自転車用のスピードセンサーとしてwahooのスピードセンサーを使用しています。これは前後どちらかのハブ軸に取り付けることによって角度の変化により回転数を検出してくれるというものです。
センサーが取得できるのは車輪の回転数だけなので、別途タイヤの周長を設定する必要があります。センサーのみの運用であればスマートフォン用のwahooアプリで設定することになります。

趣味で自転車に乗っている人なら設定を迷わないと思いますが、いかんせんタイヤの規格が多いので大変です。また、私のように時々車輪径の違う自転車で使うこともある場合はそのたびに設定変更が必要なので大変です。
センサー単体だとこんな感じで少々面倒なのですが、ELEMNTサイクルコンピューターとセットで運用するとこの設定が自動でできます。スマートフォン用のELEMNTアプリを使い、タイヤ周長を自動設定にしておくとセンサー側でタイヤ周長を自動的に検出してくれます。
当然ながら前提条件として、ELEMNTとwahooスピードセンサーがペアリングされている必要があります。

仕組みとしてはセンサーの回転数とELEMNTサイクルコンピューターのGPSで取得した速度を比較して、計算で導出したタイヤ周長を設定するというもののようです。そのため、ホイール径の違う自転車に乗せ替えると最初の100mくらいは校正中のためか正しくない速度になります。
載せ替えのたびに設定し直すのも大変なので地味に助かっている機能です。