IBS対策で試したことのまとめ(141229)

まさに自分用メモのエントリですが、ネットで見かけた他の方のこういったエントリが大変参考になったのでまとめておこうと思います。
2014年終わりでのまとめという形式をとっていますが、それ以前に試した対策も含んでいます。

評価は自分の主観で以下の通りに分類しました。
◎:とても有効と思われる
○:有効と思われる
△:どちらとも言えない、またはやらないよりはやった方がいいかも、程度
×:有効ではなかった
-:未検証

見ようによっては面白いですがあんまりきれいな話ではないので気になる方は続きでどうぞ。

【症状について】
IBSの下痢型とガス型の混ざったような感じです。
特に以下の場面が苦手です。
・朝の満員電車
・輪行の行きの電車
・打ち合わせ等一定時間拘束される場面
・イベントごと(他人と食事等)の当日
最近下痢についてはなんだかんだで寛解しつつあります。

【対策:行動系】
日頃の過ごし方で試してみた対策です。

◎:公衆便所マップを作る
よく言われることですがどこにどのくらいのキャパシティの公衆便所・またはトイレを借りられる店舗があるか把握しておくのは重要です。
良く通る駅については大体第5候補くらいまで押さえてあります。また、トイレを借りられる場所がほとんどない”トイレ砂漠駅”みたいなものの把握も重要だと思います。

◎:1時間前行動
5分前なんていうのは良く聞きますが、遅刻したらまずい用事の際は1時間前くらいに行動するようにしています。
大体3回くらいトイレに行ってもなおお釣りがくる余裕ですが、このくらい余裕があるとトイレに行きたくなっても「トイレに行ったら遅刻する」という焦りがないので正方向のスパイラルが生まれます。

×:用を足してから外出
健康な人に相談すると「家で済まして行きなよ」と言われるのですが、健康な人ならではの発想のように思います。
他の人の意見を見ても大体そうですが、この手の悩みを抱えている人は家では催さず、乗った電車のドアが閉まった瞬間突如大ピンチになったりするものなのです。

◎:電車では座る
満員電車で立っていると物理的に圧迫されるのはもちろん、精神的なダメージで緊張が増していきます。
結果としてトイレに行きたくなることが多かったのでここのところは極力座れる電車に狙って乗ることにしています。乗って座ったらすぐさま寝ます。これでかなり意識が逸れるので助かります。

○:自転車で出かける
実はお腹の具合対策になっていたという話なのですが、なぜか自転車に乗っている時は急にトイレに行きたくなったりはしません。
そこら中にトイレがあるわけではないですしそれなりにリスキーだとは思うのですが、なぜ平気なのかは不明です。

◎:外出しない
身も蓋もないですがこれが最強の対策です。
しかし家にいる限りは急にトイレに行きたくなったりはしないものです。

【対策:食事系】
食べ物周りで試してみた対策です。

○:飲まず食わずで外出
”用を足してから外出”を逆手に取った作戦です。とりあえず目的地までは一切胃に物を入れずに移動してしまいます。
私にはこっちの方が合っているようです。朝食も簡単な弁当にし、目的地周辺で落ち着いて食べるようにしています。

◎:夕食は極力早め・軽めに
よく”寝る3時間前までに夕食をとらないと太る”なんて言いますが、夕食が消化不良になっているのではないかという仮定で極力早めに食べるようにしています。
大体予定就寝時刻の3-4時間前までに食べてしまうのが目安です。それまでに食べられないようならあきらめて、ゼリー系のサプリメントやプロテイン・または少量のオートミールなどで置き換えます。
夕食自体も以前と比べて軽めに設定しています。

○:遅発性アレルギー検査を受ける
何か日常的に食べている物の中にアレルゲンがないかということで秋頃に検査を受けました。
あまりメジャーな物は入っていませんでしたが、乳製品と卵は極力減らした方がよさそうということが分かったのは収穫でした。

○:低FODMAP食
それほど厳格に運用していないですが、広く食べられている物の中に合わない食材があるのではないか、ということで特定の食材を除去したり大量摂取したりと検証してみました。
まだ検証は続いていますが、玉ねぎなど明らかに駄目そうな食材が分かってきました。

◎:オートミール
食物繊維が多いので腸内のコンディション調整に大変重宝しています。
朝食は大体これです。

○:紅茶
タンニンに下痢止め効果があるというので毎日摂取するようにしてみたところ、紅茶だけの効果かどうかは分かりませんが確かに調子はいいです。

【対策:薬・サプリメント系】

×:医者で薬をもらう
かかりつけ医に相談した際にはコロネルやイリボーを処方してもらったのですが、コロネルはやたらとトイレの回数が増えてしまい、イリボーは逆に強烈な便秘になってしまいイマイチでした。
下痢ではなくなったのでまだ良かったと言えなくもないのですが、もうちょっとマイルドに効いてほしかったです。

△:新ビオフェルミンS
ご存知乳酸菌の薬です。入手性が良くおだやかに効いている気はしますが、ちょっと効果は分かりにくいです。
一応継続服用中です。

○:ミヤリサン・強ミヤリサン
ミヤBMとして病院でも処方されることのある宮入菌の薬です。こちらもおだやかに効いているような気はします。

◎:ミヤリサンU
ミヤリサンのバリエーションですがこれは明瞭に効きました。漢方薬の熊の肝に含まれるウルソデオキシコール酸が含まれており、消化促進の効果があるそうです。
普通のミヤリサンより割高で入手性も良くないのですが非常に頼りになります。Amazonで買えるので家に備蓄しています。

△:ヤクルトBL整腸薬
ヤクルトのビフィズス菌製剤です。効果が分かりにくかった割にはランニングコストが高いのでややイマイチ。
ただイチゴ味でとてもおいしいです。

△:ザ・ガード
興和の整腸薬です。ジメチルポリシロキサンという消泡剤が入っているのでガス腹の人には効果大かもしれません。
セットで入っている納豆菌がよくなかったのか私にはちょっと合いませんでした。

△:正露丸
下痢と言えば、の正露丸ですが常用するタイプの薬ではないので一応△にしておこうと思います。
どうしようもなく不調の場合は試しに飲んでみることもあります。

-:フィルムやチュアブルになっている緊急回避系の下痢止め
そもそも試す前からあまり信用していないので未検証です。

-:漢方薬
人から保険の使える漢方医をオススメしてもらったりもしたのですが、どうもこの問題についてはちょっと病院を信用できていない感じがします。
本当にどうしようもなくなったらかかってみるかもしれません。

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