尾張屋橋はJR東海道線の横浜-保土ヶ谷間にある跨線橋です。並行する相鉄の駅で言うと西横浜駅のすぐ近くにあります。
国道16号(バイパスじゃない方)が通る橋なのでよく使います。
交通量が多いのでちょっと落ち着かないですが、歩道部分で電車を眺めながら休憩するのもなかなか楽しいです。運が良ければ同時に4本以上電車が通るところが見られます。
先日埼玉県内のラウンドアバウトを見てきましたが、その中の入間市上藤沢のラウンドアバウトには、この場所が昔から古道の交わる五差路であった旨の解説看板がありました。
昔から五差路だったというのがなんとも興味深いので、国土地理院の空中写真閲覧サービスで昔の空中写真を見てみました。
首都圏であれば1940年代に当時の陸軍が撮影した写真がかなりあるので、時点としてはこれらが最も古いものになります。70年前の写真なのでクオリティは多少落ちますが、ざっくりとした土地利用や道路の線形を確認するには十分です。
1940年代ともなると、建物はもちろん道路も現在とは全く様子が違うので五差路を探すのは大変でしたが、確かにありました。
[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]
ちょうど中央に五差路が来るように切り出してみました。現在は五差路のすぐ北が大きい工場、すぐ左が国道463号バイパス、また道路の向かいはゴルフ場という土地利用になっていますが、この頃はほぼ農地と林だったようです。
この五差路の道路もそれぞれが古くからよく使われる街道だったらしいのですが、幅も広くないようですし舗装もされていないと思われるので、ちょっと判読は困難です。
青梅・奥多摩方面に行く時に滝山街道の名称で知られる国道411号をよく通ります。道中、羽村付近にある満地トンネルというトンネルがちょっと面白いです。
満地トンネルは現道の新満地トンネルと旧道の旧満地トンネルの2つがあり、新満地トンネルは軽車両通行不可です。
歩行者通行止めの標識はないのですが、歩行者の通行も不可との掲示がされています。トンネルの寸前で標識が出るので、知らないとちょっと戸惑います。
しばらく坂を登って行くと旧満地トンネルがあります。トンネル上の銘板が行方不明なのが惜しいですね。
トンネル内はこんな感じです。落書きが激しいですが路面はきれいですし、照明も明るめになっているので快適に通行できます。
昔は車両もそれほど幅員のない旧満地トンネルを通っていたのでしょうから、結構大変だっただろうと思います。旧道や旧トンネルは昔の交通の様子を想像する材料になるので大好きです。
今回は大山にほど近い伊勢原市の日向というエリアを探検に行きました。
日向は「ひなた」と読みます。なんでも、南側斜面のエリアなので日当たりが良いということで日向と言うんだそうです。
アクセスは県道63-64号から西側なので大小様々な道路がありますが、わかりやすいのは交差点名称がある西富岡交差点を西側に入る方法だと思います。伊勢原市運動公園が近いので、これを目標にすると良いです。
渓流沿いののどかな雰囲気の道です。多少道路状況が良くないところもありますが、まあ許容範囲というところです。途中に日向薬師というお寺があります。
日向薬師を過ぎたあたりからが大変で、勾配がいきなり急になります。
頑張っていたのですが行き止まりまで400mのところで足がつりかけたので一旦降りて休憩にしました。ビジターセンターのような施設があります。
気になっていた横須賀市阿部倉にあるトンネルらしき地点にまた行ってきました。今回はトンネルの上側に行ってみて、果たしてこの構造物が何なのかを確認してみました。
東側の住宅街の中に道があったので登ってみると、2ヶ所道路上から構造物を見られるポイントがありました。
そしてもう少し上に2つ目のポイントがあるのですが、たどり着くためにはこの25%近い坂を登らなくてはなりません。三浦半島にはこういう瞬間的に強烈な坂があります。 続きを読む