月別アーカイブ: 2022年11月

風配図で北信地域の風の傾向を調べる(春編)

以前Pythonで気象庁のアメダスデータから風配図を作るプログラムを作成しました。季節ごとに時間帯別の風の傾向を図化することで何らかの傾向のようなものがつかめないかと思い、以下の条件でデータを図化してみました。

データ条件

  • データはいずれも気象庁のアメダスデータを利用
  • アメダス地点:飯山・長野・上田
  • 期間:2012年-2022年
  • 季節:3-5月
  • 時間帯:6時-9時・10時-13時・14時-17時の3区分で毎正時の観測データを集計

結果はこのようになりました。

飯山

飯山は1日を通して北方向の風が卓越する傾向があることが分かりました。全体的に風は弱い傾向にあるようです。

頻度としてはそれほど多くないですが南方向の風が吹いている日があり、この時は場合によっては強い風が吹くことがあるようです。

長野

長野は極端で、朝方から昼間にかけては北東方向または南西方向の風が卓越します。それが午後になると一転ほぼ北-北東の強い風に一気に偏りが発生します。

朝方より昼間の方が風が強い点、南西方向の風が吹いている場合は強い風が多い点も特徴的です。

上田

上田は比率としては西-南西方向の風が卓越する傾向にあります。朝方は全方位にばらけている印象ですが、昼は西方向に偏り、午後から夕方にかけては南東方向の強い風が出現するようになります。

結果を反映したルート設計

飯山・長野を起点にする場合

飯山と長野については大まかには北東方向または南西方向の風が吹く日の2パターンと思われるので、事前に予報などを調べて行きを向かい風にすると帰りが追い風で楽だと思います。

ただし長野市周辺で午後から北方向の風が卓越してくる傾向は非常に明瞭なので、行程が午後から夕方まで及ぶのであれば行きは北方向に進路を取るのが良いのではないかと思います。

上田を起点にする場合

上田のアメダスのデータは西方向の風が卓越する傾向を示したので、千曲川沿いを走行することを考えると一様に横風気味ということになります。

横風の場合は長野方面に行っても小諸方面に行ってもあまり変わりませんが、昼から午後にかけて南東方向の強い風が吹く傾向があるので、帰りの追い風を当てにして小諸方面に向かってみるのもいいと思います。

また、西方向の風は終日多い傾向があるので、行きは聖高原方面に向かって、帰りは下り勾配&追い風で快適に帰って来るというのも効率が良いと思います。

春の風のまとめ

感覚的に”北東の風の日と南西の風の日がある”というイメージを持っていましたが、おおよそその通りの内容になっていました。時間帯別に図化してみると結構大きな差があるので、他の季節や地点でも風配図を作ったら面白いことが分かるのではないかと思います。

戸倉上山田温泉のSDGs自販機再訪

戸倉上山田温泉で先日アウトレット品を格安で販売しているSDGs自販機を発見しました。その時は対応商品が売り切れだったのですが、今回の訪問ではどの商品も購入可能でした。

寒かったので温かいコーヒー系の飲料(30円)を購入したところ、面白いことに甘酒が出てきました。

缶にへこみがあるのでアウトレットとなってしまったようです。賞味期限についてはかなり余裕のある商品が出てきました。

せっかくの甘酒なのですが、パッケージにもある通り微妙にアルコールが含まれています。車両運転時に飲むのは不可能なので、お土産として持って帰り、運動後の栄養補給に活用しました。

コーヒーが出なかったのでまたチャレンジしてみたいと思っています。

野沢菜のごま炒め

漬物用に買った野沢菜の余りを先日切り漬けにしました。しかしながら野沢菜がなおも余っているので炒め物を作ってみました。

漬け物になった野沢菜は炒めることで高菜の油炒めのような料理にすることができます。今回は生の野沢菜なので下味は一切付いていません。味がぼんやりするとおいしくないと思ったので、刻んだ状態で振り塩をして、10分ほど置いて絞ったものを炒めてみることにしました。

ごま油で炒めて味はしょうゆとみりんで調えます。最後にすりごまを混ぜて完成となりました。

やはり事前に薄めに塩味をつけておいたのは正解で、しっかりした味になったと思います。常備菜として便利そうな感じです。

上堰円筒分水(木島平村)

木島平村に円筒分水があるという情報を入手したので見に行ってみました。上堰円筒分水という名前で、木島平村に水道が整備された際に水道水源の補償目的として整備されたものということです。

説明看板には詳細な寸法が記載されており、分水の比率が41.25:58.75という非常に細かいものであることも確認できます。

円筒分水というものは珍しい構造物という認識を持っていたのですが、長野県内では時々見かけます。探せばまだまだありそうな気はしています。

日平均気温の確認

いよいよ冬が始まるということで、いつ頃まで屋外を自転車で走れるかが気になっています。過去のアメダスデータの分析から”日平均気温4℃”がシーズン終わりの目安と考えています。

今年の長野のアメダスデータを見ると、日平均気温はまだ10℃前後あります。例年に比べて今年は気温が高めのようです。

2021年や2020年は11/26-11/28ごろにみぞれを観測していますが、今年は今のところ初雪やみぞれといった予報は出ていません。

最近の千曲川サイクリングロードの様子ですが、空も含めてまだ冬という雰囲気ではありません。

今後どうなるかは分かりませんが、もしかすると少し長めに走る期間を取れる可能性もあります。気温の推移は引き続き注意しつつ、安全にシーズンを終えたいと考えています。

東レ トレシー

最近メガネ拭き用として東レのトレシーという商品を買いました。これはいわゆるマイクロファイバーで織られたクリーニングクロスです。

繊維の直径が非常に細いので汚れの除去能力が高いのが特徴です。また繊維自体に空間があるので、拭き取った汚れの吸着も良好です。イマイチなクリーニングクロスに良くある”拭いていると汚れがのびていく”様な現象が起きにくくなっています。

私の場合メガネをかけたまま料理をする関係で、油の粒子や何かしらの液体が跳ねてメガネが汚れることが多くあります。

手元に用意しておくと、ちょっと気になったときにサッと拭き掃除ができるので便利です。スマホの画面などもピカピカになるので、スマホ掃除用としてもオススメです。

野沢菜の切り漬け

先日塩漬けを開始した野沢菜が少し余っていたので、すぐに完成する切り漬け(浅漬け)にしてみました。

作り方は簡単で野沢菜をよく洗い、食べやすい大きさに切って容器に入れます。続いてしょうゆ:酢:砂糖を2:1:1で混ぜた調味液を作り、ひたるくらいに野沢菜にかけます。

後はお好みで切り昆布や鷹の爪を少量加え、野沢菜が浮かないようにしばらく重石をしておきます。

重石は皿やラップと水入りペットボトルなどで代用可能ですが、一番簡単なのはホームセンターやスーパーで入手できる圧力式の漬け物容器を使うことです。これは1,000円前後で入手でき、少量の野菜を漬けるのに便利です。

私が使っているのはバネの力で野菜を押さえるタイプです。

1晩くらい漬けておくとできあがりです。漬け物というカテゴリーですがそれほど野沢菜はしんなりせず、サラダの延長のような感じでいただけます。

カヤの平高原(清水平林道)

長野県道502号の調査の一環で、国道403号の木島平スキー場付近からカヤの平高原を経由して県道502号にアクセスするルートを走ってみました。正式には清水平林道というそうです。

ルートはこんな感じになっており、登り口からの標高差はおよそ860m、距離にしておよそ14kmという非常にボリュームのある登り坂になっています。

国道403号の途中から登り始めます。入口には通行規制を示す看板がありましたが、かなり古いもので現役で使われているかどうかは不明です。木島平村内の村道・林道については村のWebサイトに規制情報が掲載されているので、そちらを参照すると確実だと思います。

道路の方は四輪車では少々狭く感じると思われる幅員ですが、自転車であれば問題ありません。路面状況も交通量が少ないためか非常に良く、カヤの平まで滑らかな舗装が続きます。

私は割とこういう道が好きなのですが、高いところからの風景を期待するとイマイチかもしれません。

風景はえんえん写真のような感じが続くので、絶景などは期待できません。風景に変化が少ないのでこのまま進んで大丈夫なものか心配になります。全体的には木陰の道路なので、暑い時期でも涼しく登れるのは良いところです。

勾配に関しては登り口周辺が最も急というちょっと変わったプロファイルになっています。最初の1kmくらいが平均して8%前後ある感じですが、そこから先はほぼ5-6%です。勾配もほとんど一定でペースを揺さぶられないので、安定して登っていけるのではないかと思います。

頂上付近に平坦な区間があり、そこがカヤの平と呼ばれている一帯です。ビジターセンターのような案内所があり、カヤの平高原キャンプ場を管理しています。

ビジターセンターには自転車ラックもあります。

今回は県道502号との分岐点までを確認し、来た道を引き返しました。

偵察の色合いが濃い走行になりましたが、これで県道502号に接続するルートのうち、野沢温泉から旧料金所、国道403号からカヤの平までが自転車で問題なく走行できることが確認できました。

野沢温泉から登って県道502号→カヤの平経由で下りというルートが割と大掛かりにならず走りやすそうな感じなので、今後実際に走ってみようかと考えています。

晩秋の小川村

長野県北部で屋外を自転車で走れる期間もあとわずかとなってきました。中山間地にもそろそろ足を運びにくくなるので県道31号(大町街道)で美麻や小川村方面に出かけました。

日中は日が出ていれば暖かいくらいなのですが日影は肌寒く、また場所によっては夜間の凍結が疑われるような路面の湿りを確認しました。予想した通り山の方はこのくらいの時期で切り上げておいた方が安全そうです。

冠雪した北アルプスの山々が解像度高く見えるのは秋ならではです。
白馬長野有料道路からの犀川の眺めです。大分紅葉も色があせてきました。

せっかくだったので道の駅おがわでおやきを買って帰りました。道の駅おがわのおやきは蒸した後焼き目をつけていると思われるタイプです。皮は非常に薄く作られており、具が大量に包まれています。

直径8cmもある大きなおやきです。これで180円とお買い得な設定です。
みそ味の野菜ミックスがたっぷり入っていて食べ応えがあります。

野沢菜漬け2022(仕込み完了)

野沢菜が入手できたので野沢菜漬けの仕込み作業を行いました。

本当は10kg単位くらいで作った方が品質は安定するようです。

昨年は野沢菜を多少干してから使うことと、茎の部分のみを使うという製法で作ってみました。少々水が揚がりにくい感じを受けたので、今年は野沢菜は干さず、葉の部分も含めて全て使うことにしました。

また、量があった方が相対的に水分も出やすいと思ったので漬け物容器に入るだけ野沢菜を詰めてみました。

原料の重量は合計で1.5kg程度となりました。うまく漬かってくれるか楽しみです。