Opera21がリリース

いきなり21になってしまった感もありますがメジャーアップデートです。

Aura-powered Opera 21 for desktop computers released today
[Opera Desktop Team’s blog]

大きな変更点としては上記エントリのタイトルにもなっていますが、Auraの採用です。
AuraというのはChromiumプロジェクトに含まれるプロジェクトの一つで、ハードウェアアクセラレーションの支援を得られる現代的なウィンドウマネージャを作るのが目的なんだそうです。
今回はブラウザへの取り込みという形ですが、Auraプロジェクト自体はChromeOSなどにも関連するプロジェクトのようです。

Opera21の時点ではとりあえず安定的にAuraプロジェクトの要素を取り込んだという感じで、UIのアニメーションやビジュアルエフェクト等、メリットが現れるのは今後になりそうです。

Aura以外にはアドレスバーの全表示ができるようになっています。
Opera側としてはURLの肝心な部分(ドメイン等)と接続がセキュアであるか(こちらは緑の南京錠のマークでおなじみですね)を表示できれば良いという考えなんだそうですが、
上級者ユーザ向けに”http://”から全てのURLを表示するオプションが追加されています。

高度な設定に含まれているので、設定したい場合は”設定”の”高度な設定”で”詳細設定を表示する”にチェックを入れた上で、
”ユーザーインターフェイス”の”検索・アドレスバーに URL を完全に表示する”を選択します。

その他の大きな変更点としてはDPI設定が200%まで可能になっています。
これは最近の4Kディスプレイの普及を受けてというところもあるでしょう。
その他、細かい修正は大変たくさん入っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スパム対策のため、日本語が含まれないコメントは投稿できません。