標高による気圧差

小川村の大洞高原は標高がちょうど1,000mです。よく立ち寄る星と緑のロマン館の前が1,000m地点です。

物にもよりますが、1,000mくらいでもお菓子の袋はパンパンに近い状態まで膨らむことがあります。この前おやつに持参したプロテインバーはかなり膨らみました。

標高が1,000mあると標高0m地点に対して気圧が0.9倍程度になります。タイヤの気圧にも影響が出ているはずですが、普段はタイヤのスペックいっぱいまで空気を入れているわけではないので、これは心配しなくても良いのかもしれません。

酸素濃度もほぼ同様に0.9倍程度になるので、登っている時は呼吸の深さにも気を配った方が良さそうに思います。

古間駅

北しなの線の古間駅を訪問しました。お隣の牟礼駅や黒姫駅に比べるとコンパクトな駅です。

古間駅の標高は633mらしく、高さを1m補正することで東京スカイツリーの頂上と同じ高さに立てる台が設置されています。この”東京スカイツリーと同じ標高です”というタイプの看板は県内の他の場所でも時々見かけます。

パッと見ではトイレがなさそうですが、自販機は駅周辺の酒屋さんなども含めていくつか設置があります。この点休憩スポットとしては役立ちそうです。

プラットホームの様子です。反対側の今は使われていないプラットホームが少し寂しげです。

かつては2面3線の駅だったようです。国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスより1965年当時の写真を切り出しました。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

しなの鉄道や北しなの線の線路は、元信越本線の幹線の雰囲気が残っていて興味深いです。まだまだ見るべきところがたくさんありそうで楽しみです。

タジン鍋で作る蒸し野菜

最近余った野菜の在庫処分にタジン鍋を活用しています。肉や練り物と一緒に蒸すと野菜を大量に消費できるので、冷蔵庫内の整理に便利です。

今回は鶏のささみを買ってきて、余った野菜と一緒に蒸してみました。

無水調理はさすがに焦げる可能性があるので、水50mlを加えています。沸騰したらふたをして、8分ほど蒸せば根菜類も柔らかくなります。

肉類を蒸すと臭いが気になる場合がありますが、事前に強めに塩をしてざっと洗ってから蒸すことでかなり軽減できます。

より徹底的な対策を行うのであれば、肉だけ事前に軽く焼いておく、ニンニクやしょうがなどの香味野菜をすりおろして肉を漬けておく、味付けをカレー味にするなどが考えられます。カレー味は本当にオールマイティなのでオススメです。

凍結防止剤自動散布装置 まきえもん

長野県内の道路を走っていると気になるのは、時折道路の横に設置されている凍結防止剤自動散布装置です。よく「動作中は走行注意」といった内容の看板とともに設置されています。

凍結防止剤というのはいわゆる塩化カルシウムだと思いますが、動作中は危険と言われるとどのように動作するものなのか興味深い機械です。

しかしながらこの機械は厳冬期に動作するものなので、動いている様子を自転車で見学しに行くわけにも行きません。調べてみるとありがたいことに製造元の前田製作所様が動作中の動画をYoutubeに掲載して下さっていました。

実際の動作を見ると、内部の回転翼状の部品がかなりの勢いで塩化カルシウムの粒を打ち出しているのが分かります。装置の形状からいわゆるスモークマシン的に細かい粒を前方に吹き出す構造なのかと思っていましたが、意外でした。

動画では諸元はもとより動作フローまで紹介してくれているので、見応えがあります。動画の最後に真光寺ループ橋が出てくるところも長野感があって良いです。

関山駅

足をのばして妙高方面まで行ってみました。善光寺平から妙高方面に向かうと妙高高原周辺が最高点で、そこからは長い下りになります。下りの途中にあるのが関山駅です。

開業から130年以上経過しているという大変歴史のある駅です。

駅の周辺を何となく走っていたところ、旧関山駅の跡地が残っているのを発見しました。

線路とプラットホームが残っています。

この1つ次の二本木駅がスイッチバック駅ということは何かで聞いて知っていたのですが、関山駅もスイッチバック駅だったのは知りませんでした。

少し近くで撮影した写真です。

帰宅してから調べてみたところ、この関山-長野間は長野県で初めて開業した鉄道区間なんだそうです。開業以来の位置に割と明瞭な痕跡が残っているので、色々と想像が捗るスポットです。

切り干し大根(カレー味)

よく食べている切り干し大根ですが、毎回味はしょうゆとみりんの甘辛味です。これはこれで何の不満もないのですが、何パターンかバリエーションを持っておきたいと思ったので、カレー味の切り干し大根を作ってみました。

ちょっと茶色が薄い感じがしますが、これがカレー味切り干し大根です。味付けはカレー味にする時によく使うカレーの壺(辛口)、トマトピューレ、砂糖少々です。複雑な味付けにしてしまったのが災いしてか、味を決めるまでの微調整がかなり大変でした。

味付けに苦労した一方で”カレー味はどうか”という試み自体はうまくいったように思います。カレーの壺が好きなのでカレーの壺ベースで考えましたが、難しいことを考えなくて済むように缶入りカレー粉+コンソメパウダーくらいの味付けにした方が楽かもしれません。最近はカレー炒めの素になるような練り状の調味料もあるので、そういったものを活用するのも手だと思います。

エゾハルゼミ

最近自転車で標高の高いところに登っていくと、何かの生き物の鳴き声が耳に入ります。調べてみるとエゾハルゼミという夏前に活動するセミの鳴き声なんだそうです。こんな早い時期から活動しているセミがいるとは驚きです。

飯綱高原周辺でよく耳にします。
上の写真の場所で録音したものです。
P9 liteで録音したデータをFL Studioでノーマライズ後、フェードイン・アウトの加工を施しています。

録音はスマートフォンで録ったものなので迫力はいま一つですが、実際に現地で聴くとかなりの大音量です。周辺の雰囲気も相まってちょっと不思議な印象を受けます。エゾハルゼミは7月頃には活動しなくなってしまうそうです。

長野市戸隠支所

今まで近くを通過するだけだった戸隠支所の前に行ってみました。かつての戸隠村役場です。役場周辺にはJA・学校・診療所と公的な施設が集中しています。

支所目の前の道路は山を2つ越えて篠ノ井へ向かう県道86号ですが、戸隠周辺では規格もあまり良くありません。戸隠神社方面へ向かう県道76号とのアクセスは、並行する県道404号の方が改良が進んでいるので便利だと思います。

最近はさすがの善光寺平でも汗ばむ陽気になる日が増えてきました。夏場には戸隠一帯が自然冷却システムとして活躍しそうなので、今のうちに探検を進めておこうと思います。

両車線にあるハッピードリンクショップ

北信地域にもかなりの数が存在するハッピードリンクショップですが、中野市永江の国道117号沿いに珍しい形態のハッピードリンクショップがあります。

分かりやすいようにトリミングしてしまいましたが、道路の両側にハッピードリンクショップがあります。店としては同一でなく、長野市方面へ向かう車線にあるのが永江店、飯山方面に向かう車線にあるのが永江2号店です。

飯山方面の車線には歩道があるので、永江2号店には時々休憩でお世話になっています。

シャプトン 刃の黒幕

料理をほぼ毎日していますが、欠かせないのは包丁です。料理好きの方からオススメの砥石をご紹介いただいたので購入してみました。シャプトンの”刃の黒幕”というシリーズです。

シリーズは番手により10種類で展開しています。最も粗いものが120番、最も細かいものは30000番となっています。今回購入したのは1000番です。とりあえず1つ持つなら1000番か2000番ということでした。紹介してくれた方によると仕上砥の番手まで揃えれば鏡面加工のような研ぎもできるそうです。

ケース入りです。

この砥石のいいところは非常に作業性が良く、簡単にかえりが出ることです。今まで使っていたレンガ色の汎用砥石はかなり一生懸命研がないと刃がつかなかったのですが、この砥石は短時間で作業ができます。

また、事前に給水させておく必要がほぼ無いので、研ぐに至るまでのハードルが低いのも良いところです。結果として、毎週末ちょっと研ぐくらいの使い方でも無理なく運用できます。

弱点は入手性が少々良くないことと相対的に見て高価なことですが、これだけの機能を有しているので全く割高感はありません。

やはり刃物の切れ味がいいと料理もさらに楽しくなるので、料理が好きな方には絶対オススメの砥石です。