Windows10 バージョン20H2のアップデート

時間があったのでWindows10を2020年秋バージョンの20H2にアップデートしました。

バージョン2004から20H2はイネーブルメントパッケージというアップデート方式が採用されており、機能アップデートながら非常に短時間でアップデートを完了することができます。

このイネーブルメントパッケージというのはバージョン間でシステムファイルを共通のものにすることにより、アップデートに伴うダウンタイムを短縮するものだそうです。

今回の場合は2004と20H2で共通部分があるので、2004から20H2へのアップデートは月例の累積アップデートのような感覚で実行することができました。

秋の機能アップデートは大きい機能追加は少なめで、不具合修正や微調整がメインとなっていますが、一般消費者目線ではEdgeがChromium版になったこと、スタートメニューの色味が統一されたところが目につきやすい変更点です。

Windows 10 October 2020 Update の新機能

[Microsoft Japan Windows blog]

スタートメニューの色味は結構散らかっている感じがあったので、今回のバージョンで統一されたのは良かったと思います。

自己昇格するバッチファイルを作成する

PCにあまり詳しくない人にバッチファイルを実行してもらう時に困るのが、”管理者実行”の問題です。コマンドの内容によっては管理者権限で実行しないといけないものもあるのですが、事前に説明しておいても右クリックして管理者実行してもらえないというケースがよくあります。

ネットで調べてみると、バッチファイルの書き方次第ではバッチファイル自身が権限を昇格してコマンドを実行できるような書き方ができるようなので、試してみました。

管理者権限の判定

今バッチファイルが管理者権限・ユーザ権限どちらで実行されているかを判断するには、openfilesコマンドを使います。

このコマンドは現在開かれている共有フォルダや共有ファイルを列挙するコマンドなのですが、管理者権限がないと実行できません。

ユーザ権限で実行した場合は変数errorlevelに1、管理者権限で実行した場合は0が格納されるので、これを権限の判定に使用します。

自己昇格

自分自身の権限を昇格して実行するには、powershellの力を借ります。powershellでよく使う”start-process hogehoge -verb runas”という管理者でプロセス実行する文がありますが、ここで実行するプロセスにコマンドプロンプトの変数である”%~0”を使用します。

%~0はバッチファイル自身を意味する変数で、これにより自分自身を再度管理者権限で実行することができます。

表示上の一工夫

最初に権限確認のため実行するopenfilesですが、実行結果が1枚目のコマンドプロンプトに表示されてしまいます。ちょっとうっとうしいのでこれを表示させないために、結果を標準ログにまとめて捨ててしまいます。

記述としては”openfiles > NUL 2>&1”となり、”2>&1”の部分が「エラーログを標準ログにまとめる」の意で、”>NUL”の部分が「出力を捨てる」という意味合いになります。

なので、口語に直すと「openfilesの出力を捨てる。ただし、エラーログと標準ログはまとめる」といった感じになります。ちなみに”>NUL”と”2>&1”の順序を逆にすると普通に結果が画面に出力されてきますのでご注意下さい。

できあがったバッチファイル

[bat]
@echo off

rem openfilesを実行して実行権限を判定できる数値をerrorlevelに格納する
rem このopenfilesの結果はウインドウに出力しない
openfiles >NUL 2>&1 

rem errorlevelの値が1(ユーザ権限)だった場合は管理者権限により自身を再実行
if %errorlevel% equ 1 (
	powershell start-process %~0 -verb runas
) else (
	rem 実行したい処理(例としてopenfiles)
	openfiles
)

参考情報

こちらのサイトの情報が大変参考になりました。ありがとうございました。

How to check in a batch file if you are running it elevated

[winaero.com]

小川村の青豆豆腐

直売所で小川村産のご当地豆腐を入手することができました。

青豆豆腐という緑っぽい色味の大豆を使用した豆腐のようです。長野市西部の通称”西山”と呼ばれる地域では古くから大豆の栽培が盛んで、大豆の品質が良いことがよく知られていたそうです。

スーパーに行くと安価な豆腐もたくさんありますが、こういった手作りのご当地豆腐は豆腐そのものの味がしっかりしていて食べ応えがあります。流通は限られているのかもしれませんが、こういったご当地豆腐も探していきたいです。

鹿教湯温泉

上田市と松本市の境界付近にある鹿教湯(かけゆ)温泉に行ってきました。長野県内のアメダスを見ていると鬼無里と並ぶ難読地名アメダスだったので、どのような場所なのか気になっていました。

鹿教湯温泉までの道は実質一択で、上田側からも松本側からも国道254号でのアクセスとなります。松本側からは三才山(みさやま)トンネル有料道路を通ることになります。

温泉街は国道と並行するように広がっており、落ち着いた温泉といった印象です。温泉を利用したリハビリ施設などもあります。

温泉街の様子です。
こちらは一本入った湯端通りという通りです。

温泉街の入口にコンビニがあるほか、温泉街の中にも温泉らしくまんじゅうなどのお菓子を売るお店があるので、自転車でフラッと来てみても面白いと思います。

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冬用グローブの修繕

いよいよ冬用の自転車グローブを使おうかと思っていたのですが、手のひらの部分が破れていることに気づきました。

冬用グローブは高価なこともあるので、例のごとく針仕事で直して使うことにしました。

いつも通り木綿糸でかがり縫いしただけです。破れたところが柔らかくて伸びる素材だったので糸がかかるか心配でしたが、思ったよりは普通に直せました。

たもぎ茸

長野県はキノコの生産が盛んで、スーパーにはいつも県産のしめじやえのき、エリンギなどが山積みになっています。

秋になるとあまり見かけないタイプのキノコを売り場で見るので、そのうち1つを試しに買ってみることにしました。

たもぎ茸という黄色みがかった白いキノコです。買ってから調べてみたところ、長野県で有名なものではなく、北海道でメジャーなキノコということです。

たもぎ茸はヒラタケの仲間で、炒め物・煮物など割合万能選手だということです。今回は鍋物にしてみました。

一番手前がたもぎ茸なのですが、加熱すると黄色みは薄れて白っぽくなります。左にマイタケがありますが、マイタケと見た感じはほとんど変わりません。

マイタケと比べると食感は大分違いがあり、マイタケが比較的スポンジっぽい食感なのに対してたもぎ茸はかなり高密度な感じを受けます。結構歯ごたえのある印象です。

定番キノコばかりだと飽きてしまうこともあるので、たまの気分転換に良さそうなキノコです。

上田市丸子と上田丸子電鉄丸子線跡

上田市の旧丸子町付近に出かけました。位置的には上田市の南東部、しなの鉄道の大屋駅から南方向といったところです。

かつては上田市街地の東部から大屋駅を経て丸子町に至る、”上田丸子電鉄丸子線”という鉄道が走っていたそうです。軌道跡は道路になっているのでそのまま走れます。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

大屋駅手前の大石橋で千曲川を渡ります。

こんな感じで言われてみれば軌道跡っぽい道路が丸子町の中心部に向かって続いています。

道路自体は少々路面状況が良くないですが、交通量が少ないのでこの点は国道152号に対してアドバンテージがあります。

終点駅跡地です。現在はバス停があるのみですが、バス会社によっては丸子駅という停留所名になっており、鉄道の痕跡を感じます。

ロータリーがあるところもちょっと駅っぽい感じがします。

駅前の通りにタクシー会社があるところもいかにも駅前っぽい感じです。この通りは駅前通りという通称がついているらしく、写真に写っている交差点名称も駅前通りという名前です。

駅前通りの様子です。こちらも駅前から延びている道路の雰囲気が漂っています。

事前に調べておいてもなお鉄道の痕跡は発見しづらいですが、当時の様子を想像しながら探索してみると面白い路線です。

白菜のぬか漬け

鍋ものに使った白菜が余ったので、根元に近い硬めの部分を選んでぬか漬けにしてみました。

薄いものですし1日で十分漬かるかと思いましたが、2日漬けるとちょうど良いくらいでした。

味は抜群です。にんじん・きゅうりと並んでオススメの材料だと思います。

水分が多いので漬けるとぬか床が緩くなりやすいのが少々難です。これは白菜自体を干して脱水した上で漬ければ多少軽減できる可能性があります。

ロードバイク車載映像(国道406号 長野市街-鬼無里(裾花トンネル-県道86号分岐))

長野市街から鬼無里へ向かうロードバイク車載映像の3本目です。

トンネルが連続する裾花トンネル付近から戸隠橋を渡り、裾花川右岸に沿って進んでいきます。途中に補給ポイントとして便利な古宮バス停があります。

動画にも工事現場が映っていますが、2020年秋時点では古宮バス停付近の狭あい区間が工事中です。完成すれば走りやすくなるものと思われます。

VOLT800のブラケットスペーサーを交換する

自転車用のヘッドライトとしてCATEYEのVOLT800を7ヶ月ほど使っています。

ライト自体のスペックには大変満足しているのですが、最近走行中に大きな段差を乗り越えるとライトがブラケットから脱落する現象が発生するようになりました。

落下が重なって本体は早くもボロボロになってしまいました。

決して頻繁に起きる現象ではないのですが、ライトが飛んでいくかもしれないことを気にしながら走行するのはあまり気分が良いものではないので、対策をすることにしました。

改めてライトとブラケットの固定をチェックしてみると、かなり固定が緩くなっていることが確認できました。これは過去にCATEYEのCC-RD300Wというサイクルコンピュータでも発生した現象です。本体・ブラケットとも樹脂製なので付け外しの度に摩耗し、だんだん緩くなってしまうようです。

ブラケット自体も落下のダメージで傷んでいるようですし、摩耗の影響もありそうです。

調べてみたところ本体を固定するブラケットスペーサーの補修部品が入手できるようだったので、購入してみました。

こちらが交換部品です。安価なのがありがたいです。

ボルトシリーズ用のブラケットスペーサーという商品で、税抜き330円で販売されています。CATEYEの直販サイトのほか、自転車用品の通販などでも入手が可能です。

交換してみたところ、ブラケットにライトをはめた時の感触がかなりカチッとした感触に変わって驚きました。使っていくうちに慣れてしまっていましたが、交換前の状態は相当固定が緩かったことが確認できました。

これで当面の間はライトの脱落を心配しないで走ることができそうです。