国道19号沿いに松本方面に自転車で出かけたのですが、道中小さい看板を発見しました。元々よく通る道だったのですが今まで気がつきませんでした。

看板を見てみると会という地区と雲根という地区を結ぶ船渡しの跡であることが書かれていました。
説明によればかつては山清路の右岸側(現在は国道19号が通っている方の岸)には道路がなく、左岸側にあるこの船渡しを使ってアクセスするしかなかったということです。 大正初期まで使われていたということですから、結構長期間船でアクセスするしかない地区があったということになります。

看板は2011年に立てられたものだそうですが、周辺はちゃんと草刈りがされていて、どなたかがメンテナンスしているのではないかと思います。

現在の船渡し跡付近の川面はこんな感じになっています。もっとも、大正時代は犀川のダムもなかったと思うのでここまでなみなみと水量のある感じではなかったかもしれません。