自転車」カテゴリーアーカイブ

CATEYE オートラピッド3

自転車の尾灯を買い増ししました。おなじみCATEYEのオートラピッド3という製品です。

おなじみのフレックスタイトブラケットでシートポストやシートステーなど色々な場所に固定できます。

その名の通り自動点灯するのが特徴で、一定以上暗く、なおかつ振動があると点灯するという機構が内蔵されています。このため、屋内保管している時に部屋の電気を消しても勝手に点灯するといった現象が発生しません。

明るさ&振動センサーとは別に主電源のON/OFFもできるので、誤って点灯するのを防ぐのも簡単です。

発光パターンは1灯点灯・3灯同時点滅・3灯交互点滅の3パターンから選べます。この辺りはCATEYEの他製品に似た構成となっています。

とにかくON/OFFをしなくて良いのがとても楽です。一旦自転車を止めてスイッチを操作するのはそれほど面倒な作業ではないと思っていましたが、しなくて良いとなるともう元の運用に戻すのは難しく感じます。オススメの尾灯です。

ローラー台の練習メニュー例

あまり外で道路探検がてら自転車に乗れる情勢ではないので、冬場用にと調達しておいたローラー台がとても役に立っています。

当初はGPXデータを使ったバーチャルライドを中心に乗っていたのですが、いわゆるトレーニングメニューという形になるとどういうものになるのか気になったので調べてみました。本家のwahooが運営しているブログに参考になるエントリが掲載されていました。

Two Winter Cycling Workouts For Building an Aerobic Base

[Wahoo Fitness]

エントリ下の方に具体例が2パターン示されていますが、いずれも高負荷と低負荷を繰り返す内容になっているのが興味深いところです。

KICKRの場合はERGモードで要求出力を固定できるので、時間を見ながら手動で出力調整をすればメニューを再現できそうに思います。

献血と自転車

先日献血をしたところですが、運動パフォーマンスにどの程度影響があるのかは気になるところです。

客観的な指標として心拍計の値がありますが、ローラー台で試してみたところ何となく心拍数の上がるペースが速いような気がしました。高負荷で運動した際の心拍数はほぼいつも通りという印象でした。

主観的な感想としては先入観もあると思いますが、いつもより少々足が重くなるのが速いような感じがしました。いわゆる”足の売り切れ状態”がすぐに来るような感じです。

私の体重から算定して400ml献血だと10%少々の血液がなくなっている計算なので、赤血球数も90%前後での運転と思うと、多少パフォーマンスが落ちるのもやむ無しかなという感じがします。私は特に競技者ではないので、この辺は全然OKという感じです。

ちなみに日本赤十字社のサイトによると血液の液体としての分量は、献血後その日のうちにほぼ元通りになるそうです。赤血球に関しては回復に2-3週間を要するということでした。総量がその日のうちに元通りになるというのは意外でした。人間の身体は良くできているものだと思います。

wahoo TICKR

少し前から心拍計としてwahoo TICKRを使っています。

いわゆるチェストベルト方式の心拍計です。bluetoothまたはANT+で他の機器と接続することができます。私はELEMNT BOLTと接続して自転車走行中のデータ取りをしています。

目安として心拍データを確認できるとオーバーペースに気づきやすいので、この点が非常に助かっています。また、GPSデータとセットでStravaにアップロードすると運動強度を算出してくれるので、客観的にどのくらいの運動をしたか確認できて便利です。

分かりにくいですがwahooロゴの左右に針穴くらいの大きさのLEDがついています。

センサー部はフリスクのケースくらいの大きさで、電池はCR2032を1つ使用します。ベルトはスナップボタンで留める形式になっています。

本体表面には赤と青のLEDが内蔵されており、それぞれ心拍データが取れているかどうかとbluetooth接続が成立しているかどうかを示しています。本体を目視するだけで信号の状況が分かるのは便利です。

以前使っていたsuuntoのデュアルベルトは心拍数を正しく拾ってくれないことがあったり、運動開始時に異常な心拍数を表示したりすることがあったのですが、このTICKRでは今のところこの手のトラブルに遭遇しておらず、非常に満足しています。

bluetoothとANT+に対応している関係上ほとんどのスポーツ用電子機器と接続できると思うので、wahooユーザ以外にもオススメできる心拍計です。

クリート交換

自転車用の靴についているクリートを交換しました。クリートというのはペダルと靴を接続するアダプターのような部品です。走行時はこのクリートを介してペダルと靴が固定され、効率良くペダルが回せるという仕組みになっています。

しかしクリートは靴の底についているという性質上歩くことで摩耗してしまいますし、単純なペダルとの付け外しだけでも徐々に消耗していきます。

こちらが新品のつま先部分を横から見た様子です。
こちらが消耗したものの同じ部分です。こんなに薄くなるまで使えるのは結構珍しいように思います。

つま先部分が薄くなってしまうとペダルにはめにくくなるほか、走行中に突然外れることもあって良くありません。あまり長いこと使わずに交換してしまうのが良いと思います。

長野県安曇野市本村円交差点(ラウンドアバウト)ロードバイク車載映像

長野県にいくつかあるラウンドアバウトの一つ、安曇野市の本村円交差点を通行した様子を動画にまとめてみました。

ラウンドアバウト周辺は自転車用の矢羽根標示があるほか、周辺の用水路に沿ってサイクリングロード的な道もあるそうです。このあたりもそのうち調査してみたいです。

wahoo KICKRのレベルモード

KICKRの運転モードはいくつかありますが、基本的な運転モードとしてレベルモードというモードがあります。これは実際の自転車の走行と同様、スピードが速くなればなるほど指数関数的に大きいパワーを要するというモードです。実走感が得られやすいモードと言えるかもしれません。

実走感という点ではGPSデータを利用したバーチャルライドも良いのですが、登り下りに関係なく常に一定以上のパワーを要求するという点ではレベルモードは優れていると思います。

wahooのサポート情報に各レベル強度のパワーカーブが掲載されていましたが、記録上で時速20kmを出すためにはレベル0だと約60W、デフォルトのレベル2だと約100W、レベル6ともなると約200Wを要求します。

ちなみに時速30kmを出すためにはレベル0だと約200W、レベル2だと約270W、レベル6だと約420Wが必要になります。

長時間ローラー台に乗る時に重宝しているモードです。一番ローラー台らしい負荷になるので、迷ったらとりあえずレベルモードで良いのではないかと思います。

長野県安曇野市のラウンドアバウトを訪問

豊科付近にラウンドアバウトがあるらしいということで調査に出かけました。

場所は長野県安曇野市豊科本村で、大糸線の南豊科駅から真西に800mほど行ったところにあります。

元々は名前のない五叉路だったようですが、現在は本村円(もとむらまどか)交差点という名前になっています。本村は当地の地名ですが、円はラウンドアバウトにちなんで付けたものではないかと思います。

ラウンドアバウトはこんな感じです。交通量が少なめの交差点ですが、”ゆずれ”の表示や自転車用の矢羽根標示など充実したスペックになっています。

中央島の様子です。交差点名称の標示があります。
自転車用の矢羽根標示です。この近辺には南豊科駅から矢羽根標示があり、それと接続する形になっています。
出る時のウィンカーを促す標示です。
ラウンドアバウト手前に予告が出るのは須坂市のものと同様です。

以前須坂市のラウンドアバウトを調査した時にも設備が充実している印象を受けましたが、こちらもほぼ同様のスペックでした。長野県で近年整備されたラウンドアバウトの標準仕様自体が充実したものなのかもしれません。

ロードバイク車載映像(長野県道31号・中条支所-小川村高府)

以前アップロードした車載映像の続きパートとして、小川村の中心部を少し過ぎたあたりまで走行した動画を編集しました。

動画の説明文にもありますが、途中に小川トンネルというトンネルがあり、ここは中央線部分にガイドポストがあるので車道走行は少々危険です。歩道が片側にあるのでそちらを通行すると無難です。

Youtubeにフリーの音楽ライブラリがあったので、試験的にBGM有りの動画としてみました。同時に収録している環境音に風の吹かれ等々の問題があって今までの動画は無音にしていたのですが、音声部分ももうちょっと研究してみたいと思います。

タルタルーガ Type SPORTの紹介(乗車しての感想)

タルタルーガ Type SPORTに実際に乗ってみての感想を記憶が新鮮なうちにまとめておきたいと思います。

発進時

車輪が小さいので発進時のいわゆる踏み出しは軽いものかと思っていましたが、普段乗っているロードバイクとそう大きく違う感じはしませんでした。これは車体そのものの重量や、ギア比との組み合わせもあるのかなと思います。

車両そのものの特徴ではないですが、普段ビンディングペダルの自転車にばかり乗っているのでフラットペダルの自転車でどう発進するのが良いのかが未だに思い出せていません。

加速から定速走行まで

加速についてはそれほど違和感を感じませんでした。車体がガッシリ作ってあるためか、力を入れていくとその分確実に加速するという印象でした。ホイールベースもロードバイクとそう変わらないので安定性もなかなかのものです。

定速走行に入ると気になったのが、踏み方によって(?)車体からビヨビヨしたリアクションが返ってくることです。恐らくこれは前後のサスペンションの影響ではないかと思います。

しかし面白いことに、きれいなペダリングを意識して走るとこのビヨビヨが生じず、サイクルコンピュータで計測した速度も高くなるということが試運転中に分かりました。もしかするとペダリングに際して無駄な力が加わっていると必要の無い反発が車体から生じるということなのかもしれません。

逆に捉えれば、タルタルーガをきれいに乗ることができれば他の自転車もきれいに乗れる可能性があるということかもしれません。この点は引き続き研究してみたいと思っています。

サスペンションの効果

本車最大の特徴とも言える前後のサスペンションですが、普通の路面のデコボコでも確実にマイルドにしてくれているのが分かります。振動で身体が力む場面が少ないので、距離が長くなった場合は特に効いてくるのではないかと思います。

多目的利用という観点から言うと、状況に応じて歩道を走行する場合の縁石の乗り越えや、時々見られるインターロッキング舗装でもサスペンションは威力を発揮します。特にインターロッキングはロードバイクだとさながらソフトな石畳レースのような振動に見舞われることがありますが、本車であれば相当楽に通過できます。

登り坂・下り坂

ベンチマーク的に動物園のある茶臼山を信里小学校まで登ってみました。

サドルをフィジークのアリオネに変更していますが、その他は完成車そのままで登ってみました。

延長5.7km、高低差320mほどの坂です。重量感を感じるかなと思いましたが、思いの外違和感なく登ることができました。フラットペダルが不慣れなので、そちらの戸惑いの方が大きかったように思います。

ダンシングについては700cのロードバイクと重心が異なるのもあって、どのあたりに加重を意識するかは要研究という感じがしました。

驚くのは下り坂で、サスペンションが効いてくれるのかかなりの安定感を感じました。色々走ってみた感じの中では、一番車体の優秀さが分かりやすいのは下り坂かもしれません。下り坂がとてもオススメです。

車両の取り回し

車体そのものは11kg程度あるので二段階右折時に向きを変える場面などではちょっと重さを感じます。この点はロードバイクに比べて少々大変かな、と思うところでした。

まとめ

トータルで見ると、”場面を選ばずなかなか走れる”というところです。もっと走行性能に重きを置きたい場合はペダルをビンディングペダルにする、タイヤをロード志向のものにする等でパワーアップが図れると思います。