入間のラウンドアバウトの昔の様子

先日埼玉県内のラウンドアバウトを見てきましたが、その中の入間市上藤沢のラウンドアバウトには、この場所が昔から古道の交わる五差路であった旨の解説看板がありました。

昔から五差路だったというのがなんとも興味深いので、国土地理院の空中写真閲覧サービスで昔の空中写真を見てみました。

首都圏であれば1940年代に当時の陸軍が撮影した写真がかなりあるので、時点としてはこれらが最も古いものになります。70年前の写真なのでクオリティは多少落ちますが、ざっくりとした土地利用や道路の線形を確認するには十分です。

1940年代ともなると、建物はもちろん道路も現在とは全く様子が違うので五差路を探すのは大変でしたが、確かにありました。

160423_01[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

ちょうど中央に五差路が来るように切り出してみました。現在は五差路のすぐ北が大きい工場、すぐ左が国道463号バイパス、また道路の向かいはゴルフ場という土地利用になっていますが、この頃はほぼ農地と林だったようです。

この五差路の道路もそれぞれが古くからよく使われる街道だったらしいのですが、幅も広くないようですし舗装もされていないと思われるので、ちょっと判読は困難です。

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