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skylake以降でのWin7・Win8.1のサポート期間が短縮

ちょっと気になるニュースです。

Microsoft、SkylakeでのWindows 7/8.1サポートを2017年7月までに短縮 ~Intel、AMD、Qualcommの次期SoCはWindows 10のみをサポート

[PC Watch]

重大なセキュリティ上の問題があればセキュリティパッチを提供する、とされてはいますが、パッチの提供もどれが提供されてどれが提供されないかはっきりしないため、skylake以降のアーキテクチャでWin10以前のOSを動かすのは厳しそうです。

AMD的な話としてはWin10のみがサポートされる次期製品としてBristol Ridgeの名前が挙げられています。確かBristol RidgeはAPU製品用だったように思うのですが、CPU用のコアも同様になるのでしょうか。

いずれにしても、今後”最新のプラットフォームでWin7機を組む”ということのハードルは高くなりそうです。詳細についてはまたリリースがあると思いますので、注目しておこうと思います。

 

Windows8(無印)が静かにサポート終了

世間的には古いバージョンのIEの方がニュースになっている感じがしますが、Win8も同時にサポート終了となっています。

「古いIE」と「Windows 8」がサポート終了、ユーザーはアップデートを
[Internet Watch]

まだ8.1は現役製品なのでWin8の昔話をするには早い感じもしますが、Win7→Win10と移行する人が多そうなので、Win8を触った経験がある事が将来的にちょっとレアになるんじゃないかと思っています。

IEのサポートポリシー変更がもう間もなく

個人ユーザであえて旧版のIEを使い続ける人はあまりいないと思うのですが、変更日はもう間もなく(米国時間で2016/01/12)です。
IPAから情報も出ています。

【注意喚起】 Internet Explorer のサポートポリシーが変更、バージョンアップが急務に
[情報処理推進機構]

Image-Line製品は最新版以外を一切サポートしないことで割りと太っ腹なサービスを提供しているんだそうですが、
やはりMicrosoftにとっても旧製品のサポートのコストはかなり負担なのではないかと思います。

かつてIE6を消滅させるのに苦戦していたことを思い出しますが、
今回の場合は特定OSのサポート終了に関連したものではないのでそれほど難儀はしないと思います。

Youtubeの動画再生がスローになる問題

タイトルの通り、Youtubeの動画再生が超スローになってしまう問題が発生しました。
最近Windows10のクリーンインストールをしたからそれかと思いましたが、いろいろチェックしてみるとOSが直接の原因ではありませんでした。

原因はAudio 8 DJのドライバが1世代前のものだったことです。意図的に古いものを入れた記憶がないので単純ミスだと思います。
不具合対応をする際にドライバをロールバックすることがあるのでドライバ類は大体3世代分くらい保管しているのですが、それが仇となってしまいました。

というわけでYoutubeの動画再生がスローになってしまう場合はサウンド関連のデバイスにトラブルが起きていることが多いようです。
今回のようにドライバの更新や入れ直しで直ることが多いそうです。

Windows10のブートメニューをコマンドで編集する

Build10565を入れたところ、どうやらブートメニューが上書きされてしまったようで、Win7とのデュアルブートができなくなってしまいました。

Win7が入っているパーティションについては今回の作業で全く触っていないので、
Win10上でコマンドプロンプトを使用し、ブートメニューを手で編集すればまたデュアルブートが可能になるだろうと目算を立てました。

まずコマンドプロンプトですが、管理者権限で実行する必要があります。
使用するコマンドはbcdeditというものです。

こちらの記事に使い方が詳しく載っています。

bcdeditでブート・メニューの項目を追加する
[@IT]

OSごとのブートメニュー項目は結構たくさんあるので、手入力するのは大変です。
記事内にもある通り、問題なく動いているブートメニュー項目をコピーし、一部のパラメータを後から編集するようにすると作業が楽だと思います。

今使っているブートメニューを”hoge”という名称で保存するのであれば、
bcdedit /copy {current} /d “hoge”
です。この”hoge”が起動時のOS選択画面に出てくるので、OS名称など分かりやすい名前にするといいと思います。
コピーが成功すると新しいブートメニュー項目のIDが表示されます。これは後で使うので注意が必要です。

次にコピーしたブートメニュー項目に「どのパーティションから起動するか」を設定します。
今回は例としてDドライブに別のOSが入っているものとします。
ここで先ほどの新しいブートメニュー項目のIDを使います。
コマンドは2つあり、

bcdedit /set {[新しいブートメニュー項目のID]} device partition=d:

bcdedit /set {[新しいブートメニュー項目のID]} osdevice partition=d:

これを入力するとdドライブから起動するようにブートメニュー項目の設定が変更されます。
新しいブートメニュー項目のIDは手入力だと大変なので、コピペするのが確実です。

プログラムのインストール/アンインストールの問題を修正するFix it

Windowsに色々プログラムをインストールしていると、時々アンインストール時にきれいに消えてくれないものが出てくることがあります。

・アンインストールしたいが、気持ち悪いので完全にきれいに消したい
・アンインストールしたいが、何かが邪魔をしているのかプロセスが最後まで進まない
・バージョンアップしたいので、旧バージョンを完全に消したい

などなど、よくある(?)シチュエーションです。
Microsoftが専用のFix itを用意してくれています。

インストールできない、削除できない、またはダウンロードできないプログラムの問題を修正する
[Microsoft サポート]

汎用のものなので全ての問題に有効とは行かないかもしれませんが、ウィザードに従って進めるだけなのであまりWindowsに詳しくない人にも便利だと思います。

プルダウンメニューはAlt+↓で展開できる

知っている方からすれば何を今更…という話なんでしょうが今日初めて知りました。

データを入力するときに何かと使うプルダウンメニューですが、プルダウンメニューにフォーカスしている状態でキーボードでAlt+↓を入力すると展開することができます。
逆にAlt+↑を入力すると折りたためます。
今まではおとなしくマウス操作をするかフォーカスしている状態で↑↓で選択をしていたのですが、展開した上で↑↓で選択した方が圧倒的に楽です。
日常的な操作に取り入れて行きたいと思います。

この操作はExcelのセルに設定したプルダウンにも効くので、これもまた便利です。

EMET5.2がリリース

未修正の脆弱性をついた攻撃を緩和してくれるMicrosoftのツール、EMETに新版が出ました。

EMET 5.2 is available
[Microsoft Security Reserch and Defence Blog]

Microsoft、脆弱性緩和ツール「EMET 5.2」を公開 新しいセキュリティ技術“Control Flow Guard”を有効に
[窓の杜]

面白いのは新機能のControl Flow Guardです。これはVisual Studio 2015に搭載予定の機能なんだそうで、これを有効にした状態でコードをコンパイルすると、
EMET5.2からはコードがハイジャックされているか否かを検出できるんだそうです。
この機能はOSがWindows8.1または10の場合に有効ということです。7は対象に入っていないので注意が必要です。

仮にソフトウェアに脆弱性が発見されてしまったとしても、コードがCFGを有効にしてコンパイルされていればEMETが攻撃を防御してくれる可能性があるということらしいです。
もちろん脆弱性やそれをついた攻撃がないのが一番ですが、保険として役立ちそうな機能です。

MSの2月公開パッチに不具合

ちょっと前にもあったような気がしますが…

マイクロソフト2月公開の月例パッチに4件の不具合報告
[Internet Watch]

以前あったような”システムが起動しなくなる”というレベルの致命的なものはないようです。

しかしWindows10も見据えてこれからアップデートサイクルも速くなっていくだろうという中で、パッチの不具合が多いというのは心配になります。

EMET5.1がリリース

Microsoftの脆弱性緩和ツールEMETですが、5.0について特定の条件でこの11月の月例パッチとの間で互換性の問題が生じるそうです。
パッチを当てる前に5.1にしておけば回避できるそうなのでぜひ入れておきたいところです。

Microsoft、脆弱性緩和ツール「EMET 5.1」を公開。アプリケーションとの互換性を向上 緩和策の発動時にメモリダンプをローカルに保存する“Local Telemetry”機能が追加
[窓の杜]

互換性の問題が発生する条件は Win7またはWin8.1+IE11+EMET5.0 で11月の月例パッチを当てる なので一見ハードルが高そうに見えますが、良くある組み合わせなので該当する方も多いかもしれません。
EMET5.0を利用中の方は要注意の情報です。