長野県」カテゴリーアーカイブ

久米路峡のポケットパーク

国道19号で長野市街から信州新町方面に向かうと、久米路峡の部分を新久米路峡トンネルで通過します。トンネル手前で左折して旧道に入ると、途中にポケットパークがあります。

6台ほど車が止められるスペースがあります。

久米路峡は犀川の屈曲部ということもあり、風光明媚な一方で河川氾濫の被害に遭ってきた地域でもあるそうです。そのため、山が川に張り出した部分を削り取ったり、山そのものに川の水が通るトンネルを開けたりという対策工事が長年にわたって進められていたそうです。

大きな水害があったのが1983年で、最後の河川トンネルが完成したのが2014年ですから、かなりロングスパンでの事業であったことが分かります。改めてですが、国道19号沿いは道路・河川・橋りょう等々、自然条件が厳しい土地柄であることが良く分かります。

ちなみに公園内には犀川に伝わる伝説である泉小太郎伝説の解説板と、石像があります。泉小太郎のビジュアルはまんが日本昔話のオープニングに出てくるので、この見た目は日本中で広く知られているのではないかと思います。

善光寺門前みそ 米こうじ

味噌が切れたのでまた違う銘柄のものを買ってきました。長野県庁近くにお店を構えている”すや亀”さんの善光寺門前みそです。

粒が残っている中甘タイプの味噌です。中甘とは言っても麦味噌のような甘さがあるわけでは無く、スタンダードで使いやすい信州味噌だと思います。

1kgのパッケージなのでしばらくこちらの味噌をおいしくいただこうと思います。

森宮野原駅

飯山線の森宮野原駅まで行きました。

最近までこの駅名は森宮・野原という2つの地名を合成したものだと思っていたのですが、正しくは森・宮野原という2つの地名が合成されたものだそうです。森は長野県側の地名、宮野原は新潟県側の地名だということです。

使われていなさそうなホームも含めて3線あるように見えます。

駅のある栄村は豪雪地帯として知られていますが、駅前には駅における最高積雪記録を示す標柱が立っています。その高さ何と7.85mとのことです。にわかには信じられない積雪量です。

Q-S1の電子水準器で水平を出して撮影しました。

ちなみにこの標柱は右に傾いていますが、これは2011年の3月12日に発生した長野県北部地震で傾いたものだそうです。栄村は特に同地震での被害が大きく、被害の記録としてそのままにされているとのことでした。

樋知大神社

聖山の頂上付近にある樋知大神社に立ち寄りました。

この神社の境内にはお種池という池があり、水が絶えず湧き出ることから古くから崇敬されてきたとのことです。

お種池です。池の中に祠があります。この池以外にも聖山には湧水が多いそうです。

境内の裏手にはブナ林が広がっています。

お種池の解説板です。

お種池と境内の植生は一括して長野市指定名勝・天然記念物となっています。長野の中心市街地からは大分遠いですが、ここも長野市の行政域です。

川中島納豆

長野のご当地納豆シリーズ2つ目です。今回は篠ノ井の増屋納豆店さんが製造している川中島納豆です。

もちろん信州産大豆100%です。

道祖神納豆が私の中では何となくスタンダードな製品という立ち位置なのですが、こちらの川中島納豆は大粒なのが特徴の納豆です。食べ応えがあります。

大粒の納豆がぎっしり入っています。

一般的な納豆は1パック50gくらいだと思いますが、川中島納豆は1パック90gと通常の納豆に対して2倍の大きさのパックとなっています。私のように1人で1食用となると少々多いので、私はいつも2回に分けていただいています。

道ばたに生える麦のような草

長野で5月頃になると毎度不思議なのが、道ばたに見た目が麦のような草が続々と生えてくることです。

どこかの畑から種が飛んだのかとも思いましたが、どうも画像をネットで検索してみると大麦や小麦ではなく、オオムギ属の”ムギクサ”という植物のようです。

この植物は別に食用など有用な利用方法があるわけではないようで、ただの雑草とのことです。

長野県の市街地ではよく見かけるのですが、あまり関東地方でこの植物を見た記憶はありません。本州全域に分布はしているらしいのですが、なぜ長野で目立つような気がするのかは謎です。

道祖神納豆

長野県にはいくつか地元メーカーが製造しているご当地納豆があるのですが、代表的なものがこの道祖神納豆です。

製造元は長野市内の村田商店さんで、製品は県内のスーパーであれば比較的容易に入手できるほか、製造元で直売も行っているとのことです。

納豆特有の臭いがかなり抑えられており、苦手な人でも食べやすい納豆だと思います。大豆が100%長野産という点もこだわりを感じます。

製品の性質上お土産は難しいですが通販も可能です。

北アルプス地域サイクリングモデルコース(南側)

長野県の自転車活用推進計画に資料として掲載されている”Japan Alps Cycling Road”・北アルプス地域サイクリングモデルコースの南側をGarmin Connect上に落としてみました。

信濃大町駅を起終点として時計回りとするコースにしてみましたが、全体で80km、獲得標高は2,200mに達するかなり厳しめのコースとなりました。

八坂付近を走る稜線上の道、高瀬川沿い、安曇野スケッチロードと経由して北上し、大町温泉郷を抜けて県道325号で鹿島槍スキー場へと登っていきます。そこから小熊山の林道を経由して木崎湖畔に降り、国道148号に合流して信濃大町に戻ります。

さすがモデルコースというだけあって地域の良さそうな道路をつないだコースとなっています。小熊山の林道は過去に通ったことがありますが、途中に見晴らしの良いパラグライダーの離陸場があるので訪問する価値ありの路線です。

2012年9月当時の写真です。

このコース中だと八坂付近の道路も楽しそうですがこちらは未踏の路線です。そのうち走ってみたいと思います。

盛りだくさんのコースですが、北信エリアから自走すると走行距離がかなり長くなってしまうので、南北で分割して片側だけ走ってみるのが良さそうに思います。

国道19号信州新町日原西の通行止め(2020年4月)

当ブログでも時々触れていますが、犀川沿いの国道19号は落石などの多い区間が多く、工事や通行止めが行われているのをよく見かけます。

先日旧道区間のエントリを書いた信州新町の日原西交差点付近で土砂流出があったとのことで、2020/04/30-2020/05/22まで通行止めを伴う工事が行われるとのことです。

6:00-20:00までの昼間時間帯は片側交互通行、20:00-翌6:00までの夜間時間帯は完全通行止めになるそうです。

国道19号長野市信州新町日原西地先において、応急復旧工事のため通行止めを実施します。

[国土交通省 関東地方整備局]

国道19号の長野-松本間はそこまで交通量の多い印象のある路線ではありませんが、一般道で長野-松本間を結ぶ一般道では第1の選択肢であることは間違いなく、影響は大きそうです。

う回路も示されていますが、県道31号で一旦大町方面に抜け、大糸線の北大町駅付近から国道148号で南下するというかなりの遠回りルートになっています。

国道19号でまっすぐ来る場合に比べて距離にして+約8km、その中に標高差350m程度の登り坂も追加となります。道路規格的には県道31号・国道148号とも優秀な部類と思いますが、負担が大きくなるのは間違いありません。当面注意が必要そうです。

犀川橋

長野自動車道で聖高原を越え、明科トンネルを抜けるとすぐに差し掛かるのがこの犀川橋です。その名の通り犀川に架かる橋です。

松本平に入り、ここまでの山間部から打って変わって突然視界が開けるので、印象に残りやすい地点だと思います。

写真はお隣の県道495号光橋の上から撮影しています。