鬼無里の食生活について書かれている 信州鬼無里 食の風土記 という本に載っている料理を作ってみました。
材料
作り方
- 大根とにんじんをピーラーやスライサーなどを使って、幅2-3cmのリボン状にスライスします。大根引きの”引き”の由来はこの工程によるものだと思います。
- スライスした大根とにんじんを塩もみし、しんなりするまで10分ほど置いておきます。
- その間に煮干しの頭とワタを取って、4分割程度に折っておきます。
- 大根とにんじんを軽く絞ります。
- フライパンに油を引き、煮干しと大根とにんじんを炒めます。
- すぐ火が通るので、しょうゆで味を微調整してできあがりです。
煮干しはだし成分のために入れるのですが、当日よりは翌日以降の方がだしが効いた感じになります。煮干しを折って入れるだけで大丈夫なのかと思いましたが、やさしい旨味が出ます。
何とも素朴ではありますが、そこが実に伝統的な料理らしくて良いと思います。