AMD at CES2026

毎年年始に開催されている電子機器の見本市CESが今年もラスベガスで始まりました。早速各社から新製品等の発表がされています。AMDは例年このCESやCONPUTEXといったイベントに合わせて新製品の発表やプレビューを行うことが多いので、今年の分もニュースリリースを見てみました。

AMD and its Partners Share their Vision for “AI Everywhere, for Everyone” at CES 2026

[amd.com]

基調講演の内容はAI関連のものが中心で、既存のAI向けGPUであるMI400シリーズのラインナップ追加が発表されたほか、2027年には後継のMI500シリーズも投入予定であることが明らかにされました。

また、Heliosと称するMI400シリーズを搭載するラックスケール型の製品も青写真という形ながら示されました。基調講演の大部分はこういったエンタープライズレベルのAI関連製品とパートナーとの対談で占められており、AIビジネスに対する力の入れようが伝わってきます。

一方で一般消費者向けの製品についてはあまりトピックがなかったのですが、唯一といってもいいのがRyzen AI 400シリーズの発表と Ryzen AI 300シリーズのラインナップ拡充です。Ryzen AI 400シリーズはZen5コア12コア/24スレッド、GPU部分はRDNA3.5世代を16コア搭載した製品になるということです。

Ryzen AIシリーズは特にパワーのある小型PCでの採用例が2025年に目立ったように思います。DRAM価格の高騰などもあって2026年は新製品の投入が難しい年になりそうな感じがしますが、どのような搭載製品が出てくるのか少々楽しみです。

スチームオーブンレンジのスチーム機能が故障する

2022年の2月に購入したパナソニックのNE-BS658-Kに搭載されているスチーム加熱機能が故障してしまったようです。

この機能はいわゆる蒸し料理を電子レンジでできてしまうというもので、それほど頻繁ではないにしても魚や野菜を蒸したり、ゆで卵を作ったりと活用していました。

蒸し野菜を作ろうとしてスチーム調理を始めたところ、給水タンクは満水にもかかわらず「給水タンクをセットしてください」というエラーメッセージが出て調理が中断してしまいました。

調べてみるとタンクから水を供給する部品については機能していたので、どうも本体側が水を吸い出せない状態になっているような感じでした。

想像ですが、スチーム機能を時々しか使っていなかったので内部の管路がカルシウムなどで詰まって水が通らなくなってしまったのかもしれません。

同様の製品の故障をネットで調べてみると、庫内の蒸気吹き出し口から蒸気ではなくお湯がジャバジャバ出てくるというタイプの故障がよく起きるようです。今回の私のケースとは違いますが、いずれにしても管路の詰まりが原因のようです。

幸い電子レンジ機能とオーブン機能は問題ないので、残念ですがスチーム機能についてはなかったものとして運用するしかないかと思っているところです。

【国会図書館】歴史の道調査報告書 14 (裾花川通り大町道)

国立国会図書館デジタルコレクションで道路に関する調べ物をしていたところ、表題の資料を見つけました。

歴史の道調査報告書 14 (裾花川通り大町道)

[国立国会図書館デジタルコレクション]

歴史の道調査報告書 について

この資料は長野県教育委員会が編さんしたもので、国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧できるものだけでも長野県分で40編ほどが確認できます。

もともとは文化庁が1978年に開始した歴史の道調査事業に基づいてまとめられたもののようです。明治時代より前の人馬の通行がメインだった古い街道跡を調査し、街道沿いの名所旧跡なども含めて紹介するという内容のようです。

調査に関しては各都道府県単位にブレイクダウンされ、こういった報告書の体裁でまとまっているようです。長野県分に関しては古いものだと1980年から、最後の方のものは1996年発行となっています。

他の都道府県でも同様の資料がまとまっており、同じように国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧できるものがあります。

本書の内容

この巻は裾花川通り大町道、つまり現在の国道406号の善光寺仁王門-白馬方面の古道の紹介をしています。調査された方は実踏調査をされたようで、現在の基準では登山道のような道も含めて旧道が紹介されています。基本的にはトレース可能な区間については実踏しつつ、要所のランドマーク(寺社仏閣や石碑など)を紹介していくというフォーマットです。

今回の善光寺-白馬間の路線については裾花ダムの完成により旧道が水没してトレースできなくなっている区間もあります。こういった区間については資料や聞き取りベースでの記述になっています。

見どころ

大まかには現在の国道406号沿いなので鬼無里に至るまでは何となく内容にも想像がつくのですが、面白いのは鬼無里と白馬の間の峠越えです。現在の国道406号は白馬までを最短距離でなく、大きく南西方向にう回する形で極力勾配を緩くして登っていきます。これは自転車で走行していてもほどほどの勾配になっていることが実感できます。

しかし旧道については基本的には最短距離を優先していたようで、北から順番に柄山峠・柳沢峠・夫婦岩といういずれも今の白沢洞門よりも標高の高い峠を通過していたようです。峠の標高が高いうえに鬼無里の西側からいずれも直登に近い感じのルートだったと思われるので、通行には難儀したのではないかと思います。

柳沢峠の位置は以下の通りです。国道406号の延長線上、鬼無里の町からそのまま延びた先にあるのがお分かりいただけるかと思います。

※一応Openstreetmapには登山道のようなものが見えます。また国土地理院の地図にも峠までは人道が図示されています。

調査者の方はこれらの古道についても実際に現地で調査をされたようで、途中の石仏などについて詳しい記録が残っています。ただあくまでも1980年代の調査当時の話であって、現在どうなっているかは不明です。

他の巻も気になる資料

私は登山の心得が全くないのでこの資料の調査者の方のように実際に現地に足を運んで調査をするのは難しそうに思いましたが、こうやって資料ベースで旧街道の情報が学べるのは貴重です。長野県は県域が広いだけあってほかにも同様の資料は40巻近くあるので、興味深いものがないか追って見てみたいと思っています。

ドスパラ長野稲里店

長野県においては貴重なPCの専門店が長野市内にあります。2023年にオープンしたばかりの新しい店舗です。

長野県内で実店舗でPC部品を買えるところというといわゆる家電量販店のPCコーナーになりますが、やはり品ぞろえの充実度では少々物足りなく感じることがあります。その点こちらは専門店なのでおおよそのものについては取り扱いがあるという印象です。

ある程度自宅にもPCメンテナンス用の部材は備蓄していますが、緊急で何か必要になった時などにこういった実店舗があるのは心強いです。

長野駅からは6kmほど離れたロードサイド型店舗が密集しているエリアの一角にあります。鉄道駅付近に立地していないのは地方の店舗ならではという特徴です。

郊外に立地しているので店内は広々としています。店舗にレンタル配信部屋が備え付けられているのが今風に感じます。中古商品の取り扱いもしていて結構面白いので、近所を通りがかった時によく立ち寄っています。

La-VIE スーパーグリップヨガマット4mm

11月下旬に腰を痛めてからストレッチに力を入れるようになりました。座った姿勢や寝た姿勢で行う種目も今まではそのまま床で行っていたところ、やはり足が滑ることが気になったのでホームセンターでヨガマットを購入してきました。

こんな感じで巻いて収納できます。ベルトは肩掛けにも使えるそうです。

この商品は商品名にもある通り厚さが4mmという薄手のものです。薄いので丸めた状態でもかさばらないのがいいところです。購入時点では巻き癖のようなものがついていますが、薄いのもあってか何度か使ううちにすぐ取れます。

このように薄手のものです。

価格が1,500円ほどと安価なのも助かります。小さなことですが、新品の時点でビニール臭のような臭いがしないのもよかったです。

効果のほうはなかなかのもので、特に手足を延ばすタイプの姿勢で手足の先端が滑らなくなったことによりストレッチの効率がかなり上がったように思えます。もっと早く購入しておけばよかったと思いました。床がクッションフロア等の板張りの方はぜひ持っておいたほうがいい商品だと思います。

国道406号戸隠橋付近の謎のトンネル調査

長野市街地から鬼無里方面に向かう国道406号の戸隠橋付近に通行できない古そうなトンネルがあり、以前から気になっていました。鬼無里から長野市街地に向けて走ってくるとどうしても目に入るので、2016年に旅行で来て初めて通行した時から気になる存在でした。

これです。写真は2016年10月に撮影したものですが、今も状態はあまり変わっていません。

わかりにくいですが川場隧道(トンネル)と読み取れます。もしかしたら川湯かもしれません。

通行止めになっているので徒歩であったとしても調査は不可能なのですが、各種インターネットで公開されている地理情報類を使って遠隔調査をしてみることにしました。

長野市道路台帳網図

通行止めの看板が長野市名で掲出されていることから市の管理道路(市道)の可能性が高いものと判断をしました。長野市の場合市が管理する道路についてはインターネット上で道路台帳図と道路台帳網図が閲覧可能です。

これによるとこのトンネルは長野市道戸隠南432号線という路線であることがわかりました。また、この道路の先に戸隠南435号線という道路が接続していることもわかりました。

Openstreetmapではなぜかこの432号線が図示されており、線形が大体わかるようになっています。

まず気になったのはこのトンネルを抜けるとどこかに通り抜けできるのかということでしたが、少なくとも道路という形では行き止まりになっているようでした。

こうなってくるとこの道路が何のために作られているのかが気になってくるところです。

国土地理院の空中写真閲覧サービス

そこで今度は国土地理院の空中写真閲覧サービスで上空から何があるかを調べてみることにしました。このデータは過去の写真も含まれているので、現在はなくなった施設などがある場合でも調査が可能です。

いくつかの年代で比較ができるとよかったのですが、場所が山間部ということもあってか1976年と2010年の写真しか使えそうなものがありませんでした。しかも1976年は撮影縮尺が1/15,000なので少々小さめです。

比較してみるとこんな感じになります。

2010年
1976年

※本エントリ内の写真はいずれも国土地理院の空中写真閲覧サービスのものを加工

かなり大ざっぱではありますがおおよそ同じ場所を切り出してみました。こうしてみると1976年の写真は道路網が2010年と比べてかなり未発達に見えます。一方で田や畑、または人の手の入った山の面積は1976年の方が圧倒的に広く見えます。2010年の写真で見るとかなりの面積が自然に帰っているような印象です。

今回のトンネルの位置をだいたいで写真上に落としてみるとこんな感じになります。道路の先に何があるかというとどうも田んぼだったようです。山間地なのでいわゆる棚田のような形態です。

わかったこととわからないこと

なんとなくこれでこのトンネルが田んぼへのアクセスに使われていた道路らしいことがわかりました。しかしここで少々疑問が出てくるのが、果たして個人の田畑にアクセスする道路のために市がトンネルまで作ってくれるものだろうかということです。

1976年の写真からは読み取れませんでしたが、元々トンネルの先に人家があり、生活用の道路を改善するためにトンネルが作られた、などの経緯が想像できます。

調べてみたら逆に謎が深まってしまいましたが、いろいろと興味深いことがわかり面白い調査でした。

Windows版Kindleアプリのデータ保管先を変更する

年末のデータ大掃除の一環でOnedriveの整理をしました。私はOnedriveの有料プランには加入していないので、容量としては5GB分がクラウドにも確保されている形になります。

基本的に重要なデータ類に関してはGoogle Driveに保存しているのでこの点では問題ないのですが、アプリケーションによってはデフォルトのデータ保管先がドキュメントフォルダ内になっており、気が付くとOnedriveの容量が残り少なくなっていることがあります。

代表的なものがWindows版のKindleアプリです。このアプリは書籍データのダウンロード先がデフォルトでドキュメントフォルダなので、本の冊数が多い場合は保存先を変えると安全です。

変更方法はKindleアプリケーションを起動して、上部メニューからツール→オプション→コンテンツで変更可能です。書籍が開いていると保存先が変更できないので、書籍の選択画面で設定する必要があります。

今のところ大きな問題にはなっていませんが、ゲームのセーブデータ系もドキュメントフォルダに保管されるものが結構多いので時々容量をどのくらい消費しているかチェックするようにしています。

bokehでERROR:bokeh.core.validation.check:E-1019 (DUPLICATE_FACTORS):が出たときの対処

ここ数年室温の監視のためにラズパイで作った温度計で温度を測定し、測定したデータはsqliteのデータベースに蓄積した上でpythonのbokehライブラリを使ってグラフ化しています。

直近のグラフが描画されていなかったので改めてスクリプトを手動実行してみると、

“ERROR:bokeh.core.validation.check:E-1019 (DUPLICATE_FACTORS): FactorRange must specify a unique list of categorical factors for an axis: duplicate factors found:[エラー箇所]”

というエラーが出てスクリプトが動作しませんでした。

調べてみたところ、簡単に言えばデータの重複によるエラーでした。

bokeh.core.validation

[bokeh公式サイトリファレンス]

エラー番号が1019なので対応するところを調べてみると、「同じ軸に同一の値があるためのエラー」という記述があります。例えば毎日の平均気温を1日1回プロットしているグラフがあったと仮定して、年月日の要素は本来重複しないはずです。それが何らかの理由により重複してしまうとこのエラーが出るようです。

エラーメッセージ内に重複している箇所は示されていたので、いったんラズパイからデータベース本体を取り出してWindows上で当該レコードを削除し、ラズパイに戻す方法で対処しました。ラズパイ上で作業も可能ではありますが、機種がZero WHでとんでもなく処理が遅いために、こういったメンテナンスの際はWindowsで作業をしてしまったほうが何かと楽です。

Powershellで大かっこを含むパスを処理する

年末の大掃除ということでPCのフォルダの整理をしていました。容量の大きなフォルダを削除しようと思い、Powershellでフォルダごとに再帰的に容量を計算して一覧表示するスクリプトを作りました。スクリプト作りはChatGPTに助けてもらいました。

#Powershell
$size = Get-ChildItem $_.FullName -Recurse -File -ErrorAction SilentlyContinue |
Measure-Object -Property Length -Sum
$sizeMB = [math]::Round($size.Sum / 1MB, 2)

おおむね想定通りに動作したのですが、明らかに容量がゼロではないのに容量がゼロとして認識されてしまうフォルダがあることがわかりました。それらのフォルダの共通点としては、フォルダ名に大かっこ [] が含まれていることでした。

私はフォルダの作成日やメモ書きの際に大かっこをフォルダ名に使うことがあるのですが、調べてみると大かっこはPowershellの処理ではワイルドカードの扱いになってしまいます。

about_Wildcards

[Microsoft Learn]

文字の範囲[a-z]や特定文字に一致[abc]という条件の際に使用されます。

上記のナレッジの下のほうに書いてありますが、いくつかの方法でワイルドカード文字をエスケープして、普通の文字のように取り扱うことが可能です。

今回は-Literalpathパラメータを追加してエスケープすることにしました。

#Powershell
$size = Get-ChildItem -LiteralPath $_.FullName -Recurse -File -ErrorAction SilentlyContinue |
Measure-Object -Property Length -Sum
$sizeMB = [math]::Round($size.Sum / 1MB, 2)

これはパラメータを追加するだけなので簡単です。ただ、そもそものところでプログラムがワイルドカードとして認識するような文字をフォルダ名に使う習慣をやめたほうがいいのかもしれません。

野沢菜漬け2025(いったん完成)

今年分の野沢菜漬けが漬けて2週間少々経過し、通常であれば漬物らしい味になってくる時期なので一部を取り出して試食してみました。一番コンディションのいい状態の野沢菜漬けと比べるとまだ少々塩そのものの味が感じられますが、漬物としては完成とみなしても問題ないくらいのつかり具合になりました。

発酵が進むと写真の状態よりも色が茶色っぽくなります。

ここからは自然に発酵が進んで味が変化するのを楽しみつつ、少しずつ消費していきたいと思います。取り出す時がちょっと注意で、容器の縁のあたりから急にカビることがあります。清潔な手や器具で取り出し作業をするのに加えて、できれば短時間でパッと取り出した方が良いように思います。