧を補正して供給する機能を備えているが、その機能の効き目が弱かった場合にCPUが電圧不足になりクラッシュする。

【対処法】

上記の仮説に従えば、以下の3種類の対処法が考えられます。

  • マザーボードのLLC(Load Line Calibration)設定を変更し、クロック変動時の電圧補正を強めにする
  • CPUの自動オーバークロックを停止し、クロック固定で使う
  • そもそもこのエラーが起きるCPUは初期不良の疑いがあるので交換する

自分の環境での対処

今回私は一番簡単に実行できるLLC設定の変更を行ってみました。私の使っているASUS ROG Strix X570-Fの場合、LLCの設定はUEFIを開いて AI Tweaker→DIGI+VRM→CPU Load-line Calibrarion で行います。結構深いところに設定があります。

デフォルトでここはAutoになっていますが、手動でLevel1-Level5に設定できます。Levelが低いほど補正が強くなるため、動作安定性という点では高くした方が良さそうに思いますが、同時に高負荷時の消費電力も大きくなるために一概に高くした方がいいというものでもないようです。

Autoの場合内部的にどのような設定になっているのかが分かりませんが、基本的にはレベルの高い方から始めて、動作が不安定なようなら徐々にレベルを1に近づけていくのが良いようです。今回私はいったんレベル4に設定してみて様子を見ています。

その他気になること

Redditなどを見ているとRMA(返品保証)一択という意見を述べている方も結構たくさんいらっしゃいました。確かにネット上の情報だけを見ると5950Xと5800Xの報告例が多いので、特定の製品や特定のロットに何らかの不良が集中していてもおかしくないような感じはあります。

今回原因の推定を行っていて思いましたが、昨今のCPUはいろいろなことがお任せ設定でできるようになった反面、このようにトラブルが起きる要因が増えている感もあります。基本的に自動でできるようになったのはラクで良いことだと思うのですが、内部的には複雑さが増しているというのは認識しておいた方が良いことだとは思います。

タルタルーガの後輪ブレーキの効きが悪い問題

最近タルタルーガの後輪ブレーキの効きが今ひとつだったので気になっていました。掃除がてら車輪を外して点検してみると、ブレーキのアーチがしっかりとフレームに固定されていませんでした。

走行する過程で徐々に緩んでしまったか、または輪行の時に横方向の力が加わってネジが緩んでしまったのではないかと思います。

5mmの六角レンチで増し締めして解決となりました。車体の微妙な異常に注意を払っておくこと、また自分でできる範囲の点検やメンテナンスをしておくのは大切だなと思いました。

冷蔵庫復活(三菱電機 MR-P17K)

というわけで無事に新しい冷蔵庫が到着し、我が家に冷蔵庫が復活しました。今回は三菱電機製のMR-P17Kという形式のものにしました。

冷蔵庫の容量について

今回は割と緊急での調達になったのでそこまで熟考している時間がありませんでしたが、1人用としては168Lという破格の容量を持っているのでそこが決め手になりました。

故障してしまったJR-NF148Aは型番通り148Lだったので、容量はかなり余裕ができました。三菱電機の製品紹介ページにも、”一人暮らしの自炊をラクにする”というコピーがうたわれていて、1人用ながら容量は多めに確保したいという私のようなユーザーにはとてもありがたい製品です。

ちょっと前は家電メーカー各社とも単身用=140L弱という物が中心でなかなかこれという製品がありませんでした。JR-NF148Aも当時としては他社製品に対して10L程度容量が多い製品でした。

しかし最近は今回購入したような製品のように単身用ながら容量多めの物も出てきているほか、単身用の冷蔵庫の標準的な容量も148Lくらいが中心になってきています。

MR-P17Kのインプレッション

本体はシンプルかつクリーンな印象で、正面から見たときにはメーカーロゴも目に入らないというデザインになっています。ちなみにメーカーロゴは天板の右端に浮き彫りのような形で目立たなく入っています。

冷蔵室は4段構成で、棚板は強化ガラス製です。樹脂製の棚板は割れることがあるのでこれは頼もしく感じます。アクセサリーのような形で卵用のポケットと調味料などのチューブ立てが付属します。これは庫内の好きな位置に取り付けられます。

ちょっとしたものですが付属していると便利です。

扉の裏にあるボトル用のスペースは2Lペットボトル3本分が確保されています。また、扉の側面に切り欠きが設けられており、扉を少し開けるだけでボトルを取り出すことができるようになっています。これはなかなか工夫されている機構だと思います。

このようにドアを少し開けるだけでボトルが横から取り出せるようになっています。

冷凍庫は引き出し式で、下部の深いポケットと上部のトレイ部分の2段構成です。冷凍庫のみで46Lあるので、最近多いワンプレート物の冷凍食品などの収納も問題なさそうです。

一番感心したのは天板部分の設計です。この製品は天板がひさしのように冷蔵庫のドアの上に張り出す独特の設計をしています。これにより冷蔵庫の上に物やほかの調理家電を置きやすくなっているほか、冷蔵庫のドアパッキンが汚れるのを防いでいます。天板は100℃耐熱なので、ポットや炊飯器であればおいても問題ないものと思います。

ドアに対して天板が被さるような構造になっています。
手前側15cm分くらいははオーバーハングしているので、耐荷重が10kgまでとなっています。

自炊派に頼もしい製品

私のように1人で暮らしていて自炊をしていると、往々にして食べきらない料理を冷蔵や冷凍に回すことになります。こういった時にファミリー用の容量は不要、または設置場所がないが、単身用の140L台では少々心細いという方も多いのではないかと思います。

この製品はワンルームの部屋の冷蔵庫置き場にも収まりますし、容量は単身用としては十分にあると思います。容量が多いが多すぎるわけではないというちょうどいいところに設定された製品だと思います。

AMD Software Adrenalin Edition 25.8.1がリリース

先日のRX9060のリリースを受けてWQHL付きのドライバが新たにリリースされました。

AMD Software: Adrenalin Edition 25.8.1 Release Notes

[amd.com]

RX9060が新たなサポート対象製品として挙げられています。

今回は新製品のサポート以外にもゲームタイトルの追加も多くなっています。新規サポートタイトルの中ではValorantのUE5版や、Battlefield6のベータ版などが目を引きます。

また、FSR4の対応タイトルも引き続き拡充が進んでおり、今回のバージョンではCyberpunk2077が追加されています。最近発売されたゲームの中では重量級として有名で、何かとパーツの性能試験記事でも登場する同タイトルなので、FSR4に対応したのは大きいニュースではないかと思います。

冷蔵庫の中身整理

冷蔵庫が故障に気がついてから2日ほど経過しましたが、室温よりは多少涼しい程度の温度になっていた冷蔵庫の中身はすぐに傷み始めてしまったので処分することにしました。

実際に処分を開始すると残るのはぬか床や塩分の強い調味料、後は梅干しなどの塩分濃度の高い漬物類くらいになりました。作りだめてあった料理なども全て処分することになってしまったので残念ですが、こればかりは仕方ありません。冷蔵庫整理の機会くらいに思っておこうと思います。

少々困っているのが3食の食事で、普段食事は自炊して余ったものは冷蔵or冷凍という暮らしを長年続けているため、冷蔵庫がないと何を食べればいいのかよく分からなくなることに気がつきました。少々困っているので早く元の生活に戻りたいものです。

冷蔵庫が故障した模様

昨日の晩から調子がおかしかったのですが、どうも冷蔵庫が故障してしまったようです。

症状

最初は冷蔵庫の音がいつもより静かだなと思っていました。その時はあまり気にせずに放っておいたのですが、翌朝冷蔵庫に入れておいた麦茶を飲んだときに、思ったよりも温度が高いように感じました。庫内もぬるい感じがしましたが、冷蔵庫の動作音自体はしていたのでそのまま外出しました。

その後帰宅してみたところ、明らかに冷蔵庫内の温度が冷えているとは言いがたい状況でした。自分で作った料理は軒並み傷んでいました。一部の漬物や塩分の強い調味料だけが無事そうでした。

冷凍庫の方はと言うと、冷蔵庫よりは多少冷えているのですが製氷などは不可能な状況でした。

対応

動いてはいるのでどうするか迷いましたが、今の冷蔵庫は2017年から使っているようなので買い換えることにしました。もう1-2年使えたら良かったのですが、少々残念です。

しかし冷蔵庫が故障するのは初めてのことですが、家電の中でこれほど故障して困るものもそうそうないと思います。当たり前に存在していた冷蔵庫のありがたみを感じています。

Radeon RX9060が発表される

特に何ヶ月か前から予告などがされていたわけではないと思いますが、XTのつかないRX9060の製品情報が公開になっているということです。

無印の「Radeon RX 9060」がひっそりと登場

[PC Watch]

予想価格等は出ていないようなのですが、9060XTに対して当然ながらCU数などが減っているのでエントリークラスのVGAという位置づけになる製品と思われます。

昨今話題になるVRAMの搭載量もエントリークラスだけに8GBとなっています。このあたりを割り切って運用できるユーザー向けという製品なのかもしれません。実際我が家のPCもVRAMは8GBですが、最新のタイトルを遊んでいるわけでもないので正直それほど不足を感じたことはありません。

スペックは全体的に控えめな一方で、RX9000シリーズらしくFSR4にはちゃんと対応しており、またインターフェイス類も最新の規格に対応しているので、規格面で言えば2025年のスペックになっているとも言えます。

コストや発熱の少なさを優先したいという方にはいい選択肢になる可能性がありそうに思います。

タブレットでWordPressの記事にリンクを挿入しにくい問題

タブレットでゲーム以外の用事を極力こなせないか検証を進めていますが、意外なところに難しい操作がありました。WordPressのブロックエディタでリンクを挿入する操作です。

リンクを張りたい文章を選択してUIのリンクボタンを押し、リンク先のURLを入れるだけなのですが、タブレットでこの操作をすると、テキスト選択をした時のAndroidのUIとWordPressのUIが重なってしまい操作できなくなる場合があることに気がつきました。

こんな感じで、WordPressのUIがAndroidのUIに隠れてしまいます。

スマートフォンで編集するときにあまり不便を感じた記憶がないので検証してみましたが、確かにスマートフォン版ではUIが重なる現象は起きませんでした。条件は双方ともAndroidかつChromeでそろえているので、恐らくスクリーンサイズごとの挙動の違いが原因だと思います。

スマートフォン版なら全く問題ありません。

解決策

検証しているうちに、タブレットの場合でもテキストの範囲選択の方法によって挙動に差があることが分かりました。タッチ操作でテキストを長押しすると上の画像のようにUIが重なりますが、キーボードでShift+→キーによって範囲指定をするとそもそもタッチ用のUIが出ないので問題になりませんでした。

また、範囲指定をタッチ操作で行った場合でも、その後にキーボード操作でCtrl+Kを押すとWordPressのショートカットキーでリンクを挿入できることも分かりました。物理キーボードありきの話なのでちょっとどうかとは思いますが、一応自分の環境では回避策があることが確認できました。

飯綱湖

暑いのでもっぱら自転車で出かける先が戸隠や飯綱高原になっています。県道404号でバードライン方面に上っていく途中に飯綱湖という湖があります。

パッと見は自然湖のような雰囲気もありますが人工のため池なのだそうで、元々は上一ノ倉池という名前だったそうです。いつ頃からあるかは定かでないですが、軽く調べてみた感じでは戦前から存在するようでした。

ため池ながらヘラブナ釣りができることで有名なのだそうで、北側の湖岸には釣り師が腰掛けるへら台が多数設置されていました。ここは標高が1,000m以上あるので、真夏であっても比較的快適に釣りができるのではないかと思います。

飯綱高原の道路補修

2-3週間前に通ってずいぶん路面が痛んでいる感じのした飯綱高原の道路ですが、つい先日通りがかったところ特にダメージの大きいところについては応急補修がされていました。

ヒビや穴だけなんとなく埋めるのではなく、痛んだところを丸ごと覆うような補修になっていたので状況は大分良くなったのではないかと思います。