善光寺交差点

善光寺の表参道にある交差点です。この先の表参道は自動車は進入できません。旧北国街道はこの交差点で東側に向きを変え、牟礼方面に向かっていきます。

この交差点の面白いポイントは、交差点名の表示が善光寺山門の額と同じ”鳩文字”になっていることです。

善の文字に2羽、光の文字に2羽、寺の文字に1羽の鳩のシルエットが隠されています。鳩がモチーフにされているのには諸説あるらしいのですが、八幡信仰を取り入れているからという説を聞いたことがあります。

この善光寺の鳩文字は有名で、JR長野駅の新幹線改札口出てすぐのところにも額のレプリカが飾られています。

他にもこの交差点には長野市の道路元標があります。

道路元標は大正時代の旧道路法が施行された際に全国の市町村の道路起点に1ヶ所ずつもうけられたもので、立派な石柱でできているものが多いためか現在でも残っているものがそこそこあります。この道路元標は改修して解説板が追加されたものだそうです。

善光寺の入口にあり、北国街道の路線上でもあるので、道路の起終点としてはちょうど良かったのかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スパム対策のため、日本語が含まれないコメントは投稿できません。