いつもトンネルが嫌なのでう回している長野県道31号の切石トンネル付近に古そうな施設跡があることに気がつきました。
遠目に見た時に斜面の1ヶ所だけが盛り上がっていて草木が茂っていたので気がついたのですが、よく見ると石でできた何らかの施設のようでした。
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接近してみるとこんな感じで、上側の銘板には”本村水道”と書いてあるようでした。右側の銘板には”配水池”、左側の銘板には”大正十四年竣工”と書いてあるようでした。
パッと見では地下施設のような感じになっていますが、上水道の用水をためておく配水池のようでした。
ちょっと不思議なのはこの施設内部からまだ水音がすることで、近づいてみると施設内部から水のしたたるような音が聞こえてきます。さすがにここまで昔の施設なので現役で使っていることはないと思いますが、部分的に水道としての機能は残っているようでした。