ハンドブレンダー(BRAUN MQ500GY)

最近ブレンダーを買いました。ブレンダーというのは手持ちのミキサーのような調理家電で、食材を混ぜたりつぶしたりといった調理が電動で簡単に行えるというものです。

今回購入したのは電気シェーバーなどでも知られるBRAUNのもので、エントリーグレードなので付属品はミキサー用アタッチメントと計量容器のみというシンプルな構成になっています。

本体とブレンダーはワンタッチで分離できます。
 ブレンダーのブレード部は鋭いので洗うとき要注意です。

ブレンダーはアタッチメントの付け替えで色々な調理に対応する製品が多いですが、あまり使わないアタッチメントをたくさん買い込むのも良くないと思ったので、まずは最小構成からのスタートにしてみました。上位グレードだと色々込みで10,000円を超えてしまいますが、ブレンダーのみなら5,000円前後で調達可能です。

ブレンダーのメーカーにもいくつかありますが、BRAUNを選択した理由は出力です。この製品の強モード運転をする際の出力は公称350Wということです。ここまで大きい出力が出る製品は他になかなかなく、これが決め手となりました。

用途としては見切り品の果物を使ったジュースや、つぶす工程が面倒であまり挑戦してこなかったポタージュスープやマッシュポテトといった料理を想定しています。

果物ジュースについてはバナナを買ってきて豆乳や牛乳と一緒に混ぜて飲んでいますが、ものの10秒程度で固体のバナナがバナナシェイクのようになるのでとても便利です。

他にも料理のレパートリーが増やせそうなので、色々と調べて試してみたいと思います。

小柄な人向けのタルタルーガ小改造(2)

試運転

無事にマイナスオフセットの状態でサドルが取り付けできたので、さっそく試運転に出かけました。最初は想定通りの乗車姿勢になったので喜んでいましたが、数km走ったところでサドルが下がってきていることに気がつきました。

取り付けの時点でシートポストを固定するクイックレバーをきつめに締め込まないと固定ができない感触はありましたが、どうも27.2mmシートポスト+UPANBIKEのシムという組み合わせが自転車本体に対して若干細いようでした。

シートポストの直径をステンレステープで微調整する

細いとは言っても明らかにガタが出ているほどの誤差ではなく、本当に微妙な差異でした。そのため逆にどうやって調整をしたら良いものか困ってしまいました。

ネットで似たような事例を検索して調べてみたところ、ホームセンターで入手できるステンレステープを使うのが良いという情報がありました。

ステンレステープは耐候性の高い粘着テープで、その名の通り表面はステンレス製です。ガムテープのように柔らかいわけではないですが、シートポストに巻くには十分な柔軟性があります。

柔軟性があるとは言っても実質刃物のようなものなので取り扱いは要注意です。作業用手袋の着用のほか、施工時にテープの角は丸く落とさないと危険だということでした。

今回はシートポスト自体にテープを巻き、その上にシートポストシムを装着するという方法で微調整をしてみました。シートポストシム自体はアルファベットのCのように隙間が空いているので、この方法でも若干直径を広げることができます。

改造結果

結果、ステンレステープを一重巻きでちょうど良く直径が補正できました。クイックレバーもしっかりロックがかかるようになり、安心して走行できるようになりました。

ちょっとした改造内容ですが、最終的な完成形に至るまで調査や試行錯誤が必要でした。大変ではありましたが、ちょっとしたDIY要素などもあり面白かったです。

タルタルーガはあまり身構えずに輪行ツーリングに投入できるメリットがあるので、2023シーズンはもうちょっとツーリング用途での起用を増やしたいと考えています。

小柄な人向けのタルタルーガ小改造(1)

タルタルーガはワンサイズ

かねてより日常生活用兼簡単輪行用にタルタルーガType Sportを使用していますが、身長160cm前後の私の体格だと少々サイズが大きく感じるという問題がありました。

近所に行くくらいであればそこまで問題にはなりませんが、3-4時間連続して乗っていると少々乗車姿勢に無理があるようで、腰のあたりが痛くなってきます。タルタルーガはフレームサイズという概念がないので、小柄な人が乗るとちょっと無理が出るのは仕方がないように思います。

フレームサイズ以外で体格に合わせた調整をする

自転車でフレーム以外の部分によって小柄な人向けの調整を行う場合は、ハンドルを近づけるかサドルを前に出すということになります。

ハンドルに関しては調整ができそうでしたが、ハンドルを近づけてしまうと折りたたみ機構が想定通りに機能しなくなるので、できれば最終手段として取っておきたい部分です。

サドルについては完成車の段階でシートポストのオフセットがゼロなのでこれ以上の調整は無理かと思いましたが、タルタルーガの活用に実績のある南風自転車店さんのブログにヒントがありました。

サドルフォワード

[南風そよぐ、、、(南風自転車店様)]

タイムトライアル用バイクなどで時々見る、マイナスオフセット(サドルがシートポスト中心より前方に出た状態で固定される)のシートポストを使うという方法です。確かにこれなら更にサドルを前方で固定できそうです。

シートポストに対してサドル取り付け位置が後ろにオフセットしているものはよく見かけます。

マイナスオフセットのシートポスト探し

自転車用品の通販やカタログで調べてみたところ、該当する製品はなかなかありません。最初からマイナスオフセットをうたっているのはディズナのフォワードシートポストくらいでした。

もう一つの方法として、通常のオフセット(サドルがシートポスト中心より後ろ側で固定される)シートポストを、前後逆にして使うという方法があります。サドルの固定角度の幅が十分にあれば、この方法が採用できそうです。

調べてみたところ、上のブログエントリにもあるアデプトの”リアガード”というシートポストがかなり大きい角度調整幅を持っているようだったので、こちらを試すことにしました。

シートポスト直径の問題

これでなんとかサドルを前に出すめどが立ってきましたが、最後に問題になったのがシートポストの直径です。ロードバイク用であれば大体のシートポストは直径27.2mmか、31.8mmが多いと思います。

しかしながらタルタルーガは30.4mmというあまり聞かないシートポスト径を採用しているので、大半のシートポストが適合しません。

そこで今回はやむなく27.2mmを30.4mmに補正するシートポストシムを使って無理矢理直径を合わせることにしました。このシムも聞いたことがあるメーカーの製品では適合するものがなく、Amazonで取り扱いのあるUPANBIKEという耳慣れないブランドの製品を使うことにしました。

心配でしたが加工精度もおおよそ問題なさそうで、とりあえずはもくろみ通りシートポストを前方に出す改造が行えました。

アデプトのリアガードです。前後の角度調整幅が広いのが特徴です。
使うのが少々不安なUPANBIKEのシートポストシムです。結果から言えば合格点の改造にはなりました。

クリムゾンレーズン

富澤商店でドライフルーツや豆菓子の仕入れをしました。今回初めて買ったのが標題のクリムゾンレーズンというレーズンです。

商品名の通り確かによく見るカリフォルニアレーズンなどに比べると色は赤みがかっています。大きさも少々大きめに感じます。

味はかなり甘味が強く感じられます。パンやお菓子に使っても結構はっきりした味が残りそうです。皮が厚めなので食感はしっかりした感じです。

通常のレーズンと比べて少々割高ですが、粒が大きいのもあっておやつには便利に使えそうです。

国立国会図書館デジタルコレクションがリニューアル

12/21付けで国立国会図書館デジタルコレクションがリニューアルしました。

2022年12月21日 「国立国会図書館デジタルコレクション」をリニューアルしました

[国立国会図書館Webサイト]

今回のリニューアルで全文検索可能な資料が約5万→約247万に大幅に増加したほか、Web検索などで良くある画像による検索も可能になりました。

全文検索は検索結果から資料の該当部分に直接飛ぶことができるので、調べたいキーワードが明確な場合に威力を発揮します。かなり効率良く調べ物ができるようになっていると思います。

ページそのもののUIも見直され、全体的に操作がしやすくなっていると思います。

今年度の国会図書館の予算案を見るとこの国立国会図書館デジタルコレクションの個人送信サービスの拡充には約9,200万円が計上されているということです。もちろん決して安くはない金額ですが、個人送信サービスの開始と今回のリニューアルのことを考えるとなかなかに価値ある予算の使い方だと感じます。

カイロを肩甲骨の間に貼る

寒い日が続くので貼るタイプのカイロを毎日使っています。今までカイロは何となくウエストラインの背中側に貼っていたのですが、肩甲骨の間に貼るのも良いという話を聞きました。

なんでも、上半身が冷える場合や肩こりがある場合はこの場所がオススメということです。東洋医学で言うと”風門”というツボにあたるんだそうで、風邪予防や治療に使われると言うことでした。

ここ数日肩甲骨の間にカイロを貼って過ごしていますが、確かに手先の冷えは多少楽になったように感じます。今のところ感触は良いので、基本は肩甲骨の間、更に追加したいときは腰あたりという感じで使ってみようと考えています。

野沢菜漬け2022-2(おおよそ完成)

野沢菜漬けがおおよそ完成と言っていい漬かり具合になってきたので、漬け物容器から保存容器に移して冷蔵庫保存に切り替えました。

今年は第一陣が腐って全滅するという惨事が起きましたが、第二陣は塩をすり込む製法を採用したので水が上がるまでの工程が安定したように思います。

また、今年は途中から重石の重量を軽くする方法も取り入れてみました。今まで面倒でやっていませんでしたが、漬け物がぺしゃんこにならず、ふっくらとした仕上がりになるので絶対に途中で軽くした方が良いと思います。

国道18号妙高大橋の旧道の旧道

国道18号の太田切川に架かる妙高大橋は2021年の8月に新橋が供用開始となり、旧妙高大橋は通行できなくなりました。

地図を見ていたところ、旧妙高大橋の更に下にもう一本旧道の橋があるようだったので見に行ってきました。

この旧道の旧道とでも言うべき橋を通る場合、事前に国道18号の脇道となっている旧北国街道に入っておく必要があります。

この道路は橋の長さを節約するため、一旦川に向かって坂を下り、短い橋で川を渡ってまた登るというルートが採用されています。高低差があることに加えて、横断線形もあまり良くない点が昔の道路という雰囲気を感じさせます。

奥の橋が旧道、手前の橋が現道、下を走るのが旧道の旧道です。
橋の名前や竣工年が気になりましたが、詳しい情報は分かりませんでした。
橋の手前のコーナーに”スピードおとせ”という電光表示板がありました。いつのものかは分かりませんが、穴の開いた板の裏からランプで照射するという仕組みのものです。

北国街道と直接関係なさそうですが、眼下に見えた妙高はねうまライン(旧信越本線)の線路沿いに何か石碑のようなものがありました。良くある工事完工記念の石碑なのかもしれませんが、アクセスできないところにある石碑なのでちょっと気になりました。

中央にあるコンクリート製構造物の前に石碑が見えます。

小松菜の酢味噌和え

旬ということもあって葉物野菜の出番が増えています。今回は小松菜を和え物にしてみました。

小松菜のみだとさすがに硬派なので油揚げを入れています。油揚げ以外にも練り物やツナ缶などを使っても良いと思います。

味付けは既製品の酢味噌を使って簡単に仕上げました。ゆでて混ぜるだけという料理ですが、ゆでた後しっかり水気を切ることで味がぼんやりしなくなります。和え物は細かいところで結構できあがりが変わってしまう料理です。

PythonとBokehを使ってグラフを描く(#2 グラフの見た目変更)

PythonとBokehを使ってグラフを描く方法のまとめ2回目です。今回は簡単なグラフの見た目変更を行います。

サンプルとしては第1回で使用した棒グラフのコードを引き続き使います。

<python>
#使用モジュール宣言
from bokeh.plotting import figure, show

#グラフの要素
#X軸が月、Y軸が気温
x = [1, 2, 3, 4, 5, 6]
y = [2, 1, 6, 12, 16, 21]

#Figureクラスからインスタンスを生成
#グラフのサイズを縦300ピクセル、横300ピクセルに設定
p = figure(width=300, height=300)

#vbarメソッドでグラフを描画
#X軸のデータをx、Y軸のデータをyに設定
p.vbar(x=x, top=y)

#グラフ描画
show(p)
見た目はこんな感じになります。

グラフのサイズ変更

グラフのサイズを変更する場合、figureクラス内のwidthとheightを指定することで変更が可能です。サンプルでは300ピクセル四方としています。

数字を書き換えることで任意のサイズに変更可能です。グラフの形状によって任意の大きさにすると見やすくなると思います。

400ピクセル四方に変更してみました。

棒グラフの幅変更

サンプルの棒グラフは棒と棒の間隔が完全に埋まっているので、いわゆる棒グラフっぽい見た目になっていません。この幅についても自由に調節可能です。

棒の幅はvbarクラスのwidth属性で設定します。デフォルトの設定では1なので、少し細めに0.75に設定してみます。サンプルのコードにはないので追記します。

結構棒グラフっぽい見た目になったのではないでしょうか。

棒グラフの色変更

棒グラフの色を変更します。グラフの色はvbarクラスのfill_color属性で設定します。色に関してはHTMLカラーコードか、CSS文字列でも設定が可能です。今回はHTMLカラーコードでlimegreen(#32cd32)に設定しました。

カラーコードはシングルクォーテーションでくくらないとエラーになってしまうので注意が必要です。

棒グラフの枠線描画

棒グラフの枠線ももちろん変更可能です。枠線の太さはvbarクラスのline_width属性で設定します。デフォルトの太さは1.0となっています。今回は分かりやすくするため3.0に設定しました。

棒グラフの枠線色変更

棒グラフの枠線色はvbarクラスのline_color属性で設定します。fill_color属性同様HTMLカラーコードかCSS文字列で設定可能です。今回の例ではdarkgray(#a9a9a9)に設定しました。

できあがったグラフはこのようになりました。

編集したコードは以下の通りです。

#<python>
#使用モジュール宣言
from bokeh.plotting import figure, show

#グラフの要素
#X軸が月、Y軸が気温
x = [1, 2, 3, 4, 5, 6]
y = [2, 1, 6, 12, 16, 21]

#Figureクラスからインスタンスを生成
#グラフのサイズを縦400ピクセル、横400ピクセルに設定
p = figure(width=400, height=400)

#vbarメソッドでグラフを描画
#X軸のデータをx、Y軸のデータをyに設定
p.vbar(x=x, top=y, width=0.75, fill_color='#32cd32', line_width=3.0, line_color='#a9a9a9')

#グラフ描画
show(p)

以上のように、コード内でパラメータを設定することで表計算ソフト同様にグラフの見た目を自由に変更可能です。

表計算ソフトならGUI上で”グラフの書式設定”のような項目を使って変更できるのでコードで編集するのは大変に感じますが、かなり自由度の高いカスタマイズが可能な点、コードの処理次第で自動的に色を変えるなど見た目の設定を自動化できる点などが優れています。