3月のPixel Drop

GoogleのPixelシリーズには定期的にPixel Dropという昨日のアップデートが配信されてきます。旧世代の端末にも場合によっては現行機種の機能が搭載されることがあるのでちょっと楽しみにしています。3月のPixel Dropは結構盛りだくさんなものでした。

3 月の Pixel Drop:日本語対応した便利な AI 機能やアプリ、レコーダーや Gemini Live のアップデートなど

[Google Japan Blog]

Gemini Liveのマルチモーダル機能

今回特に大きなアップデートに感じたのはGemini Liveがマルチモーダル機能に対応したことです。元々Pixel9では利用できたのですが、今回のアップデートでPixel6以降でも利用可能になりました。

今回のマルチモーダル対応で画像を材料にした質問もできるようになったので、例えば出先で見つけたものの写真を撮ってそれについて調べてもらうなどと言ったことが簡単にできます。対象自体が何なのかを調べてもらったり、スペックや製造年を質問するなどの使い方ができます。

生成AIがマルチモーダル対応するのは今に始まったことではないのですが、Pixelに搭載されていると写真の撮影から音声コマンドによる質問までがシームレスなので、ユーザー体験としてなかなか良いものになっています。

様々な本体動作モードの作成

Pixelではスケジュールや端末が特定の位置にいることなどをトリガーとして本体の動作モードを変更することができます。プリセットとしてサイレントモードやおやすみモードがあります。

プリセットに加えて任意の本体動作モードを追加できるようになっていました。通知を出す出さないの選択や、特定の人物からの通話のみ受け付ける設定など細かいカスタマイズができるので、特定の場面用の動作モードを作れるようです。

Suicaの使えるようになった長野駅

2025年3月15日よりSuicaの首都圏エリアが拡大され、従来松本駅までだったSuicaエリアが篠ノ井線では長野駅、大糸線では穂高駅まで広がりました。

事前にSuica対応の自動改札機に入れ替えるとことまでは完了していたのですが、いよいよ実際にSuicaでの乗降が可能になりました。

長野駅に行く用事があったのでしばらく見ていましたが、現在時点では磁気定期券を持っている人が多いのでまだそこまでSuica利用者は多くないように感じました。一方でさっそくモバイルSuicaを使っている方も見受けられました。

大変そうだなと思うのはしなの鉄道です。長野駅から乗車する場合、上田や小諸などしなの鉄道方面に行く場合は引き続き紙の切符が必要なので、旅行の場合などは特に事前のルール把握が必要という感じです。

無料化した白馬長野有料道路を自転車で通る

2025年の2月16日から白馬長野有料道路が無料開放となりました。有料道路時代から自転車で通行していましたが、無料開放されてどうなったのか気になったので訪問してみました。

料金所は早速解体工事が始まっていました。中央のレーンは通れないようになっており、あいている左右のレーンを徐行して通行するようになっていました。

休憩所的に利用できた駐車場も回数券払い戻しのために訪問した人用の駐車場ということになっていました。そのほか、解体工事用の作業車両などもこちらに止まっていました。

少々ショックだったのは公衆トイレが閉鎖されてしまったことです。無いと困るという場所ではなかったのですが、立地的にちょうどいい場所だったのでよくお世話になっていました。

料金授受ブースもこんな感じになっていました。有料道路時代は係員向けなのか、有線放送かラジオかが流れていたのですが、今は全くの無音となってしまい、少々寂しくも感じます。

歩道に面している自転車用の料金箱もこんな感じで封鎖されていました。

料金所はなんだか寂しい感じになってしまいましたが、無料化されたことで通行量はかなり増えているらしいということです。特に有料道路からでないとアクセスが少々面倒な道の駅中条には今回の無料開放が結構影響するのではないかと思います。

飯山線サイクルトレインが2駅延伸

飯山線に自転車を直接持ち込めるサイクルトレインの利用区間が、従来の森宮野原駅-飯山駅間から森宮野原駅-替佐駅間へ区間延伸したそうです。飯山駅から長野駅方面に2駅分延伸したことになります。

GO!GO!千曲川 飯山線サイクルトレインプラン2025

[飯山自然郷アクティビティセンター]

蓮駅は少々秘境駅感があるので便利かどうかはわかりませんが、替佐駅(下記地図の場所)は結構便利なのではないかと思います。4kmほど離れていますが高野辰之記念館への最寄り駅ですし、そのまま斑尾高原方面に登ることもできます。

また、最近笠倉壁田橋が完成したことで、千曲川を渡って高社山方面に出るのも簡単になりました。

飯山線の輸送の状況から見て信濃浅野駅くらいまでは延伸可能だと思うので、徐々に利便性が高くなるといいと思います。

Windows11のサインイン画面でのクラッシュ

いつものようにWindows11にサインインしようとしたところ、サインイン作業中にPCがクラッシュして自動的に再起動してしまいました。

これで再起動するだけですめば良かったのですが、例のRadeonのドライバがWindows標準ドライバで置き換えられる問題が発生してしまいました。

直近にWindowsの復元ポイントが存在したので復元ポイントからの復元を試みましたが、不幸なことに復元中に0xc000021aエラーが出て電源を切るしかなくなってしまいました。

当然Windowsが正常に起動しなくなったので頭を抱えましたが、Windows REからスタートアップ修復をしたところなんとか元通りに戻せました。

昨年12月くらいから調子が悪いので心配ではありますが、今回は特に何も思い当たる節がないのでいったんは経過観察してみたいと思います。イベントログに何か情報があるかも当たってみたいところです。

地域の黄砂情報を調べる

花粉症と並んで春先に苦しめられるのが黄砂です。長野県は北部になるとかなり日本海に近接していることもあり、気象条件によっては黄砂の影響を受けやすいように感じています。

しかしこの”影響があるように思う”というのも素人目に見て視程が悪いとかその程度の判断なので、もう少し定量的に判断できる情報が発信されていないか調べてみました。

すると、気象庁と環境省が共同で黄砂情報のサイトを作ってくれているのを見つけました。ドメインは気象庁のものになっています。

黄砂情報提供ホームページ

[気象庁]

こちらにアクセスすると、いくつかの情報ソースから具体的な黄砂の観測情報を入手することができます。地域ごとに結構細かい単位で観測点がもうけられており、気象庁では数値予測によって数日先までの予報も出しているので、セットで見ると状況の把握がしやすそうです。

いまだかつて黄砂でサイクリングを中止したことはないのですが、サイクリングと黄砂は組み合わせ的にはとても良くなさそうなので、あまりに予報がひどいようであれば中止する判断も必要なのかなとは思います。

花粉症スタート(2025)

ここ数日で暖かくなってきたせいか花粉症の症状が本格的に出てきました。過去のエントリを見てみると例年2月中旬くらいに症状が出ているようなのですが、今年は2月中にあまり花粉症の症状は感じませんでした。今年は2月中に強い寒波が何度か来たのでそのせいで症状が出るのが遅れたのかもしれません。

数年暮らしてみた感じでは、長野県においては花粉症の始まる時期が2月中旬くらい、終わる時期が5月の初旬という印象を持っています。関東地方に比べると始まる時期が多少遅い分、苦しい期間は短いとは思います。

下仁田駅周辺の廃レール構造物

鉄道旅行の時に線路や駅の周辺で廃レールを使った構造物がないかを探すのが好きです。刻印を見ると100年以上前のものが見つかることもよくあるので、歴史の長さが感じられてとても興味深いものです。

先日上信電鉄の下仁田駅まで行ったときに、下仁田駅周辺でも何点かこういった構造物を見つけました。

まずはこちらの駅近くの柵です。
UNION 1922 と読み取れます。
次にこちらの架線柱です。
BARROW STEEL SEC166 1894 と読めますがやや自信がないです。

特にこの緑色の架線柱はほかの場所にも設置されている様子でした。こういったレールの来歴も何らかの方法で調べてみたいものです。

Panaracer Agilest Duro(25c)

毎年なんとなく違う銘柄のタイヤを試しているのですが、今年はおなじみパナレーサーのタイヤにしてみました。かつてはRace Type ○○というブランドでしたが、数年前にAgilestというブランドにリブランドされています。

バランス型のA、軽量型のL、耐久型のDの3種類構成なのはかつてと変わらずです。今回はDタイプを後輪のみに装着しています。前輪については昨年のタイヤがもう少し使えそうなので、寿命ギリギリまで引っ張って運用する予定です。

最近パナレーサーは紫で製品のカラーを統一しているのか、ラベルは暗めの紫色です。最近発売になったTPUチューブも紫だったように思います。

パターンはおなじみの梨地のような模様です。なかなか軽快に転がってくれる感触があり、旧ブランドの時から気に入っています。

昔の耐久力重視のタイヤは重量もまあまあかさんでいましたが、現行品は25cでも240gと一昔前の軽量タイヤのような重量になっています。

このタイヤは今時珍しい日本国内製ですが、自転車屋さんに聞いたところによると耐久力を出すための対パンクベルトを挟んで成形する工程が国内でないと安定しないということです。日本メーカーのこだわりが感じられるタイヤとなっています。

シマトネリコの剪定(2025)

日中の最高気温が10℃に達する日も徐々に増えてきているので、シマトネリコの剪定をすることにしました。寒冷地とはいえども屋内で観葉植物的に栽培しているので、冬場も枝葉は伸びていきます。屋内ゆえに少々日当たりが悪く、ひょろひょろとしたのび方をしがちなので年に1-2回剪定をするようにしています。

2022年に作った挿し穂が大きくなって、少なくとも高さだけは元々あった株と同じくらいになりました。もうちょっと葉が茂ってくれると見た目も良くなりそうです。

挿し穂の株はまだ幹が枝のような細さですが、これは毎年剪定をしながら適当に樹形を整えているとそのうち多少太くなってくると思います。

もう少しで鉢を購入してから20年になりますが、いろいろありながらもよく生き延びてくれているものだと思います。