Garmin Venu3による心電図測定

普段使用しているGarmin Venu3に心電図測定機能があることに気がついたので使ってみました。心電図測定機能はデフォルトでは有効になっておらず、ユーザーの意思で実行することで初めて使えるようになるというオプトイン方式になっています。

GARMINの心電図アプリケーション

[GARMINWebサイト]

測定のためには30秒ほど安静にし、測定中は時計をつけていない方の手で時計に触れているよう指示があります。健康診断の時のように寝る姿勢をとる必要はないようです。

結果はグラフのような形で確認でき、問題なければその旨表示されます。

あくまで簡易的なものだとは思うので過信はできませんが、日常的なチェックの一環や、あるいは主観的に異常が感じられる時に医療機関にかかる前にこれで検査しておくという用途としては十分ではないかと思います。

趣味で自転車に乗っている関係上、不整脈の兆候などは気になるところなので時々調べておきたいと思います。

温泉橋(須坂市)の変わった親柱

須坂市の中心部から少し東側に離れたところに須坂温泉という温泉があります。温泉街のようなものがあるわけではないのですが、温泉旅館があり、温泉とは直接関係ないかもしれませんが公営のプール施設なども近隣に立地しています。

プール施設入口にあるサマーランド前という交差点に”温泉橋”という短い橋がかかっています。この橋の親柱がよく見ると変わった形をしています。

隙間が空いていて、戦争中に作られたトーチカのような見た目です。

近づいてみてみると、使用されなくなったと思われる電源ケーブルと、スリットの内部にはリング状の蛍光灯らしきものが見えます。

おそらくですが、作られた当時は中に蛍光灯が入っていて、夜間には蛍光灯の光が隙間から広がるような凝った作りだったのではないかと思います。メンテナンスや蛍光灯の交換が大変だったのか、今はこの機能は使われていないようです。

秋の差切峡

筑北村にある名勝・差切峡を訪ねました。この差切峡沿いに長野県道55号(大町麻績インター千曲線)が通っており、現状ではそれほど線形は良くないですが国道403号(聖高原方面)と国道19号(山清路方面)を結んでいます。

道路の規格が悪いだけであれば自転車はそれほど苦にしないので、私はルートのバリエーションを作るのにありがたく利用させていただいています。

訪問したタイミングでは紅葉というにはまだ少々早い感じがしました。

光の加減ではそれっぽく見えるタイミングもありました。

県道の旧道にある差切5号隧道が通行止めになっていました。ちょっと古そうなトンネルで通るのが楽しかったのですが、倒木のため通れないようです。写真左に写っている公衆トイレは利用可能でした。

カルローズ米の白がゆ

体調を崩してしまったのでおかゆを作りました。今米びつに入っているのはカルローズ米なので、おかゆにすると日本のうるち米とは違いが出るかを検証する意味でもトライしてみることにしました。

できあがりがこちらです。見た目には普通のおかゆという感じがしますが、粒感が失われておらず、しっかりした食べ応えがあるように感じます。これはこれでリゾット系のメニューなどで使い出があるように思います。

やはりカルローズ米はカルローズ米特有の個性があるように感じます。他にも炊き込みご飯やチャーハンなどで試してみると面白そうです。新米が出回るようになってまた見かけなくなってしまったのが少々残念です。

Suicaのペンギンが2026年度末をもって卒業

急にこのニュースが入ってきたので少々驚きました。

Suicaのペンギン、卒業へ。2026年度末に新キャラクターへバトンタッチ

[トラベルWatch]

JR東日本は最近”Suica Renaissance”と称する大規模な改革プロジェクトを進めており、その一環でキャラクターも交代することになったそうです。一連のプロジェクトでは素通りできるウォークスルー改札や、モバイルSuicaアプリへのコード決済機能の搭載など大きい発表が続いています。この後もまだまだSuicaに関する発表が準備されているかもしれません。

新キャラクターはまだ決まっているわけではないようでです。どのようなキャラクターが登場するか楽しみな一方、長年見慣れたSuicaのペンギンがいなくなってしまうのは少々寂しい気もします。

紅葉サイクリング

長野県内も平地から見る山が大分色づいて見えるようになりました。平地から見てこんな感じですから、山深いところであればより気温差が大きいので色づきも美しいのだとは思います。

写真は中野市内の上信越道豊田飯山IC付近で撮影しました。やはりRAW撮影するようになってから木々の細部は一段シャープに描写されるようになったように思います。

本当なら斑尾高原や妙高高原などもギリギリ訪問可能な気象条件ですが、昨今のクマの出没が心配であまり幹線道路からは外れないようにしています。今年は9月以降週末の天候不順とクマ出没が相まって思ったよりも走れる機会が少なくなってしまっているのが残念です。

れんこん(と一部ごぼう)のきんぴら

先日作った筑前煮らしきものの材料のうち、れんこんが余ったのできんぴらにしました。きんぴらのような小鉢系のメニューはできあがりの分量が少なくてもそんなに物足りない感じはしないので、余り物の材料で気軽に作れます。

ちょっと悩んだのはあく抜きで、レシピの多くは酢水であく抜きをするとなっているのですが、あいにく米酢の在庫がなかったので短時間湯がくことであく抜きをしました。あわせてごぼうもちょっと余っていたのでこちらも一緒に加えました。どちらもきんぴらにはするので混ざっていてもまあいいでしょうといったところです。

SHIMANO CS-HG700-11(11-34T)について

今回のメンテナンスでスプロケットについても交換をしてもらいました。直ちに交換が必要なほど痛んでいたわけではないですが、ホイールもリアディレイラーもチェーンリングも交換になるので、この機会に合わせて交換したものです。

歯数構成の変更

以前使っていたシマノのCS-R7000(11-32T)を継続しようと思っていたのですが、自転車屋さんからおすすめされたので標題の11-34Tという歯数構成のものにしました。同じ105シリーズのコンポーネントだとは思うのですが、なぜかこの歯数構成のものだけ型番が異なるという変わった製品です。自転車屋さんも「何でかは分からない」と言っていました。

特に最後の2枚(32Tと34T)が大きく感じます。

歯数の比較

最大歯数が34Tというロードバイクにしてはかなり大きなものなのですが、私の自転車の構成ではチェーンリングが38T固定ということも相まって、かなり軽めのギアが豊富に装備されるという形になります。

ギア比はこのようになります。

ギア段数1234567891011
ギア歯数1113151719212325273034
ギア比3.4552.9232.5332.2352.0001.8101.6521.5201.4071.2671.118

歯数が2Tずつ変わる区間が広いので、特に6-10段目においてはギア比が細かく変わっていくようになっています。直近で使っていた11-32Tは8-10段目が3Tずつ変わるようになっていたのでちょっとした変化です。

最終段の34Tは非常用の保険のようなものですが、10段目の30Tを実用上の最終段と見なすと1.267となり、これでもかなり心強い軽さです。

また、過去使っていたギア比と比較してみるとこのようになります。

青いラインが現行の構成、赤のラインが直前の構成、黄色のラインはオニキス時代のインナーギア+CS-6600ジュニアカセットの歯数グラフです。

こうしてみると、5段目までは変化が急ですが11段目まで一定の間隔でギアが軽くなるようになっていることが分かります。

使ってみての感想

平坦路

11-34Tを選ぶ時にちょっと悩んだのが平坦路で使うギアの選択肢がかなり狭くなることでした。従来は状況に応じて選べる感じでしたが、今回は軽めのギアの枚数が多いので平地で使いにくくなるのではないかと心配していました。

しかし、実際には長野県内を走行する分には平坦路と言ってもだいたい多少の勾配があるところが多く、完全な平坦路が長距離続くというシーン自体が少ないことに改めて気がつきました。

また、90rpmでクランクを回したとすると5段目で23.7km/h、4段目で26.5km/h、3段目で30.1km/hとなるので、少なくとも競技者でない私には十分に感じました。今のところは4段目が常用、ストップ&ゴーが多い場合は5段目、ある程度距離のある平坦路なら3段目も選択という感じでうまくやりくりできています。

登り坂

登り坂ではホイールが変更されたことによって「このくらいの坂ならこのギア比」という感覚がずいぶん変わってしまいました。正直まだこのあたりが完全に固まっておらず、あれこれ試しているところです。

そんな中で現時点での感想をまとめておくと、「無理せず軽いギアを選択できるようになって便利になった」という印象を受けました。ギア比2未満のギアが最終段も含めると6枚あるので、一番脚が回るギアを選んで回転数重視で走るという方法が採用しやすくなりました。このあたりはギアの選択と乗り方の再構築も含めて検証を進めていきたいところです。私自身が脚力のあるタイプではないので、いい方向への変化だとは思っています。

まとめ

最初は搭載を少々迷ったのですが、それほどデメリットを感じることもなく便利に使えています。単に全体的なギア比が軽めになるというだけでなく、登坂用のギアの選択肢が増えたという点が非常にメリットだと感じます。前述の通り以前より回転数を重視して走れるようになっているはずなので、身体に対する負荷軽減という点でも効果を期待したいところです。

Insta360 ONE RのRAW画像をSilkypix raw Converterで現像する

アクションカメラのInsta360 ONE Rは一応静止画を撮影する機能もついています。少々粗い感じにはなりますが、小さい本体の割には結構頑張っていると思います。

静止画は撮影するとDNG形式のRAWファイルとして保存されます。これをPCのInsta360 Studioで現像するとJPG画像が得られます。

ものは試しでSilkypix raw ConverterにこのRAWファイルを入れてみたところ、現像することができてしまいました。Silkypix製品の対応製品の広さはなかなかのものです。

ただ画像を見ると分かるとおり、カメラ本体のフレームが隅に写った状態になりました。純正の現像ソフトで現像するとこうなります。

RAW現像するだけでなく、映り込んでしまうフレーム部分もトリミングしていたようです。また見て分かるとおり色味も見栄えのいいように補正を加えてくれます。

色味の違いだけならSilkypixでの現像もありかなと思いましたが、まさか本体フレームが写り込むようになっているとは思いませんでした。

千曲川流域下水道のカットモデル

道の駅小布施に近い小布施町の飯田という地域を走っていると、道路沿いに大きなリング状の構造物が飾ってあります。

気になりつつも素通りしていたのですが、さすがに気になりすぎたので足を止めて観察してみることにしました。どうも下水管のカットモデルのようです。

千曲川流域下水道というのだそうで、その名の通りに千曲川沿い、具体的には長野市の北部・須坂市・小布施町・高山村の下水処理を行う下水道網だそうです。下水はここに展示しているような大きな幹線下水道に集めて豊野の近くにある終末処理場に送り、下水の処理を行っているそうです。

確かに抜け道のような道でそれなりに車は通りますが、周囲は小布施名物の栗林でちょっと人気のない感じもあります。なぜこの場所に飾ってあるのかが少々不思議です。