PENTAX Q-S1の見た感じやサイズ感などをまとめてみたいと思います。
なんと言っても最大の特徴はそのコンパクトさです。見た目が一眼レフっぽいので写真だと大きく感じますが、ボディだけだと同社のWG-1とそんなに変わりません。
そのため、製品の箱も非常に小さくて、開けるまでちゃんと中身が全部入っているのか心配になるくらいです。
レンズをつけると全体の厚みが増すので、一般的なコンパクトデジカメよりは大きくなりますが、それでもレンズ交換ができてこのサイズですから大したものだと思います。
これはQシリーズのセンサーサイズに起因するところが大きいそうです。Q7とQ-S1のセンサーは1/1.7というサイズで、昨今の傾向からすると小さめです。
ただ、センサーサイズに比例してレンズの大きさは小さくできるので、画質と全体サイズがいいところでバランスしている設計になっていると思います。
常用レンズはこちらの01 Standard Prime というレンズで、装着するとこんな感じです。キャップ付きのレンズフードをつけてこのサイズに収まるので、耐衝撃ポーチに入れた上でサドルバッグに入ります。
使い勝手で言えばこちらの02 Standard Zoom がオールラウンダーと言えそうです。これはさすがに多少厚みが出ます。カメラっぽい見た目です。こちらを自転車で運用する場合はバックパックか大きいサドルバッグが必要でしょう。
構えた感じは本体が小さいため、手の小さい私としてはとても持ちやすく助かります。
本体右に丸い出っ張りがありますが、これはリモコン受光部兼グリップです。これがグリップなのかという感じがしますが、右手の薬指を周囲に巻き付けると意外としっかりホールドできます。
うちも後で買い足したけど、01が優秀なんだよね。
ズームできないけど出歩いてパシャッとやるのにもの凄くいい。目で見た雰囲気に近いスナップがすぐ出来る。
Qシリーズ最大の盲点はとにかく液晶の解像度がクソでちゃんと撮れてるか分かりにくいという点なので、
同じカットをたくさん撮って後で取捨選択するとか、eye-fiとかFlashAirなんかでタブレットごしに確認すると良いっす。
クロスプロセスで毎回ランダムにエフェクトかけて撮るのが面白いので結局数撮る方向で進んだけど…。
うちのブログの去年の北陸旅行のフォトアルバムはQ7のクロスプロセスで撮ったものが大半だったりする。
外で使ったのは01だけなんですが便利ですね。35mm換算の焦点距離が39mmだそうですから、割と広角寄り?なのかもしれませんが、仰る通り見た感じに近い絵が出る印象を持っています。
写真の歩留まりについては、DP1xを使っていた折に大体同じ絵で2-3枚撮る習慣がついてしまいました。私が下手なのが良くないのですが、DP1xと私のコンビだとあまり歩留まりが良くなかったのです。「たくさん撮って失敗したのは消す」というワークフローでやっています。