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情報セキュリティ10大脅威2019(詳細版)

IPAからランキングのみが発表されていた2019年版の情報セキュリティ10大脅威に、詳細な資料が追加されました。

情報セキュリティ10大脅威 2019

[情報処理推進機構]

資料を見ていて気になったポイントがいくつかありました。

クレジットトラベル

クレジットトラベルというのは不正なクレジットカード利用の一形態で、”不正に入手したカード情報で旅行商品を仕入れ、それを他人に提供することで金銭を入手する”という手法だそうです。

旅行商品は需要に応じて提供するものなので在庫を抱えるリスクが低いですし、1回で動く金額が大きいのでこういった不正利用に使われているのかもしれません。

メール等を使った脅迫・詐欺

昔からある攻撃手段という印象も受けますが、昨今のものは他で入手したパスワードリストを用いて、あたかも攻撃側が対象者の情報を全て握っているように見せかけることもあるそうです。

確かに本来であれば本人しか知り得ない情報を混ぜられて脅迫されると、無作為に送られてくるアカウント再設定を装ったメールなどに比べれば信じてしまう率が高そうに思えます。

新規ランクインの攻撃手法ですが、解説を読んで納得が行きました。

まとめ

こんな感じで、日々の生活でも役立つ実践的な情報が載っているのでオススメです。
以前にも書きましたが、毎回平易で分かりやすい資料になっているのでとても重宝しています。

VGA換装(R9 270X→RX570)

不調の兆しを見せ始めていたVGAを早速換装してしまいました。今回は中古のSapphire NITRO RX570(8GB)を導入することにしました。

中古の第二世代Polaris

今回は中古の2年くらい前の製品を導入したのですが、どうも最近中古市場に第二世代Polarisを採用したRX570とRX580が大量に供給されているように思います。

2017年当時、これらのGPUが仮想通貨のマイニングを高効率に行えるという話があり、登場してからしばらくはずいぶん品薄が続いていたように思います。

最近はマイニングブームも一段落したのか、マイニングに使われていたパーツが一度にまとまった量中古市場に供給されているのではないかと思います。今回購入したものもマイニングに使われていたのか、割ときれいな状態でした。

組み込み状況

水冷化はせずに、そのまま組み込んでいます。R9 270Xに使っていたEK-VGA Supremacy – Acetal+Nickelが適合するらしいのですが、最近のVGAクーラーは優秀だと思いますし、とりあえず空冷で当面使っていくつもりです。

ビジュアル的には側面から見える太めのヒートパイプが力強いです。また、電源を入れるとSapphireのロゴが青く光るのでかっこいいです。

使用感

スペックの変化

今回のカード換装でスペックは以下の通りに変化しました。

  • コア:GCN(28nm)→Polaris(14nm)
  • ストリームプロセッサ数:1,280→2,048
  • メモリ容量:2GB→8GB
  • 消費電力:180W→150W
  • ピーク演算性能:2.69TFLOPS→5.1TFLOPS

消費電力が下がっているのに性能がざっくり1.9倍というのが面白いです。

せっかくなのでRadeon OverlayでGPUの稼働状況を見ながらKenshiを動かしてみました。

GPU

GPUについては時々100%近くまで稼働しますが、それほど変化のないところでは低率の稼働にとどまっており、効率良く動作している様子がうかがえました。

VRAM

大きいマップを読み込むためかVRAMは3GB少々を消費していました。今までは最大2GBしかVRAMがなかったので、常時あふれていたところでしたが余裕ができました。

冷却機構

冷却機構については室温約16℃でコア温度は40℃後半~50℃中盤というところでした。50℃を超えると緩くファンが回り出し、40℃代に下がると止まるという動作の繰り返しでした。室温が低いとゲーム中でもセミファンレス動作になることが確認できました。

ファン自体も昔のシロッコファンのようにうるさくなく、今回のテストでは800RPM前後で回るくらいだったので、非常に静粛性に優れているように感じました。

まとめ

約2年遅れでの導入になりましたが、5年ぶりの換装となっただけはあって、かなりの性能向上を実感できました。今までニュースで見るだけだったRadeon Overlayなどの各機能もほとんどフルに利用できるので、楽しみが増えました。

特筆はやはり電力効率の良さと冷却の優秀さです。十分なスペックでありながら、アイドル時は30℃代まで温度が下がるので、ゲーム中以外は基本的にファンが動きません。それどころかゲーム中でも状況次第ではファンレス動作してくれるので、これなら水冷化改造しなくても良いのではないかと思っています。

冒頭書いたようにこのエントリを書いている時点では結構な数の中古品が出回っているので、ちょっと古いVGAを使っている方は換装のチャンスなのではないかと思います。

J SPORTSオンデマンド復活

3/10からパリ~ニースがあるので、今年もJ SPORTSオンデマンドの視聴環境を整えました。

例年オフシーズンの動きは全くと言っていいほど収集していないので、今のうちにツアー・ダウンアンダーやブエルタ・ア・アンダルシアで移籍情報やチーム名称変更などを押さえておきたいと思います。

またしても悩むのがフランドルとジロ・デ・イタリアで、こちらは放送予定に入っていないのでDAZNでの配信ではないかと予想しています。どちらも見たいレースなのですが、仮にDAZNでの配信だとすればスポット的にでも同時加入が必要になるので迷います。

シマトネリコの芽が出る

長年同居人として部屋にいるシマトネリコの鉢植えがあります。

元々熱帯の植物なので、長野に来てからは室内で日に当て、日が落ちたら窓から離して極力冷えないようにして越冬してきました。

それでも多少の落葉はあって樹の形は寂しくなっていたところだったのですが、ここ数日芽が出始めました。

しかも、ここ数年目が出ていなかった幹の下側からも発芽しています。前記の事情から最近は枝のてっぺんに葉がもさもさしているような状態が続いていましたが、今年はうまく世話をしてあげればかっこいい樹形にできるかもしれません。

VGA不調の兆し

最近自作機に組み込んでいるR9 270Xがどうも不安定な挙動を示すようになってきました。VGAは基本的にめったなことで故障はしないと思うのですが、今までの経験では

  • 画面に規則的なノイズが乗る
  • 発色がおかしくなる(全体的にピンクがかる、緑がかるなど)
  • スリープからの復帰やコールドブート時に何も映らない

という症状が断続的に出た後に、壊れたことがあります。270Xも丸5年使っているので、経年劣化の可能性は疑われるのではないかと思います。

今回も上記の症状を一部確認しているので、さすがに交換した方が良いかと思っているところです。

Radeon Software 19.2.3がリリース

2/25付けで19.2.3がリリースされています。

Radeon Software Adrenalin 2019 Edition 19.2.3 Highlights

[amd.com]

今回のバージョンでモバイル版のAPUである Ryzen Mobile のGPU部がサポートされました。今まではLaunch Driverという製品リリース時点のドライバしかなかったようなのですが、今回の更新でチューニングされたドライバが提供されたことになります。

リリースノートによるとドライバの更新だけでおよそ10%のパフォーマンス向上が望め、ゲームタイトルによってはおよそ17%のパフォーマンス向上が期待できるものもあるようです。当該APUを搭載した製品をお持ちの方には必須の更新ではないかと思います。

WordPress5.1がリリース

バージョンが5.0代から5.1に上がりました。

WordPress 5.1 “ベティ”

[wordpress.org 日本語版]

今回のバージョンでは5.0で導入されたブロックエディタのパフォーマンスが向上したとのことです。触ってみた感じ言われてみれば多少軽快な気もしますが、これはしばらく使ってみての評価になろうと思います。

このほか、サーバにインストールされているPHPのバージョンが古いと、ダッシュボードに警告が表示される機能が追加されています。また、PHPのバージョンとプラグインの互換性をチェックし、プラグインのインストールをブロックする機能も備わっているそうです。

スチールカットオーツ

オートミールの話です。一般的にスーパーなどで売られているのはロールドオーツといって、燕麦の種子をローラーで薄くのばしたものです。よくご飯に混ぜる押し麦のようなものです。

しかし本場(?)にはスチールカットという、”種子を横に切っただけ”のオートミールがあるそうなので、通販で買ってみました。

こちらがそのスチールカットオーツです。パッケージでは健康にいい旨がかなり重点的にアピールされています。

燕麦の種子は東南アジアの米のような形で細長いので、横向きに切ると背の低い円筒形になります。例えが良くないですが、プラスチックのペレットのような形状です。

調理は鍋で15-20分煮込めば良いそうなのですが、面倒なのでいつもロールドオーツでやっている”一晩給水→600W電子レンジ2分 x 2回”で調理してみました。

ところが、やはり乾燥させた種子そのものなので電子レンジでは全く火が通りませんでした。仕方なく鍋で煮直したのがこちらです。

見た目にもかなり粒感がありますが、食感もプチプチとしていてロールドオーツとは全く違います。オートミールが苦手な方から「デンプン糊を食べているみたいで苦手だ」という話を聞きますが、スチールカットなら平気なのではないでしょうか。

穀物固有の香ばしさのようなものも残っており、かなり差があることが分かりました。調理方法についてはもう少し研究したいです。

引き戸の擦り音を直す

最近部屋の引き戸を引くと何かに擦れるような音がするので気になっていました。滑車がついているタイプなのでベアリングの劣化かと思いましたが、それほど大きい荷重がかかっているわけではないですし、古いものではありません。

調べてみたところ、戸の高さを調整すると解消するということらしいので、以下の動画を参考にして調整してみました。

さすがはリクシルさんで、この調整で一発解消となりました。室内の引き戸というのは大体この方法で調整できる設計になっているようです。覚えておこうと思います。

自費診療の詰め物微調整

先日詰めてもらった自費診療の詰め物ですが、先生のオーダー通り翌日の昼に違和感がないかセルフチェックしてみました。

かみ合わせた感じは全く違和感がないのですが、どうも詰め物表面に微小な突起のようなものが出来ているように感じました。今回詰めた部分と反対の歯にも詰め物が入っているので、変な干渉ではないかと心配になり、調整の予約をしました。

先生に見てもらったところ、「確かに引っかかりのようなものはあるかもしれないけど、異常なものではないので大丈夫」との診断でした。舌で触ると気分的に良くないだろうからということで、硬質ゴムのようなアタッチメントを着けたタービンで磨いてくれました。

先生曰く「今回の詰め物は割と直線的な形状にしている」とのことなのですが、これは反対側の詰め物が曲線的に成形されているからだそうです。完全にぴったり合うような噛み合わせにすると食べ物がかえって噛みにくくなるらしく、食べ物が噛むと横に逃げるようにあえて隙間を作ってあるとのことです。

今回の微細な傷はこの成形の違いで生じたものだということでした。心配していった割にはものの5分で終わってしまいましたが、理屈が分かったので安心しました。