CDやバイナルでタイムコードコントロールを行うときの設定です。
従来の1.x系ではファンクションパネルで設定を行いましたが、2系からはオプション設定で設定します。
1.信号インプットチャンネル
コントロール信号をインプットするチャンネルです。
2.モード
タイムコードコントロールのモードを設定します。
CDやバイナルの再生位置と曲の再生位置がリンクする絶対(Absolute)モード、曲の再生速度のみをリンクする相対(Relative)モード、タイムコードコントロールを行わないInternalモードがあります。
3.ゲイン
コントロール信号の大きさを設定します。信号が小さすぎると正しく動作しません。
4.コントロール信号スコープ
コントロール信号がインプットされていると、ここに円状?の図形が表示されます。
正しく信号が来ていない時は斜線や水平線などの線状の図形になります。
信号が正しく受信されていない時はLRのうち片チャンネルだけインプットされていることなんかがありがちです。
5.コントロール信号種別
タイムコードコントロールに使用するコントロールソースの種別を設定します。
6.位相反転
コントロール信号に”Deckadance用CDを使った時”に、”絶対モードが動かない”場合このボタンを押すと解決する場合があります。
7.雑音除去
一定のしきい値から下の雑音を消去して読み込みます。バイナル使用時に信号が安定しない場合、ある程度雑音を削ると改善する場合があります。
8.リードイン
Final Scratchのコントロールバイナルに設定されているリードインの調整に使用します。
Final Scratchのコントロールバイナルは手元にないのですが、恐らくトラック頭に無音部分がある、とかそういう事情があるのではないかと思います。