かねてから計画していた自転車のホイール交換のため、お世話になっている自転車店に車両を持ち込みました。あわせて診断してもらった結果、チェーンリングとリアディレイラー、スプロケットも新品に交換することになりました。チェーンリングに関してはフロントシングル仕様なので、フロントダブルの自転車に対して消耗は激しいようです。
Beforeの状態はこんな感じでしたが、ホイールが変わると性能は当然としてもだいぶ見た目に影響があると思います。そのあたりも含めてなかなか楽しみです。

タブレットにキーボードを繋いで使うときのIMEを何種類か試用していたのですが、結局最初から入っているGboardを使用することにしました。
以前ATOKのプロフェッショナル版を導入したところ、一番違和感なく使えたので正式採用するかと思っていたのですが、やはり既存のATOKの契約に加えてもう+300円というのが少々割高に感じたのでGboardを採用することにしました。
もとよりスペック的な部分ではGboardは何ら問題なく、難点は変換候補を移動するときのキー操作がATOKスタイルではないという点だけでした。慣れればどうにかなるかと思っていたところ、1ヶ月半くらいで思いの外違和感なく操作できるようになりました。
これを機にPC版ATOKの方も変換候補の操作をMS-IMEスタイルにしてみようかと思案中です。
最近Google検索にAIモードという新モードが搭載されたので、使えそうな場面で使ってみています。
Google 検索における「AI モード」を日本語で提供開始
[Google Japan Blog]
通常のWeb検索でも自然文の検索ができるようになっていますが、今回実装されたAIモードはかなり長いクエリでも適切に解釈して有力なコンテンツを表示できるのが売りということです。
料理が好きなので料理関係の検索で試すことが多いのですが、普通のWeb検索ではたどり着かないようなコンテンツが発見されることがあり、興味深く感じています。
例えば「日本のスーパーで売っている材料で簡単に作れるトルコ料理を紹介して」といったクエリでもそれらしい結果を返してくれます。
他にも、「チンゲンサイを使ったあまり油を使わない中華料理のレシピを教えて」といったクエリでもちゃんと回答してくれます。スープや蒸し物が提案されるのでクエリがちゃんと解釈されていることが確認できます。
複雑なクエリを解釈してくれるのが便利というのはもちろん、クエリ次第では今まで見ることのなかったWebのコンテンツにたどり着く可能性があるのが魅力的に感じます。もうちょっと研究してみたいと思っています。
Lenovo Yoga Tab Plusでは周辺機器モードというちょっと変わった操作モードを使用することができます。これはどういうものなのかというと、タブレットに接続したマウスやキーボードの操作を画面上の任意の位置に反映させることができるという機能です。
Android用のアプリは基本的に周辺機器からの直接操作には対応していませんが、この機能を使うとあたかもマウスやキーボードでの操作をしているかのような設定にすることができます。
まず周辺機器モード自体をONにします。その上でどのアプリで周辺機器モードを使用するかを設定します。アプリごとに使用するかしないかを決められるので、この点結構気が利いているとおもいます。
次に目的のアプリを開くと、”プロンプト”というメニューが上に表示されます。表示されない場合はF8キーで表示させることができます。
プロンプトはキー操作やマウス操作などに対応しているので、設定したい操作種別を選択すると画面中央に対応するマーカーが表示されます。今回は例としてキーボード操作用のマーカーを選択しました。このマーカーは任意の位置に動かすことができるので、実際にキーボードで操作したいUIの上に動かします。
最後にマーカーに割り付けたいキーボードのキーを押して保存すれば設定完了となります。あとは実際にキーボードで操作をするとマーカー部分をタップしたのと同じ効果が得られます。
少々事前準備が大変な感はありますが、設定するアプリ次第では劇的な効果を生みそうな可能性も感じます。特にAndroid用で周辺域操作をサポートしないゲームなどで活用すると便利そうに思います。
マーカーは基本的に一度設定したら場所が固定されるので、ゲームに設定するにしてもゲーム中にあちこちをタップしないといけないゲームには不向きな感じがします。UIが常に場所固定されているゲームだと良さそうに思います。
長野県内のそば畑ではそばの花が咲く時期になりました。
Google等で”そばの花 匂い”などと検索するとすぐに分かるのですが、そばの花は受粉をしてくれる昆虫を誘引するためなのか強い匂いを放ちます。一般的に想像される花の香りではなく、しばしば堆肥などと形容されるあまり好ましくないとされる匂いです。人によって何に形容するかが違うので、様々な形容を見てみると結構面白いと思います。
少々興味深いのは匂いの強さに時間帯で差があるように感じることです。自転車で走っていると全体的には朝から午前中は匂いが強く、午後はそうでもないように思います。単に鼻が慣れてしまっているだけという可能性もありますが、少々気になる性質です。
FSR4の適用範囲が大幅に拡大したバージョン25.9.1がリリースとなっています。
AMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1 Release Notes
[amd.com]
新規ゲームのサポートとしてBorderlands4が追加されています。
RX9000系統で利用できるFSR4に関して、今回のバージョンからはFSR3.1に対応しており、かつDirectX12で描画されるゲームタイトルについてはFSR4が適用可能になっているということです。
AMD FSR 4 now available in over 85 games
[AMD GPUOpen]
結果、今回のドライバアップデートによって85タイトル以上のゲームでFSR4が利用可能になっているということです。RX9000シリーズ発表の段階で「FSR4対応タイトルはどんどん増える予定である」といった内容の発表があったように記憶していますが、今回のアップデートで実行されたように思います。
上記の記事を読んでみると、FSR3.1にゲームを対応させる時にAMDが推奨する方法で実装しておくとあとはドライバー側でFSR3.1をFSR4にアップグレードするスイッチをONにしておくだけでFSR4を利用できるということです。
今回のタイミングで開発者キットもバージョン更新されているので、ゲームの開発者は新しい開発者キットを使ってFSR4にネイティブで対応するゲームを制作することもできるということです。
空中写真を眺めていたら千葉県の小櫃川河口で奇妙なものを発見しました。きれいな円形の池(?)で、浸透実験池跡と呼ばれているようです。国土地理院の地形図においても”浸透実験池”という表記がされています。
いつ頃からあるものなのかも調べてみたところ、1960年代に作られたもののようです。1961年の写真では全くそれらしいものが確認できませんでした。
一体何を浸透させる実験をしていたのか気になったので、困った時の国会図書館デジタルコレクションで参考になりそうな資料を探してみました。
『海岸工学講演会講演集』第12回,土木学会,1965. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12668635 (参照 2025-09-08)
これによれば、この施設は千葉県、通産省(当時)、日本工業用水協会が共同で取り組んでいた実験施設ということです。この施設の建設目的は河川の河口部分の海面に堤防を建設し、ダムとして運用する時に、堤防のスペックがどのくらい必要かを検証することだそうです。
海面に堤防を建設した場合、堤内水位などの条件次第では海側から海水が浸透してくる可能性があります。河口部に作るダムとは言ってもあくまで貯留するのは真水を想定しているので、海水の浸透は極力防がなくてはいけません。そのため、実際の堤防で周囲を囲った池を建設し、様々な条件で池の中の水質がどのように変化するのかを調べていたようです。
合っているのか自信がないですが、図にすると完成形はこのようなプランだったのではないかと思います。
図で示すオレンジ色の線がダムの堤体です。ここに貯めた水を臨海部の工業用水として利用すると安価かつ安定的に水が確保されるが、海側から水がしみてくる可能性があるので堤体の構造を事前にこの実験池でチェックしていたものだと思います。
実験は行われたものの、実際こういった河口海面にダムが建設されたという話は聞いたことがありません。海水の浸透もさることながら、洪水時の対処や生態系に与える影響が大きそうなので構想にとどまったものなのかもしれません。
以前上信電鉄で下仁田駅まで行った時に、駅の周辺で2種類の廃レール構造物を発見しました。1つが架線柱で、もう1つが鉄柵です。
国会図書館で見つけた1900年前後の廃レール輸入事情の記事も参照しつつ、写真を再度確認してみました。
駅の周辺にたくさんある緑色の架線柱はイギリスのバーロー社製のようです。刻印は
BARROW STEEL Sec166 1894 N. T. K.
と読み取れます。製造年は読んでの通り1894年で、末尾のN.T.K.は当時の発注者の日本鉄道株式会社を表しているようです。今の高崎線と両毛線は日本鉄道株式会社時代に開業した路線だそうなので、近隣の路線で使われていたものが転用されたものかもしれません。
上記雑誌の記事によれば1894年頃まで盛んに輸入されたということです。
鉄柵の刻印は
UNION 1922
という部分だけ読み取れました。鉄柵に加工されているために長さが短く、先頭から終わりまで刻印が完全に読み取れなかったようです。
上記の古い雑誌の記事を参照するとUNIONという名前から見てドイツのドルトムント・ウニオン社が製造元のようなのですが、刻印は”UNION D”という刻印だそうです。このレールはUNIONとだけ刻印がされています。
上記記事によれば1885年から輸入が開始され、一度の中断を経て1900年代初頭に輸入が終了したとされています。この点について刻印と情報が一致しないのが謎です。また、輸入中断前と輸入再開後で成分組成が大きく変わっているということです。
以前からスーパーで売っているこんにゃくが1人用としては大きいので何かと余りがちだったのですが、最近解決策を1つ覚えました。
それは冷凍してしまうことです。一般的にはこんにゃくや豆腐などの水分の多い食べ物は冷凍すると水分が氷の粒として凍結してしまうため、解凍後に食感が変わってしまいます。
こんにゃくも冷凍するとゼリーのような感じは失われるのですが、弾力自体は残りますし水分の凍結により空隙ができて味付けしたときに味が絡みやすくなります。
そんなわけで余ったこんにゃくは2-3mmの暑さにスライスして冷凍し、利用時には解凍して水気を絞って使っています。代用肉のような感じで結構使えます。
Pixelシリーズのスマートフォンには定期的にPixel Dropと称する定期的な機能のアップデートが行われます。2025年9月のアップデートでAndroid16のUIが大きく変更になりました。展開開始のニュースを見たので手動でアップデートを検出してみたところ、アップデートすることができました。
Material 3 Expressive updates and more in the latest Pixel Drop
[Google The Keyword]
新しいUIはMeterial 3 Expressiveと呼ばれていて、4年前に発表されて今まで使われているMaterial Youの後継とされているものです。全体的にはデザインが曲線中心の丸いものになり、またUIのアニメーションも弾力を感じさせる独特のものになっています。印象としてはクール・かっこいい系というよりは可愛い系といった印象です。
今回のアップデート前からKeepなどの一部アプリは先行してこのデザインが反映されていましたが、今回のアップデートでOS全体もこのテーマで統一されることになります。