自転車」カテゴリーアーカイブ

サイクルコンピュータの台座の緩みを直す

最近サイクルコンピュータを取り付けている台座が緩くなってきてしまったようで、押して操作したつもりが台座から外れる現象が見られるようになってきました。

走行中に転がっていったりしてしまったら事故の元なので、とりあえず応急処置的に直してみました。

私の使っているCATEYEのCC-RD300Wはこんな感じの台座で固定されています。上からサイクルコンピュータをスライドして入れると、本体下部のくぼみにツメ(黄色で囲った部分)がはまり、固定されるという仕組みです。

緩くなってしまった理由はツメ自体の摩耗と、ツメの部品が若干下方向にめり込んでしまっているからではないかと思います。

というわけで、ツメ部品の隙間に100円ショップで買った精密ドライバーの先端を差し入れ、ツメを折らない程度に上方向に曲げてみました。

雑な図を描きましたが横から見るとこんなイメージです。赤がドライバーの先端です。

結果、新品当時ほどではないですが固定力は復活し、もうしばらく使えそうです。

今回は直してしまいましたが、CATEYEさんは消耗品や補修部品も積極的に提供してくれていて、大きい自転車店なら普通にスモールパーツの在庫があったりもします。今回の部品は【商品コード1602980】というもので、300円くらいのものです。最近はCATEYEさんが自社で直販もしてくれるようなので、いよいよ破損したら台座を交換しようと思います。

旧東秋留橋

東京都の秋川にかかっている東秋留橋を通りがかったところ、旧橋と新橋がいずれも残っていたので写真を撮りました。

東秋留橋は都道176号の秋川を渡る区間にかかっています。位置的には圏央道あきる野インターの東側です。

このように新橋と旧橋がV字にかかっています。右側が新橋、左側が旧橋です。

面白いのは旧橋上の半分が自転車道指定されていることです。距離は短いですが、れっきとした自転車道です。

自転車道ですので、自転車で旧橋上を渡る場合は必ず自転車道側を通行しなければいけません。逆もしかりで、歩行者が自転車道上を通行することはできません。

注意書きもあります。

右岸側の自転車道出口は急カーブかつ狭いので、このように緩衝材が柵に巻かれています。

旧東秋留橋は土木遺産に指定されている橋なんだそうです。説明によるとアーチの数が多いのが珍しい構造なんだそうです。撤去されていないのはこの珍しい構造が理由なのかもしれません。自転車と歩行者の負荷だけならまだ長持ちしそうです。

せっかくなのでハードモノクロームで渋めの写真も撮ってみました。

冬の三浦半島

大型連休に入って三浦半島から相模湾も賑わっているだろうと思うのですが、私は冬の三浦半島が好きです。

国道16号の馬堀海岸付近の直線です。走りやすい直線道路で、いよいよ本格的に三浦半島らしいエリアに入る入り口的な存在です。

こちらは観音崎自然博物館横にあるマイルストーンと称するモニュメントです。自転車探訪用に半島にはこういったモニュメントが8つあるそうです。

近くに自転車ラックがあります。

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埼玉県羽生市のラウンドアバウトを訪問

2017/3/30に埼玉県内に新しくラウンドアバウトができたそうなので、見に行きました。場所は埼玉県羽生市です。

アクセスとしては、国道122号の須影団地交差点を北側に曲がってすぐのところです。近くにイオンモール羽生があるので、これを目標物にしても良いかもしれません。

環状交差点はこのようになっています。北側・東側・南側の3方向に曲がることができます。この写真は東側の入口です。”Round About”の表記は珍しいように思います。

Googleストリートビューで見ると元はY字型の信号なし交差点だったようで、「元々別の形だった交差点をラウンドアバウトに改造した」という点もまた珍しいものです。

各出入口は島で分離されています。これは横浜アリーナ横の環状交差点に似た構造です。

自転車用の矢羽根が標示されているのが非常に特徴的です。

中央島は少々寂しいですが、通行する方向が示されています。

大型車用に確保されているエプロンはカラー標示になっています。タイヤ痕が結構あったので、大型車の通行もあるのでしょう。

埼玉県の中でも羽生市となると、交通における自動車の分担率は相当なものと推察されます。いわゆる”車社会”のはずです。その環境でラウンドアバウトがどのように機能するのか興味もあったので、休憩がてらしばらく交通の様子を観察しました。

予想通り結構な交通量ではありましたが、かなりスムーズに流れていました。特に「環道の車に流入してくる車が道を譲る」というシーンが見られたのは良かったです。これは交通量の多い環状交差点ならではでした。

供用開始に当たってはイベントなども催されたようですし、至近の小学校では校庭に模擬ラウンドアバウトを作って通行の練習なども行ったそうです。行政や警察の周知も通行のスムーズさに一役買っていそうです。

春の長野ツーリング(2日目)

2日目は塩尻から山梨の勝沼まで走る行程です。甲府くらいでゴールにしても良いかと思いましたが、中央東線の混雑対策と交通費節約を兼ねて、笹子峠寸前まで走ることにしました。

朝の国道19号です。車移動がメインの地域なので朝は混雑するかと思いましたが、休日はそうでもないようでした。気温はやや肌寒い程度で、冬の格好でなくてもOKでした。ただ相変わらず南風は強く、さっそく足が疲れながらも塩尻峠を目指します。

国道20号に入ったところです。桟敷交差点という交差点です。

かなり高規格な道路で、車の流れは速いです。「高速道路ではありません」という注意看板もありました。

振り返れば山の様子もちらっと見えました。名残惜しくもあり、南風から解放されると思うと安心するところもあり、という複雑な心境でした。

車の流れが速いのと、こちらは坂道でスピードが遅いのも考慮して、しばらくは歩道を走行することにしました。途中で塩尻ICの出入口もありますが、立体交差処理されていてそのまま歩道走行が可能です。

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春の長野ツーリング(1日目)

春先の長野を自転車で走ろうということで、長野から松本・塩尻を経由して山梨まで走るツーリングに行ってきました。

初日のルートはこんな感じです。大ざっぱには長野から大町まではいわゆるオリンピック道路、大町から松本までは県道51号、国道19号で走って行きます。

まずは長野駅に到着です。電車はいつものはくたか551号です。この電車は自由席の設定があり、また軽井沢や上田などにも停車するので重宝しています。土休日ダイヤの東京始発となるかがやき501だと速いのですが、全席指定で乗り遅れのできないプレッシャーがかかるのが嫌なので、はくたか551号の利用が多いです。

長野駅です。関東との気温の差はどうかな、と思っていましたが、長袖アンダーシャツ+半袖ジャージ+薄手のロングタイツでちょうど良いくらいでした。体が暖まるまでしばらくはウインドブレーカーを着用することにして出発です。

犀川沿いに七二会に向かいます。途中に気になっていたところが一箇所あったので見てきました。

それがこちらです。明治橋という橋の横にある行き止まりなのですが、どうも旧橋の撤去跡に見えます。

接続している道路も住宅街の中の割にはセンターラインの痕跡があるので、国道19号の旧道なのではないかと思っています。ただ、橋の名前は”明治橋”で、”新明治橋”のようにはなっていません。これはまた古い航空写真でチェックしようと思いました。

七二会からは県道401号で小川天文台まで出て、北アルプスの写真を撮りながら降りてくるというのが当初のプランでした。しかし、七二会の坂を登っている途中に雨が落ち始めました。降雨レーダーによると飯縄山や虫倉山周辺の雨が特に強かったため、守田神社に参拝したところで引き返し、そのままオリンピック道路でいち早く大町に出ることにしました。

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帰って来ました

今回も無事に帰宅できました。2日目は塩尻から勝沼ぶどう郷駅まで走りましたが、初めて通る道を多数盛り込めたのでなかなか満足感のある行程になりました。

冠雪した山々を見ながら走るという目的は南アルプスで達成できました。

春先の長野ツーリング

春の長野を自転車でツーリングしてみたいと思っていました。よく来る大北地域では北アルプスの山々がきれいに見えますが、冠雪した状態の北アルプスを是非見たいと思っていたのです。

長野駅から大町街道沿いに木崎湖に出て、松本あたりまで右手に青空を背景に冠雪した北アルプスの山々を眺めながら気分良く走る予定だったのですが…

アメダスには降水量ゼロで記録されているのですが、小川村あたりから安曇野市あたりまでずっと雨だったので、雨雲に煙る北アルプスの山々を時々見ながら耐えて走る感じになってしまいました。

行程自体は辛いながらも面白いところはあったので、また詳細にまとめたいと思います。

雨天自転車ツーリング

基本的に雨の日は自転車には乗らないのですが、時々「小雨だし平気だろう」という判断をしたところ、出先で普通の雨天になってしまうことがあります。

路面が水が浮かない程度にウェットでポツポツ雨が当たる程度だと、運動で加熱した体に雨が当たって逆に気持ちが良いくらいなのですが、完全に雨になってしまうと話は違います。基本的なところですが、ブレーキが効かないのが困るのです。

ロードバイクではまだリムブレーキが多数派だと思いますが、ブレーキシューがドライ用だと本当にブレーキが効かなくなります。どうもリム面が濡れていると制動力が得られないようです。効き始めが明らかに遅くなるので、自動車の運転などで言われるように余裕を持った早めのブレーキングで対応します。

これは雨天走行後、清掃前に前輪を外してひっくり返したところです。

しかも、ブレーキシューの削りかすが水と混じって、飛び散ってきます。前輪のものは割と自分の体の方にも飛んでくるので困りものです。ディスクブレーキだとこういう心配は少ないのかもしれません。足下でローターが回っていることの危険さを心配する声もありますが、ビジュアル的な部分も含めてディスクブレーキは良さそうだな、と思うことがあります。

どうしても雨になってしまうことが年に数度はありますが、こういう時こそ道路交通面でも、自分の体調の面でも安全第一で行きたいものです。

町田街道と相原駅

情報を頂いたので、ツーリングがてらJR相原駅を見に行きました。

駅至近を町田街道こと都道47号が通っていますが、踏切があるので渋滞ポイントとして知られる場所です。

 こちらは東口です。

 踏切がこちらです。手前に信号があるのも相まって、渋滞が発生しがちなポイントです。

ただ、周辺の建物を見てみると駅前に移転している建物もある様子でした。都のWebサイトにはこの踏切を中心に約500mの区間が都市計画道路指定され、立体交差化の予定があるとの情報が載っていました。まだ工事が始まっている感はないですが、準備が進んでいるというところでしょうか。

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