君津から野島崎へ行く(後)

昨日のエントリの続きです。
千倉駅付近の国道410号沿いに、ちょっと変わった建物があります。
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この建物はKDDIの海底ケーブルの中継センターなのです。

詳細は以下の記事に詳しいので詳しく見たい方はぜひご覧ください。

来年16Tbpsで運用開始 アジア各国を結ぶ光海底ケーブル「SJC」陸揚げレポート
[Internet Watch]

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建物に付いているオレンジの矢印は、沖合からケーブル敷設船に確認してもらうための目印なんだそうです。

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ケーブルを昨年冬に引き込んだばかりなのでまだ防砂林が養生中の部分がありました。
この下を超大容量のデータが行き交っているわけです。

次に千倉駅からちょっと離れたところにある高家神社(たかべじんじゃ)にお参りに行きました。
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なんと料理の神様である磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)が祀られている珍しい神社なのです。
自炊趣味の人としてはお参りしないわけにはいきません。
包丁と箸を使って一切素手で触れずに調理を行う”庖丁式”という儀式が伝わっているそうです。
境内には包丁塚もあり、料理との深い関係を感じさせてくれます。

さて、高家神社から国道410号に戻り、千倉漁港の脇を通って海沿いを走っていきます。
当日は結構な東の風が吹いており、若干緊張しながらの走行でした。

走って行くと千田という集落に到着します。ここには道の駅潮風王国などもあり、休憩や食事には最適です。
なんですが、ちょっとここで山の方を目指します。

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千田の集落の様子。花き栽培で有名な所で、春先が最盛期なんだそうです。

集落の背後に高塚山という山があるのですが、ここのふもとの高皇産霊神社(たかみむすびじんじゃ)を目指します。
集落内の道路はコンクリート舗装で幅員も狭く、ベルギーの石畳かと思えるほど荒れているので乗らずに押していくのがいいと思います。
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こちらが高皇産霊神社です。
ここはちょっと眺めがよく、おすすめのポイントです。

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お天気がちょっとどんよりなのが難ですが、一望できます。
この周辺は海底が地上に露出してできたいわゆる海岸段丘で、詳しい地形図などで見てみると階段状になっています。
そのため、神社の境内は標高40m弱はあるようです。

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同じく神社から。山がモコモコしているのは照葉樹林だからですね。色鮮やかなモコモコの山は房総半島ならではという感じです。

千田の集落から再び国道410号に戻り、内房方面へ向かいます。
房総半島最南端の野島崎を通過します。

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野島崎灯台の様子

その後も国道410号→国道127号と右左折なく進めます。
野島崎以西の国道410号・国道127号は海岸線特有の小さいアップダウンが続きますが比較的走りやすい道です。
横須賀あたりの国道16号が雰囲気的には近いように感じました。
横須賀同様小さいトンネルがいくつもあるのでライトは前後しばらく点灯しっぱなしでいいかもしれません。

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確か富浦のあたりで撮影した写真

途中、久里浜に向かうフェリーが出ている金谷を通ります。

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次回はフェリーで来てみるのも面白いかもしれません。

金谷を過ぎてしまえば君津まではあと少しです。最後までアップダウンが終わらないので結構大変でした。

というわけで結構一日でボリュームのある行程が組めて大変面白いです。
コースプロフィールを見ても結構細かくトゲトゲしており、小さい登りで足が疲れる→下りも小さいのであまり回復しない→次の登りが始まっちゃう という感じで疲労感が溜まっていきます。
今回の行程もほとんど平坦に見えて獲得標高は1300mあります。なんだかんだアップダウンがあるのが房総半島のようです。
ところどころコンビニや道の駅があるので、休みながら行くのが良いと思います。

渋滞と風が心配でしたが、今回はどちらも引っかかりませんでした(ちょっと横風区間はありましたが)。季節的なものもあるのかもしれませんね。

なんにしても、房総半島はオススメです。

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