旧片平橋

木曽方面の国道19号旧道を自転車で走っているときに偶然発見した土木遺産です。

上の写真では大きく写っていますが、これは現道から6倍ズームくらいで撮影しています。道路を走行中に見える姿はかなり小さいものです。

この片平橋はかつての国道19号だったそうで、今でも橋の近くまで行くことはできます。

橋自体はしっかりしたもののようですが、竣工は1935年ということで非常に古いものです。そのため現在は歩行者も含めて立ち入り禁止となっています。

コンクリート製のアーチ橋で、アーチ部分から垂直に柱が伸びて床板を支える方式となっています。このように横から見てアーチと床板の間に空間があるものを開腹アーチというそうです。

橋自体も美しい形だと思いましたが、廃道化して苔むした様子もまた趣があると感じました。

キーボードから常に半角スペースを入力する方法

Windowsのデフォルト設定では全角入力時にスペースを入力すると全角のスペースが入力されますが、IMEの設定で常に半角スペースが入力できることを最近知りました。

Microsoft IMEの場合

Microsoft IMEの場合はWindowsの”設定”から”時刻と言語→言語と地域→オプション→Microsoft IME→全般”と選択し、スペースを”常に半角”と設定すればOKです。

ATOKの場合

私が常用しているATOKでも同様の設定が可能で、ATOKプロパティから”入力・変換タブ→入力補助→スペースキーで入力する空白文字”を常に半角とすればOKです。

Webの入力フォームで指定されている場合など特殊な場合を除いてあまり全角の英数記号は使わないので、このように設定で事前に半角指定しておくと入力の手間が省けて楽です。

チンジャオロースー

中華料理の練習の一環でチンジャオロースーを作りました。節約のために豚肉で作ったのですが、本場中国では牛肉を使う場合もあれば豚肉を使う場合もあるんだそうです。私は今まで牛肉を使わないといけないものだと思っていました。

ポイントは肉にしっかり目に下味をつけておくことのようです。確かに生肉の段階で味がついていると、最終的に調味料をたくさん入れる必要がないので炒め物全体がベタッとせずにシャキッとした感じになります。

チンジャオロースーはこんな感じで大量に作っておいて食い延ばすのに向いているので、すぐ作れるようになっておきたいメニューの1つです。

トマトの卵炒め

最近料理のレパートリーを増やすべく、中華料理を何品か練習しています。シンプルな柄に難しいと言われるトマトの卵炒めを作ってみました。

火加減が難しく、トマトの水分でべちゃっとしてしまうか、または水分を飛ばそうと頑張った結果カチカチに固まるという現象が起きがちです。

ネットの情報を参考にトマトをまず十分に炒めて水分を飛ばし、一旦鍋から出した後に卵を焼き、半熟の状態でトマトを戻すという方法で作ってみました。トマトを炒める際にトマトピューレやトマトジュースを追加してトマトの具を濃いめに作っておくのも有効だということです。

半熟なのでお弁当向きではないですが、半熟ならではの良さがある一品です。

特急しなのの空いている指定席を調べる

篠ノ井線特急回数券の特殊な効力

よく北信と中南信方面を移動するときに使っている篠ノ井線特急回数券という企画乗車券があります。その名の通り回数券のシステムを採用した特急券なのですが、変わった効力として”普通車指定席の空席が利用できる”というものがあります。

ちょうどJRの座席指定のない特急券のような感じで、指定席の空席が利用できるが、その席を予約している人が来た場合は移動するというシステムになっています。

もし自分が座っている席に後から人が来たら結構気まずい感じになりそうなので、空いている指定席を確認したくなります。JR東海は在来線のきっぷをインターネットで予約するサービスをやっていないので無理なのかと思いましたが、意外にもJR西日本のe5489で確認ができることが分かりました。

e5489を使った空席確認方法

e5489でまず駅名入力から列車を検索します。長野から松本などと条件を指定します。続いて乗車日時を指定すると特急しなのが提案されるので、指定席を選択して予約画面に進みます。

そのまま画面を進んでいくとシートマップで席を選べるので、この情報を参考に空いている席を探せばOKというわけです。

もっとも、空いている席はあくまでその画面を表示したタイミングで予約がないというだけなので、今後予約が入る可能性もあります。ただ、例に挙げた長野-松本間であれば多くの列車は長野-篠ノ井-松本の順に停車するので、篠ノ井駅を出たところで確認しておけば松本までは確実に空いている席を見つけられます。

この方法を使うと指定席の埋まり具合で自由席の混雑予想などもざっくり行えるので便利です。

えきねっとの例

ちなみにJR東日本のえきねっとでも同じようなことができないか試してみましたが、えきねっとの場合特急しなのについては席が窓側か通路側かの2択、車両内の位置が両端付近か中央不均化の2択でそれぞれ選ぶ形式となっており、シートマップで具体的にどの席が空いているかを調べることはできませんでした。

中山道と善光寺街道の分岐点

中央西線の洗馬駅付近に中山道と善光寺街道の分岐点があります。”分去れ(わかされ)”というそうです。

こちらが現在の車道の分岐点で、実際に右方向に進むと国道19号に合流して塩尻方面へ、左方向に進むと県道294号で広丘駅方面に向かいます。善光寺街道を進んだ場合塩尻市街地は経由しません。

1枚目の写真の分岐点を左方向に進むと、古道の分岐点もまだ残っています。江戸時代末期の物という常夜灯もまだあります。

古道の分岐点については中山道方面は歩行者でないと通り抜けできません。

この洗馬宿を最後に松本や善光寺方面に向かう人と、諏訪や場合によっては江戸方向に向かう人が分かれていったと思うと地理的には非常に重要なスポットと感じます。

一区切りつくような場所ではあるのですが、ここから長野市まではまだ80kmほどの道のりで、しかも聖高原の山越えがあるので昔の旅人は大変だっただろうと思います。

Insta360 ONE Rで静止画を撮る(v2.0.8)

今回の木曽方面の探検では輪行ということもあったのでカメラをInsta360 ONE Rにしてみました。通常であればPENTAX Q S-1を持っていくところなのですが、荷物の軽量化のための試験起用です。

Insta360 ONE Rでの静止画撮影については購入当時に一度試験していましたが、その後はもっぱら動画用としていました。その後ファームウェアもずいぶん版を重ねたので改めての試験です。

2020年3月当時と比べて一番の違いはv1.2.7で追加されたPureshotです。これは撮影した写真に対しAIで補正を施して、主にダイナミックレンジと精細さを向上させるというものです。Pureshotを有効にした状態で出力するためには、写真の生データをInsta360 Studioでエクスポートしてあげる必要があります。

生データとPureshot適用済みデータを比べてみます。

生データ
Pureshot適用済み

生データでは青系の色が少々不自然な鮮やかさになっています。これは2020年時点でも気になっていた点で、元々Insta360 ONE Rでは青みがかった写真が撮れるようです。

Pureshot適用済みの方は色のバランスが良くなり、部分的にシャープネスも向上しているように見えます。

生データ
Pureshot適用済み

こちらの写真では日差しが強く、生データでは反射で白飛びが発生してしまっている箇所がいくつかあります。Pureshotを適用すると全てとはいきませんが、かなりの部分で補正が入り何が写っているのかが識別しやすくなっています。

というわけでPureshotによる自動補正がかなり有効に機能していそうなことが分かりました。一方で、Insta360 ONE Rで撮影された写真は4000×3000という巨大なデータにはなるものの、精細さという点ではもう一つ不足を感じます。

センサーサイズで言うとONE Rは1/2.3inということなので、2014年発売のPENTAX Q-S1(1/1.7in)と比べても小さめというところが影響しているのかもしれません。現行版の同ラインの製品ではAce Pro2というものが発売中ですが、そちらは1/1.3inとかなり大きいセンサーを搭載しているそうです。

基本的にはPENTAX Q S-1が長いことお気に入りではあるのですが、将来的に故障等でリプレイスとなった場合にはアクションカメラで全てを兼ねるというのもアイデアかとは思います。

木曽方面の探検

輪行サイクリングで今までいったことのなかった木曽方面の探検をしてみました。

松本から木曽方面に向かうルートは国道19号のみとなっています。この国道19号は中山道ということで興味はあったのですが、以前人に聞いたところおおよそ自転車向きではないという話だったので、どういったところに難しさがあるのかを確認するため現地を見てくる、というのが今回の趣旨です。

実際に現地で見てみると国道19号の塩尻以南は全体的に微妙に道路幅が狭く、路側帯の内側がほとんどありません。その上で木曽方面に向かう道路は国道19号のみなので常に車が多く、流れも速くなっています。

今回は塩尻駅から奈良井駅に至るまでの区間を走行しましたが、国道19号の車道部分を走行するのはやめておいた方が良さそうに感じました。

攻略としては歩道を走行するか、あるいは旧道区間を走る方法があります。今回はできる限り旧道を通行し、旧道が現道に合流する場合は歩道通行という形で走行をしてみました。

県道321号→県道48号で松本平を南下します。
贄川の関所跡です。

こちらは桜沢トンネルと並行する旧道区間です。是より南木曽路という看板があります。この旧道区間は幹線道路のような規格になっているので走りやすい部類です。

奈良井交差点です。信号が少ないのも流れの速い一因かもしれません。

本格的に木曽の山の中に突入する手前の奈良井駅まで偵察を実施しました。事前にGoogleストリートビューで見る限りは国道10号の相模湖-大月あたりのような感じかと思っていましたが、カーブが少なめということもあってか全く違う感じの道路でした。

自転車で通行する場合は歩道通行の有無も含めてかなり綿密なルート設計が必要そうに感じます。今回得られた情報も踏まえてできる限り安全そうなルートを検討してみても良いかと思います。

上田市南部クリーンパーク付近の舗装修繕

千曲川サイクリングロードはここ数年で舗装の修繕が進行し、ほぼ全線がとても快適に走行できるようになっています。

サイクリングロードの区間ではないのですが、川の駅上田からもう少し上田方に走って行くと南部クリーンパークという下水処理場があります。この横を通っていくと古舟橋の近くまで一本道でいけるのですが、周辺にコンクリート工場(?)があるためなのか大型車の通行が多いらしく、この一帯の路面状況がとても悪いのが少々難でした。

先日通りがかったところきれいに直っていました。

右奥に見えるのが南部クリーンパークです。

修繕前はメロンパンの皮のような状態で、道路のどこを走ってもかなりの振動があったので大変でしたが、快適に通れるようになりました。

Ryzen7 9800X3Dが発表

ゲームに向いているとする3D V-Cacheを搭載するX3DシリーズのRyzen9000シリーズ版が発表になりました。

第2世代3D V-Cacheでゲーム性能が最大8%向上した「Ryzen 7 9800X3D」

[PC Watch]

3D V-Cacheの配置を変更することによりCPUクロックが上がりやすくなり、性能が向上しているということです。

8コア16スレッドという仕様は9700Xと同様ですが、ベースクロックは4.7GHzと高めに設定されており、最高クロックは5.2GHzとこちらはやや抑えめになっています。ベースクロックは9950Xよりも高いので、ゲーム向けを意識して基礎性能を高めに設定しているのかもしれません。

そのせいもあってかデフォルトのTDPは120Wとなっています。