スギヨのビタミンちくわ

長野県のご当地食品は色々ありますが、代表的なものの一つがこのビタミンちくわです。

スーパーの練り物売り場に行くと大体一番専有面積が広いのがこのビタミンちくわで、存在感の大きさを感じます。

製造元は石川県にあるスギヨで、石川県で製造されているにもかかわらず生産量の大半が長野県で消費されているという変わった商品となっています。

”ビタミン”の由来はちくわにサメ肝油が添加されており、ビタミンAとビタミンEが強化されていることからだそうです。栄養価の高さを前面に押し出したマーケティング戦略で戦後に大変な人気商品となったとのことです。

特に長野県に対しては鮮度維持のため食塩を詰めた状態で発送が行われていたそうで、長野県内においては”ちくわと食塩が同時に入手でき、しかも栄養のある食品”ということで定番化したということです。

ちくわ自体はスタンダードな性質で、比較的柔らかめに感じます。私が特に気に入っているのはあまり塩気が強くないというところです。味噌汁の具や煮物の具などに加えても味に大きく影響しないところが使いやすいです。

要冷蔵なので長野土産としてはちょっと取扱いが難しいかもしれませんが、是非一回お召し上がりいただきたい優秀なちくわです。

長野県道187号

先日上田市にある信州国際音楽村を訪問しました。この施設のある山を貫通するように県道187号という道路が通っています。幹線道路という感じの線形ではないものの、なぜ県道指定されているのか気になったので実際に通行してみました。

通った区間はこんな感じです。上田市の上田原と長瀬を隔てている山の上を通ります。

今回は長瀬側(東側)から通ってみました。山の上を通る関係上ちょっとした峠になります。標高差は約170m、距離にして3.8kmというところなので平均4-5%というところです。実際に走行してみると頂上付近に断続的に急勾配区間があり、数字ほど楽な感じはありません。

頂上には須川湖という湖があります。

また頂上付近は比較的平坦な土地が多く、住宅の他に農地としても利用されています。

道路は全体的に狭く、全体の1/3くらいは林道並みの規格という感じでした。その割には交通量が多く、思っていた雰囲気と結構違いました。県道指定されているのでカーナビが案内する場合があるのかもしれません。

最大の問題は路面状況で、至る所が荒れ気味です。単純に走行感が気持ち良くないというレベルではなく、走行に危険があるような箇所も数多くあります。

路肩側が沈み込んでいる場所も多いので少々心配です。

通っているところは面白い路線なのですが、さすがに路面状況が悪すぎるのであえて通行する理由はない路線だと思います。同じようなルートであれば南側の県道82号か、千曲川左岸側を通る新しい道路が便利だと思います。

キーボード組み立てで使用した半田ごて

今回キーボード組み立てに挑戦するに当たって半田ごてを新しくしました。元々長く使っていた半田ごてがあったのですが、新しい半田ごてが非常に高性能だったのでご紹介します。

半田ごて本体(白光 FX-600)

半田ごて本体は白光のFX-600にしました。セラミックヒーター採用で電源ONから作業開始までが非常に速い製品です。ホビー用途なら十分なスペックだと思います。

今回は半田付けする部品の中にチップ状のLEDパーツがあったので、半田付け時の温度には気をつかう必要がありました。この製品はダイヤル式で温度調節もできるので、こういった用途にも安心です。

動作状況を示すランプがついており、所定の温度に達したことを目視できるのも優れたポイントです。

半田ごてスタンドとクリーナー

こて台は同社製のFH300-81にしました。今までは半田ごてクリーナーの上に何となく置いていましたが、専用のこて台を買ったのは正解でした。作業の安全性も高くなったので満足です。この製品は安価ですが金属製で、思いのほか重量があります。重量のおかげで半田ごてが安定します。

クリーナーはこて台に元々スポンジタイプのものがついているのですが、金属製のクリーナー(大洋電気産業 ST-40)に交換しました。この金属製のクリーナーはこて先を何度か突き刺すと加熱された半田がこそげ取られるというものです。

スポンジタイプクリーナーは水に濡らして使うのでクリーニング時にどうしても半田ごての温度が下がってしまいますが、この金属製のクリーナーはクリーニング時に温度が下がりません。クリーニングしたそばから作業を再開できるので便利です。

ちょっと形から入るような感じになってしまったのでどうかと思っていましたが、実際に組み立てに使用してみたら買って正解だったと思いました。料理などでも同じことを思いますが、きちんとした道具を使うと気持ちが良いものです。

千曲川水辺の楽校公衆トイレ

千曲川サイクリングロードに隣接した公衆トイレです。位置的には平和橋と冠着橋の中間地点付近になります。

堤防天端に面しており、トイレに困りやすいサイクリングロード沿いとしては非常に助かる立地となっています。

男女別
小便器1
個室洋式1
多目的
サイクリングロード向けとしては理想的な公衆トイレです。

とても有り難いトイレなのですが唯一の難点は冬季閉鎖があることです。明確に閉鎖期間が決まっているかは不明ですが、おおよそ毎年11月下旬-3月下旬頃まではシャッターが降りて一切利用できません。

2月末から3月頃ともなると千曲川サイクリングロードは走行可能な気象条件になっていることが多いので、特に春先はあまり当てにしない方が無難だと思います。

壁面にはサイクリングロードの案内地図があります。
バイクスタンドも木製のものが2台も完備されています。

キーボード自作組み立てキット(遊舎工房 Quick7)

私は長らく普通のJIS106キーのキーボードを使っていますが、手が小さいのもあって微妙に使いにくさを感じることがあります。自作キーボードには様々な形状があることを知っていたので以前から興味があり、今回初めて挑戦してみました。

今回はまず練習という意味もこめてキーが9つのQuick7というキットを選びました。自作キーボードの専門店である遊舎工房さんの製品です。

パッケージはハガキ大くらいの大きさで厚さも1.5cmくらいしかありません。

内容物はこれだけとシンプルです。キットと別にキースイッチとキーキャップが必要になります。これらのパーツも遊舎工房さんで入手可能です。

Cherry青軸は元々アケコンに使ったらどうなるか実験のために買ったのですが、アケコンのボタンに使ったらうるさすぎたので封印されていたものです。
基盤にスイッチとLED類を半田付けし終わったところです。

今回はスイッチについては独Cherry社の青軸、右上にはロータリーエンコーダを配置しました。このキットは右上と左上に任意にロータリーエンコーダを搭載することができます。

組み立てには半田付けが必要になりますが、ていねいなビルドガイドもWeb上に掲載されているので、ガイド通りに進めればそうそう困ることはないように思います。

ファームウェアを書き込んで完成したのがこちらです。

今のところ好きな同時押しキーを設定して、マクロキーボード的な使い方をしています。使い道もファームウェアの設定次第で自由に変えられるので、違う用途を考えられるのも面白いポイントです。

既製品のプログラマブルテンキーなら3,000円程度で入手できるのでコストパフォーマンスというところではあまり良くないかもしれませんが、

  • 好きなスイッチやキーキャップを選べる
  • ファームウェアをカスタマイズして好きなキー配置にできる
  • スイッチについては最悪故障しても交換できる

ので、ハード面・ソフト面両面で楽しめるところに魅力があると思います。当初想定していたよりは全然難しくなかったので、興味のある方はまずはこのサイズから試しに挑戦してみると良いのではないかと思います。

カゴメ 濃縮トマトペースト

最近非常に重宝している調味料です。小分けに包装された濃縮トマトピューレです。

トマトピューレを使う料理は様々ありますが、1人で使うとなると缶詰では少々量が多く、再栓できる瓶詰めは1回使ってしばらく使わないでいるとカビるという悩みがありました。

このトマトピューレは個包装されていて、1回分は大さじ1となっています。

ただし6倍濃縮ということなので、実際には大さじ6相当ということになるかと思います。3-4人前のカレーやシチューには1袋、トマトベースの料理には2-3袋使うと良いと思います。

日持ちしますし、個包装で1人でも使いやすいのが非常に助かります。かなり使い出のある調味料なので常備しておこうと思います。

フロントシングルについてのあれこれ

今回新しい自転車はフロントシングル仕様にしました。通常ロードバイクのフロントギアは大きいギアと小さいギアの2枚構成になっていることが多いですが、それが1枚のみという仕様です。

フロントシングルを検討したきっかけ

元々当初はいわゆるコンパクトクランク(アウター50T・インナー34T)のロードバイクに乗っていたのですが、軽い方はともかく重い方のギアは全く出番がなく、何となくもったいなさを感じていました。

そこでパーツが寿命を迎えたタイミングでチェーンリングを更に小さめ(アウター46T・インナー34T)とし、スプロケット(後輪のギア)も大きめのものに変更して全体的なギア比を小さめに設定していたところでした。

それでも大きい方のギアはそれほど出番がなく、この際ギア構成を本当に必要最低限にできないかということでフロントシングル仕様の検討に至りました。

ギア構成

直前まで使っていたギア構成と現在のギア構成を比較するとこのような形になります。

以前の構成(スギノOX901D Classic 46T/34T + CS-R8000 14-28)

R14R15R16R17R18R19R20R21R23R25R28
F463.293.072.882.712.562.422.302.192.001.841.64
F342.432.272.132.001.891.791.701.621.481.361.21

今回の構成(RIDEA Road Elliptic Ring38T + CS-R7000 11-32)

R11R12R13R14R16R18R20R22R25R28R32
F383.453.172.922.712.382.111.901.731.521.361.19

フロント側は1枚になりましたが、スプロケットのギア比がかなりワイドレンジになったので、ギア段数は実質半減ながら最小ギア比と最大ギア比は大体同じという構成になっています。

その分、途中のギアは1段変速するごとに以前よりギア比が大きく変わる設定になっています。折れ線グラフにしてみると分かりやすいです。

赤が以前のアウターの比率、黄色が以前のインナーの比率です。青が今回の構成ですがちょうど以前のギア比の間を結ぶような傾斜になっていることが分かります。5-8枚目の変速幅を大きくすることでつじつまを合わせている感じです。

フロントシングルに伴うトラブルはないのか

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かぼちゃの煮物

涼しくなってきたので煮物が増えてきました。今回はかぼちゃにしてみました。

物理的に近いからなのか、長野県の北信地域では新潟県栃尾の油揚げが比較的容易に入手できます。今回はその栃尾の油揚げと合わせて煮て、少々こってり目にしました。

かぼちゃというと何となく冬至に食べるものというイメージがありますが、実際のところ夏から秋にかけて収穫されているので、秋頃が一番旬の時期と言える野菜だそうです。

Vivaldi4.2がリリース

バージョン4.2がリリースとなりました。今回のバージョンは比較的小規模な改修という感じになっています。

プライベートな翻訳機能が進化し、選択したテキストを好きな言語に翻訳できるようになりました!

[Vivaldi blog 日本語版]

今回のバージョンでは内蔵されている検索機能が進化し、アドレスバーの翻訳ボタンからのページ全体検索に加えて、テキストを選択した上でコンテキストメニューから部分的に翻訳が可能になりました。

テキストを大ざっぱにはなんとか読めたけどここだけは翻訳したいという場合に便利です。翻訳範囲もページ全体に比べて小さくて済むので、その分レスポンスも良くなっています。

翻訳エンジンはLingvanex社が提供しているもので、翻訳処理されたテキストやWebサイトの情報は全く収集していないのが売りとのことです。

善光寺街道 麻績宿跡

西日本方面から松本市を経て長野市に至る善光寺街道の麻績宿跡を見て来ました。現在の麻績村にあります。麻績村は”おみむら”と読み、長野県の難読地名クイズなどでは良く出題される地名です。

位置的には篠ノ井線の聖高原駅、長野自動車道の麻績ICのすぐ近くです。県道12号沿いに宿場が広がっていたようです。

麻績宿の中心部です。
案内看板です。

一つ松本寄りの青柳宿同様、宿場としては比較的コンパクトだったことが分かります。それでも要人向けの宿泊施設である本陣や、宿場間の通信を担う機能、通行者の検問を行う機能など宿場としての一通りの機能が揃っていたことが見て取れます。

上の写真は本陣跡で、現在はコミュニティ施設のような形で使われているようです。

県道12号沿いに立ち並ぶ建物です。歴史を感じさせる構造の建物も残っています。

宿場と直接関係ないですが、宿場跡手前にあるかなり年季の入った道路案内看板です。フォントが独特のものに見えます。