先日試験撮影してみたところ固定力不足により徐々にカメラ角度が変わってしまうことが判明したGopro用マウントを少し改造してみました。
改造とはいっても不可逆改造はしたくなかったので、固定力向上のためにネジの根元に余っていたバネワッシャーを入れてみました。

わずかにこれだけですが固定力はかなり向上しました。この構成であればよほどの悪路でない限り路面からの振動でカメラの角度が変わることはなさそうです。
後は取り付け位置を吟味して本番に投入してみたいと思います。
PENTAX Q-S1に付属していたストラップがボロボロになってきてしまったので、適合しそうなサードパーティー品に交換してみました。今回購入したのはハクバのツイルネックストラップ25という商品です。
探してみて気がついたことですが、コンパクトなカメラ用のストラップがあまり市場にないことが分かりました。コンパクトなデジカメ(しかも首かけストラップが装着できる)はかなりマイナーな存在になっていることが良く分かりました。
カメラのアクセサリは趣味性が高いこともあってか”作り込まれていて高価”という製品が多い中、このハクバの製品はシンプルで比較的安価にまとまっており、助かりました。
交換した状況です。違和感ない見た目になって非常に満足です。
交換したストラップです。6年くらい使いました。
ワールドサイクルで取り扱いのあるGoPro用マウントを購入してみました。
今のところInsta360用のハンドルマウントは純正のハンドルマウントを使っているのですが、少々固定が甘く路面の振動を拾ってしまうのが少々難です。
今回購入したマウントは固定力には定評のあるキャットアイのフレックスタイトブラケットとセットで利用できるGoPro用のマウントです。フレックスタイトブラケットは振動に非常に強いので期待できます。
マウントはGoPro用ではありますが、Insta360のマウントはGoProマウントと大まかには互換性があるので、GoPro用であればそのまま使える可能性が高いです。
試運転してみましたがマウント自体の固定力は非常に良好で期待通りでした。一方でカメラとマウントの接続部の固定力がイマイチで、走行中にカメラが前後どちらかに倒れてくる問題が発生しました。
これはマウントにカメラを固定するネジの締結力が問題だと思います。ネジに対してボルトやワッシャーを追加すれば締結力を高くできる可能性があるので、ホームセンターの金物でちょっと改造してみようと思っています。
PENTAX Q-S1にはホワイトバランス・カスタムイメージ・デジタルフィルターを組み合わせた”スマートエフェクト”という撮影設定があります。
このスマートエフェクトはプリセット9個の他、ユーザー設定でオリジナルの設定を3つセットすることができます。
この設定方法が今まで良く分かっていなかったのですが、最近説明書を読み直したところ以下の手順で登録できることを知りました。手順は以下の通りでした。
この方法でユーザー設定を作成するとクロスプロセスなどの変わったカスタムイメージを本体前面のクイックダイヤルに登録できて便利です。
Insta360のWebサイトで謎のカウントダウンが行われていましたが、ONE Rの新型の発表でした。
[blog.insta360]
今回発表になったのは新しい本体モジュールと新しい4Kレンズです。
本体モジュールに関しては手ブレ補正機能とマイク、そしてWi-Fiによる転送速度などが強化されているそうです。
新しい4KレンズはHDR動画の撮影に対応しているほか、6Kワイド撮影にも対応しているということです。360度レンズと1インチレンズについては特に新製品は投入されていません。
Insta360 ONE RとONE RSには互換性があり、ONE RSで従来のONE R用レンズを使うことができますし、逆にONE R本体に今回新しくなった新4Kレンズを装着することもできるそうです。ただしONE Rへの新4Kレンズ搭載は今後のファームウェアアップデート後に可能になるということです。
現在使っているONE Rも性能的には申し分ないと感じていますが、ONE RSとその強化された部分は結構気になります。本体のみやレンズのみのアップデートもできるらしいので、予算等々が見合えば検討してみたいところではあります。
5月から約半年ぶりにファームウェアのアップデートがありました。
[Insta360 ブログ]
多数の変更が入っている中でも特に大きいのはカメラ内で手ブレ補正処理が完結する”クイックモード”が実装されたことだと思います。
元々Insta360 ONE Rの手ブレ補正は撮影後の動画を専用アプリで処理することで補正がかかるというものでした。
この処理には結構なマシンパワーを使うので、私の環境ではまず手ブレ補正処理済み動画を作るのみにそれなりの時間待たされるというのが普通でした。
今回アップグレードされたカメラ内手ブレ補正の品質は従来アプリで実行していたものに匹敵するということなので、クイックモードを標準と考えても良いのではないかと思います。撮影後にアスペクト比を調整したり、水平維持モードを適用したい場合は従来通りアプリでの処理が必要になるということです。
アプリでの手ブレ補正は同時に動画そのものに圧縮処理がかかっていたので、クイックモードを使うことで動画の画質向上にも一役買いそうです。
2月にリリースされたv1.2.41が不具合により取り下げられていたところでしたが、新たにv1.2.64がリリースされました。
単なる再リリースではなく、新たな機能も盛り込んだ大規模なものになっています。いくつか気になる点をピックアップすると以下の通りです。
ドライブレコーダーなどによくあるループ録画モードが実装されました。通常、ONE Rは録画をしていってSDカードの容量がいっぱいになるとそれ以上録画をすることはできません。
ループ録画モードにしておくと、容量がいっぱいになった時点で一番古いデータを削除し、新たに録画したデータを記録します。撮りたいシーンがいつ来るか分からないけど、カメラは回しておきたいという場合に便利な機能です。
ループ録画の長さを細かく設定できるので、単純に動画1本のデータ量を軽くしてファイルのハンドリングをよくしたいという場合にも使えそうです。
事前にカメラ側で水平維持録画モードを設定して動画を撮影すると、Insta360 Studioでカメラの傾きを補正してあたかもずっと水平を維持して撮影したかのように加工してくれる機能が追加されました。
試しに屋内で大げさにカメラを振りながら撮影してみたのですが、Insta360 Studioで下処理をするとほとんどと言って良いほど傾きが除去されていて驚きました。
自撮り棒などを使う手持ち撮影の時には威力を発揮しそうです。本当はジンバルを導入して撮影したいけど、そこまでの予算がないという場合の代替手段としても使えそうです。
本体で事前に設定しておくと、電源スイッチを押しっぱなしにすることで電源ON→撮影開始までを続けて行えるようになりました。私のように撮影時にグローブをしているような人にとっては便利かもしれません。
お蔵入りになってしまったv1.2.41で追加されていた機能ですが、撮影中に液晶パネルがオフになっている時に、液晶パネルを触ることでUIを起動することができるようになりました。
ONE RはWebカメラとして使うことができますが、いかんせん超広角のカメラなのでデスク周りを撮影した場合、人が小さく写ってしまう問題がありました。
今回、本体のオプションでズームを有効にできるようになったので、一般的なWebカメラのような画角が欲しい場合はズームをオンにすると良いと思います。
一旦v1.2.41が取り下げになった後、新製品のONE X2も発売されたので、ONE Rはちょっと開発優先度が低くなってしまったのかなと心配していましたが、ここに来て大規模な機能追加を含むアップデートが来たので喜ばしいです。
Insta360の日本法人もわざわざプレスリリースを打って大々的にファームウェアのリリースをPRしており、力の入れようが伝わってきます。
そういえばInsta360 ONE Rで歩きながら動画を撮影したことがないなと思ったので、バイクマウントキットに同梱されていたチェストマウントを使って試し撮りをしてみました。
手ぶれ補正なども含めて動画の品質自体は問題なかったのですが、歩きでチェストマウントキットを使うと微妙にカメラが下向きになることが気になりました。
元々バイクマウントキット用なのでデフォルトが下向きなのかもしれませんが、歩きの場合は水平か気持ち上向きくらいが良いと思うのでこの点改善が必要そうです。装着時に工夫してうまく角度をつけるか、あるいはGoproのアクセサリーにあるようなネックレスタイプのマウントが良いのかもしれません。
2月にInsta360 ONE Rのファームウェアv1.2.41がリリースされましたが、不具合が報告されているとのことで一旦公開が停止されています。
私がファームウェアアップデート後にテスト撮影した限りでは問題には遭遇しなかったのですが、メーカーのフォーラムに投稿されている情報によれば360度モジュールを装着している時にフリーズする・バッテリーが異常に消費されるなどの問題があるそうです。私は4Kモジュールしか使っていないので問題に遭遇していないだけなのかもしれません。
スリープ状態からの復帰がタッチパネル操作でOKになるなどありがたい改善点の多いファームウェアだったので、不具合修正に期待したいところです。