自作PC」カテゴリーアーカイブ

IntelのCPUリブランド

IntelのCPUが次世代モデルからリブランドされるそうです。

インテル、次世代CPUに新ブランド「Core Ultra プロセッサー」を追加

[ASCII.jp]

前ブランドのCore2が現行のブランドに切り替わってから15年くらい第○世代i7…という名称に慣れていたので、呼び方を切り替えるのに少々時間を要しそうです。

GPU部分がArcベースのものになるということで、節目として切り替えるにはちょうどいいタイミングという判断なのかもしれません。

型番についていたアルファベットで製品の特長を表現するというルールがありましたが、新しい表記法でこれらをどうしていくのかが少々気になります。

グラフィックボード換装(RX570→RX7600)

長らく換装候補が決まらずにRX570を使い続けていたのですが、今回のRX7600がちょうど良さそうだったので換装しました。

世代で言えばRX5000系とRX6000系を挟んで3世代分のジャンプを果たしたことになります。スペックの変化は以下の通りです。

スペックの変化

今回のカード換装でスペックは以下の通りに変化しました。

  • コア:Polaris(14nm)→RDNA3(6nm)
  • ストリームプロセッサ数:2,048→2,048
  • メモリ容量:8GB→8GB
  • 消費電力:150W→165W
  • ピーク演算性能:5.1TFLOPS→21.75TFLOPS

消費電力は微増となっていますが、演算性能ではざっくり4倍になりました。

組み込み状況

今回購入したのはASUSのROG STRIX RX7600です。オーバークロック仕様となっており、クロック周波数が2,355MHz-2,755MHzとなっています。ROG STRIXシリーズのグラフィックボードは結構こだわった設計になっているのと、割とすぐに市場から消えて復活することが少ない印象を持っているので、今回セレクトしてみました。

一般的なRX7600シリーズのグラフィックボードのカード厚は正味2スロット分らしいのですが、このROG STRIXシリーズは巨大なクーラーが付いているので約3スロット分の厚みがあります。実際に装着してみるとかなりの存在感があります。手に持ってみるとボードというよりはブロックのような感触です。

カードは厚いですが重量はそこまでではないようです。正確に測定はしていませんが先代のRX570とほぼ同じくらいの重さに感じました。

寸法に関してはあんまり心配していなかったのですが、装着してみたらカード先端がリザーバーに接触寸前の状態でした。これは何事もなくて良かったと思います。

消費電力は若干増ではあるものの、PCI-Expressによる給電は6pin+8pinだったところ、8pinのみで良くなりました。ケーブルを1本減らせたので、これは思わぬ改善になりました。

とりあえずは組み込んだだけという感じなので、色々なワークロードを試してみてまた追ってエントリにまとめてみたいと思います。

NTT-X Storeの屋号変更

最初見出しを見た時に閉店かと思ってあわてましたが、OCNへのサービス統合と屋号の変更だということです。

NTT-X StoreがOCNオンラインショップに統合へ

[PC Watch]

NTT-X Storeはその名の通りNTT系列の通販サイトで、PC本体や関連製品、家電などを中心に取り扱っています。

品揃えが独特で、エンタープライズ向けの製品やあまり聞いたことのないメーカーの製品が販売されていることがあります。また、掘り出し物的にお買い得な商品やアウトレット品の放出があるので、結構利用しています。

独特の路線は結構好きなので屋号変更後も同じように利用できることを期待しています。

パソコンの水替え(2022)

PCの冷却液がそろそろ少なくなってきたので、今回は継ぎ足しではなく冷却水の交換を行いました。

自動車の冷却液の場合は3-4年に1回交換した方が良いとか、冷却水の着色が薄くなってきたら劣化してきているので交換した方が良いという話をよく聞きます。

PCの場合は自動車ほど酷使されているわけではないとは思うものの、全く交換しないで使えるのかと言われると少々心配です。特に根拠があるわけではないのですが、おおよそ年に1回交換を行っています。

今回冷却水を注入するのに使っている洗浄びんをサンプラテック製の新しいものにしました。少々注入口の曲がりがきつかったですが、使い勝手は良好でした。

Intel A Arc380のベンチマーク

PC Watchさんに中国で先行発売されているというIntel製のディスクリートGPU”A Arc380”のベンチマーク記事が掲載されていました。

国内未発売のIntel Arc A380先行入手!GPUの第三の選択肢になるのか?

[PC Watch]

ワークロード次第でもあるようなのですが、現状ではパフォーマンスにかなりばらつきがあるという結果のようです。DirectXの種類によって得意不得意があるという話もあり、まだ真のパフォーマンスを発揮できていないのではないかと思われます。

調整次第というところはあると思うので、日本国内の展開も含めて引き続き動向は気にしておきたいところです。

AMD RyzenMasterをアップデートする

このところの暑さで、PC各部品の動作温度が少々気になったので久々にAMD RyzenMasterを起動してみたところデータが取得できていませんでした。

ソフトウェアのバージョンを確認してみると私が使っていたバージョンは2.6系統で、このエントリを書いている時点の最新バージョンは2.9.2093であることが分かりました。RyzenMasterをアップデート(実質再インストール?)してみたところ改めて温度が取得できるようになりました。

AMD RyzenMasterは自動的にアップデートをチェックするような機能を持っていないようなので、最新版を維持したいのであれば情報を収集して自力でアップデートするしかないようです。

自作PC用のネジ処分

自作PCの組み立てに使用するネジが気がついたら大量にたまってしまったので、必要最低限を残して処分することにしました。

PC用のネジはPCパーツを買うと付属品として付いてくることが多いです。ケースやマザーボード、冷却ファンなどを買うとたいていの場合別途ネジを買わなくてもいいようにネジが付いてきます。

ところが実際に自作PCを運用していると、最初の1回はともかくパーツ交換の際には付属品のネジは余ってしまいます。ネジ自体も経年劣化で交換するような部品ではないので、長年自作PCを使っているとこんな感じでネジがたまってくるというわけです。

私の場合ラジエータに取り付ける冷却ファンを一時期色々試していたので、写真左に写っている皿頭のタッピングネジが大量に余っていました。

The Version of AMD Radeon Software…というエラー

PCをスリープから復帰させたところ、普段よりファンの回転数が高いように感じました。
操作してみると画面のリフレッシュレートも通常144Hzに設定しているところ60Hzに戻っているようでした。

ディスプレイの設定を確認したところVGAのドライバがなぜか認識できておらず、Windows標準のドライバで動いているようでした。あわせて以下のようなエラーメッセージが表示されていました。

The Version of AMD Radeon Software You Have Launched Is Not Compatible with Your Currently Installed AMD Graphics Driver

このエラーに該当するAMDのドキュメントは以下の通りです。

The Version of AMD Radeon Software You Have Launched Is Not Compatible with Your Currently Installed AMD Graphics Driver

[amd.com]

モバイル系のGPUやRadeon搭載のOEM製品で、製品付属のドライバをWeb経由で入手できるドライバで上書きしてしまった場合に、ドライバの競合で上記のエラーメッセージが出るということです。

ドキュメントの内容は納得の行く感じなのですが、” モバイル系のGPUやRadeon搭載のOEM製品 ”という前提条件が私の環境には当てはまる内容ではないので困りました。

結局PCを再起動しても解決しなかったので、ドライバを一旦アンインストールして改めてインストールし直したところ解決しました。

解決したのは良かったのですがきっかけがよくわからないままなので、少々気になっています。

[2024/12/30追記]この方法でも解消しないケースにも遭遇したので経緯をまとめました。

PL2760Q修理完了

修理に出したディスプレイが戻って来ました。
本体基盤の故障だったということです。

きれいに映るようになりました。

iiyama( マウスコンピューター)のサポートを利用するのは初めてでしたが、対応がとても速く助かりました。発送してから正味2日くらいで修理完了品が届きました。

修理依頼についてはWeb上で修理依頼を発行すればよく、修理申し込みのためにサポートセンターに電話をする必要がないところも非常に便利です。

影の功労者は捨てずにとっておいたBenq XL2410Tで、これがあったおかげでPCの利用を止めずに済みました。大分画面が黄色くなってしまっていますが、今後も一応予備用に残しておこうと思います。

PL2760Q故障の疑い

愛用の液晶ディスプレイ(iiyama PL2760Q)が故障してしまったようです。症状としては映像信号を入力すると、画面全体に虹色の縦線(?)が入るというものです。

これはWindows10デフォルトの壁紙を表示して画面右下を撮影したものですが、
こんな感じで画面はほぼ見えません。

こういう表示はVGAのトラブルの時に起きやすいように思ったので、ドライバのバージョン変更・入れ直しを行ってみましたが、現象は改善しませんでした。

デジカメからのHDMI出力など別の信号を送っても同様の現象が起きるので、ディスプレイのハードウェア的な故障の可能性が高いように思います。

買ってから2年半程度しか経っていないというのもありますし、PL2760Qはかなり気に入っている製品なので修理対応をしてもらえそうか問い合わせてみたいと思います。