鬼無里と松本盆地の旅(2)

2日目は木崎湖から松本へ向かいます。
例によって盆地の西側を走りますが、今回はせっかくなので松本電鉄上高地線の駅に寄ることにしました。
ルートは以下の通りです。

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さっそく出発です。写真ではもうおさまっていますが、早朝の木崎湖はもやが立つのでそれもなかなかです。
山正旅館の女将さんにおにぎりを持たせてもらいました。大変ありがたいことです。

県道306号→県道25号の松本盆地西部を走るにはオススメのルートです。
南北移動の王道は国道147号だと思いますが、混んでいたり大型車が多かったりで自転車向きではないように思います。
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こんな感じになっています。交通量も多くなく、幅員も十分です。
沿道にコンビニがほとんどないのが難でしょうか。食料は事前に買い込むとして、自販機は結構あるのでトイレだけが要注意かもしれません。
困った場合は一本東の広域農道にスイッチすればコンビニや道の駅などかなり充実しています。

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木崎湖から松本までは200mも標高が下がるので原則楽なはずなのですが、盆地の西端を走るという関係上扇状地の根元を何度か横切ることになります。
そのため、緩くて長いアップダウンが複数回連続します。
このような東京の都市部にあったら名所化しそうな坂が至る所にあります。

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県道25号から東側を見た様子です。結構標高差があるのが分かります。

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県道25号から県道278号につないで新島々駅に行こうと思っていましたが、通行止めとのことでした。
ツーリングマップルではオススメの色で塗られた道路だったので残念です。
役所用語の「当分の間(=半永久的に)」こそありませんが、国道でバイパスできてしまっているので、この通行止めは直らなさそうです。

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新島々駅です。上高地に行く登山の方の起点となる駅です。
売店の方に声をかけられてリンゴを半分くらい頂きました。ありがとうございました。
食べながらいろいろ話を聞きましたが、乗鞍岳に行く自転車の人も結構ここで降りていくということでした。

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渕東駅からの様子です。
新島々駅の写真の左端に写っているアルピコ交通のイメージキャラクターの姓にもなっています。

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波田駅です。駅前に大きいスーパーがあり、上高地線の中では大規模な駅という印象です。

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下島駅です。国道158号に面しています。
至近距離で並走とまでは行きませんが、国道158号と上高地線は時々並走区間があります。

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森口駅です。きれいな駅舎です。

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三溝駅です。下島駅同様国道のすぐ脇にある駅です。

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このくらい近くで道路と並走する区間もあります。電車を待ったりはしませんでしたが、並走できたら楽しそうです。

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次の新村駅には車両所があり、古い車両が保存されています。旧東急5000系とのこと。
動かすことはできず、現在は談話室のような形で利用されているようです。

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新村駅には古い駅舎が残っています。現在は使用されていないそうですが、Wikipediaなどを見ると開業時(1921年)以来の駅舎なんだとか。

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こちらは新しい駅舎です。

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北新・松本大学前駅です。大学が近隣にあるためか有人駅となっています。

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下新駅です。ログハウス風のしゃれた駅舎です。

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大庭駅と上高地線の車両です。なんか上高地線の車両は見た記憶があるな…と思っていましたが、現行車両はみんな元京王井の頭線の車両なんだそうです。

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こちらは信濃荒井駅です。

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渚駅です。アルピコ交通のイメージキャラクターの名前にもなっています。
この付近は住所が松本市渚となっているのですが、海がない長野県において何をもって渚という地名になっているのかは興味深いところです。

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西松本駅です。渚駅も同様ですが松本周辺の上高地線の駅ではプラットホーム上に駐輪場があるのがデフォルトの光景です。

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松本駅と1㎞前後しか離れていないので松本車両センターがすぐそこに見えます。

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例によって松本駅西口から撤収です。丸正製パンのサンドイッチも食べました。

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