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Operaのプラグイン実行設定

ここしばらくFlashの脆弱性情報が気になっていたので、うまいことブラウザの設定で多少安全に使えないか調べていました。

OperaでのFlashを含むプラグイン全般の設定は、 設定→ウェブサイト→プラグイン で行います。
プラグインの実行設定は

・すべてのプラグインのコンテンツを実行する
・重要なプラグインのコンテンツを検知して実行する
・クリックして再生する
・デフォルトでプラグインを実行しない

の4種類が用意されています。
この他に 例外の管理 が可能で、こちらの設定ではドメインごとにプラグインを実行するか否かを設定できます。
最大の防御力を得ようとするなら デフォルトでプラグインを実行しない を選んで必要なドメインのみ例外で許可するのが良いと思いますが、
いちいちドメインのリストを作るのも面倒なので クリックして再生する に設定することにしました。

ちょうどGoogle ChromeのFlash広告自動再生停止のような感じになります。
必要なものであればクリックするだけで見られるのでこのくらいの設定が好バランスなのではないかと思います。

Opera33が登場

アイコンが一新されたのが印象的な33が登場です。

Opera 33 and our contribution to Chromium
[Opera Desktop team’s blog]

新しいロゴを採用。第2世代“Opera Turbo”を搭載した「Opera 33」が正式版に 「Opera」開発チームの貢献によりメモリ使用量が削減された最新の“Blink”も
[窓の杜]

最近は平面的なデザインがアイコンのトレンドという感じもしますが、そんな中で立体感を感じるアイコンになりました。
このデザインには”入口”としての意味合いが込められているんだそうです。
Opera Japanの以下のエントリに詳しいです。

Opera の新しいブランド・アイデンティティを
新しい O がコンピュータ用 Opera にやって来た
[Opera Japan]

まず目に入るところなのでアイコンのことを大きく取り上げましたが、他の大きなトピックとしてOpera Turboのアップデートが挙げられます。
また、Chromiumの改良にOperaのエンジニアが貢献していることもPRされています。

Opera32がリリース

32のテーマはプライバシー保護と言ったところでしょうか。

Opera 32: Privacy is a universal right
[Opera Desktop team’s blog]

最初に紹介されているのはSurfEasyというVPNクライアントです。
自分の環境では試していませんが、説明を見ると月間500MBまでは無料で、それ以上は有料版が必要になるようです。
このVPNクライアントはOperaのプライベートブラウジングの上位機能として連動するそうです。
ちなみにSurfEasyは元々別の会社で、Operaが買収したようです。

次に紹介されているのはパスワードの同期です。
Operaアカウントに紐づける形で、デバイスを意識することなくWebサイトのパスワードを同期して管理することができます。

最後にちょっとだけ紹介されているのがアニメーションのテーマです。
その昔Windows Vistaに滝の動画壁紙があったような気がするのですがちょうどあんな感じです。
さっそく何件か投稿されており、一部から絶大な支持を得ていると言われる燃え続ける暖炉のテーマもあります。

Opera31がマイナーアップデート

chromiumのアップデートを含むメンテナンスリリースのようです。

Opera 31.0.1889.174 Stable update
[Opera Desktop team’s blog]

前から気になっているマイテーマがリセットされてしまう問題についてはどのように対応されているか不明です。
31のChangelog一覧も見られるようになったのですが、現時点で特にテーマに関するバグフィックスの記載はありません。
うちの環境では相変わらずリセットが起きたり起きなかったりしています。

Operaが身売りも含む何らかの動きを検討

ニュース自体は現地時間8日付のもののようです。

Opera、身売りを含む選択肢検討を開始
[ITmedia]

ニュース検索していると英語版ロイターの記事なんかも引っかかりますが、そちらでも会社の売却を検討し始めた旨の内容が書かれています。
アドバイザーの協力も得て買い手を探し、2015年末までには決着見込みという情報です。

また同時に中南米で展開中の会員制モバイルアプリサービスを買収した旨も報じられています。

以前Facebookが買収に名乗り出るらしいという噂もありましたが、今回は2Q決算発表後の取材で明言された内容らしいので買い手探しをしているのは確実だと考えられます。
マーケットの期待は下回ったようですが45%増の成長率は好調と言えるでしょうし、上記の買収のような積極策も打っていますから、ネガティブな理由での買い手探しではないと思います。
将来的な狙いも含めて気になるので、会社としてのOperaの動きにも注目しておきたいです。

Opera31がリリース

大きく変わったのは起動にかかる時間だそうです。

Opera 31 speeds up
[Opera Desktop team’s blog]

前のバージョンより70%ほど高速化しているとのことですが、元々起動が遅い印象がなかったので特に速くなった感じはしません。
普段の環境では常時開いているタブの読み込みも込みなので、自分の利用スタイルではちょっと意識しにくい部分はありそうです。

その他、ニュースなどが配信されるディスカバーがリニューアルされています。

気になっていたテーマが保存されない問題についてはありがたいことにコメントで情報提供を頂きました。
31になって起動のたびに確実にリセットされる、という状況は脱しましたが、まだ時折リセットされてしまうようです。
これについては自分の環境でも全く同じでした。

31のchangelogがまだ未公開なので、Opera側として対応したつもりなのかどうかが分かりません。
個人の好みですが、31になってデフォルトのテーマの色合いが落ち着いたのでその点は助かっています。(30はピンクと紫の背景でした)

Operaのテーマがリセットされてしまう問題

さっそくWindows10由来かどうかはわかりませんが問題が起きました。
Operaのスピードダイヤルなどの背景に表示されるテーマがOperaを再起動するとリセットされてデフォルトに戻ってしまうという問題です。

【現象】
Opera Stable(30.0.1835.146)とWindows10(build10240)で
Operaのテーマをデフォルトから変更した後にOperaを再起動するとテーマがデフォルトのものに戻る

【対応したこと】
Operaのプロフィールフォルダ([Windowsの入っているフォルダ]\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Opera Software\Opera Stable)のアクセス権の確認
Operaのプロフィールフォルダのリネーム→再作成

結局直りませんでした。確認のためbetaを入れてみたところそちらでは問題ないので、Opera Stable(30.0.1835.146)固有の問題ではないかと疑っています。

一応フォーラムにも同様の相談が上がっていました。
Setting a theme as default
[Opera forums]
フォーラムでは「問題の起きている人、起きていない人がいるので実はA/Bビルドになっているのではないのか」という話も出ています。

Adobe Flash PlayerをOperaで無効にする

Flashの通称で知られるAdobe Flash Playerの脆弱性の報告が上がっていました。

Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSA15-04)(CVE-2015-5122等)(APSB15-18)
[情報処理推進機構]

このエントリを書いている時点でAdobe Flash PlayerやFlashのプラグインを内包するブラウザには対策版が登場し始めている模様です。
Operaは14日付で30.0.1835.125が出ていますが、このバージョンに含まれているFlashは17.0.0.191で未対策版です。
この際なので使わなければFlashプラグインを無効にしてしまった方が良いのではないかと思います。

方法ですが、Operaの設定を開いて左のメニューから”ウェブサイト”を選択、中段にある”プラグイン”の中に”プラグインを個別に管理する..”というのがあるのでそこをクリックします。
プラグインが列挙されているので”無効にする”ボタンを押してAdobe Flash Playerを無効にすればOKです。

いちいちメニューから選ぶのが面倒だなという方はアドレスバーに”Opera://Plugins”と入力すれば一発で画面遷移します。

OperaとPDF

OperaがChromiumベースになってからというもの、PDFがそのまま開けるようになったのであえてAdobe Readerを入れなくなってしまいました。
Adobe Readerは脆弱性が狙われがちなためかアップデートが激しいので、それが面倒というのもあります。
(自分の事ながらOSやブラウザのアップデートは大好きなのにPDFリーダーだけは面倒というのは良くわかりません)

見るだけなら便利なのですが、見開き表示などの小技が使えないのでその点は不便だと思います。
ちょっとしたファイルならOperaでも問題ないのですが、長い文書などはやはり本家のReaderで開いた方が何かと読みやすいとは思います。

Opera30早速マイナーアップデート

昨日のエントリに書いた”32ビット版Win7でYouTubeにアクセスできない問題”が修正されたOpera30が早速リリースされました。

Opera Stable 30.0.1835.59 minor update
[Opera desktop team’s blog]

なかなかの素早い対応です。
なんですが、エントリのコメント欄を見ると直っていないという報告や64ビットOSなのに固まるという報告がありちょっと心配になります。
このエントリはWin7(x64)で書いていますが、この環境だと問題は発生していないです。