奥裾花渓谷 林道大川線土砂災害のため通行止め(2025年5月)

鬼無里にある奥裾花自然園に向かう唯一の道路である林道大川線で土砂災害があり、奥裾花自然園に到達できなくなってしまったようです。

【当面休園】奥裾花自然園に通ずる道路の崩落について

[鬼無里観光振興会]

これに伴って奥裾花自然園も当面休園ということです。ちょうど名物の水芭蕉が見頃の時期なので、このタイミングで集客できなくなるのは結構な痛手なのではないかと思います。

私も近いうちに奥裾花自然園の観光駐車場まで自転車で行ってみようかと思っていたところでしたが、当面見合わせという形になりそうです。

そもそもこの林道大川線は土砂災害が多く、何もなくても毎年7月初旬から9月末まで道路メンテナンスのために通行止めになっています。今回は本当にタイミングが悪い災害になってしまいました。

長野市周辺の廃止予定バス路線の対応

よく自転車で走行している長野市西部を運行している路線バスが廃止になる見込みということで最近話題になっていました。5月13日の長野市長定例記者会見にこの件に関する資料が掲載されていました。

令和7年5月13日定例記者会見

[長野市ホームページ]

対象になっていた6路線いずれも完全に公共交通として廃止されるわけではなく、3路線は乗り合いタクシーに、残り3路線は市営バスとしてのバス運行を継続することになったそうです。よく自転車で併走している路線についてそれぞれ以下の通りになっていました。

アルピコ交通73系統県道戸隠線

県道戸隠線は県道70号を使って長野市街から戸隠方面に山を登っていく路線です。県道70号は普通車でもなかなか走行が大変そうな狭あい路線ですが、現状は中型バスでの運行となっておりバスが好きな方には結構楽しい路線なのではないかと思います。

こちらは乗り合いタクシーとして整備されるそうです。

アルピコ交通74系統鬼無里線

国道406号で長野駅から鬼無里へ向かう路線です。こちらは市営バスに転換し、車両は中型バスからマイクロバスに切り替えになるということです。ルートには若干変更があり、西組バイパスの部分で路線バスは旧道を走行していますが、市営バス転換後はバイパスを通行することになり、旧道区間についてはオンデマンドで停車になるということです。

アルピコ交通27系統高府線

県道31号で小川村の高府に向かうルートです。こちらは市営バスに転換し、中型バスでの運行を見込んでいるということです。バスは小川村との共同運行になるということです。

アルピコ交通26系統新町大原橋線

国道19号で信州新町方面に向かうルートです。終点は信州新町を過ぎて大原橋というバス停となっています。途中に犀峡高校があるため、通学路線としては重要度が高そうな路線です。市営バスに転換し、中型バスでの運行になるということです。

アルピコ交通128系統篠ノ井新町線

今回資料を読んでいて初めて知ったのがこちらの路線です。ルートとしてはJR篠ノ井駅から県道70号で山を登り、頂上に広がる信更町というエリアを経由して信州新町方面に降りていくという路線です。

バス路線があるという認識がありませんでしたがそれもそのはずで、こちらの路線は現在平日のみ運行のダイヤになっています。しかも1日4往復と本数も少ないので、私が自転車で通っている時にはすれ違う機会がなかったようです。

こちらの路線は乗り合いタクシーに転換し、後に信更町エリアについてはAIデマンドタクシーにアップデートを行うということでした。AIデマンドタクシーは松本周辺でも運用されていたようでしたし、地方の公共交通においては採用例が増えてきているように感じます。

とりあえず事業者側で廃止したいとされていた路線いずれについても完全に廃止とはならず、代替交通になったのは喜ばしいことかと思います。県内では今後もこのような話題はいろいろ出てくると思われるので、何か情報がないかウォッチしておきたいところです。

Android16のデザイン情報

GoogleのイベントでAndroid16のデザインに関する情報が発表になっています。Android16ではMaterial Expressiveという新デザインが採用されるとのことです。

Android Show: I/O Edition における最新の発表のご紹介

[Google Japan Blog]

今回のデザインアップデートは数年ぶりの大型アップデートとして位置づけられており、OS全体のデザイン一貫性とカスタマイズ性が提供されるということです。

Youtubeにコンセプトを紹介する動画が投稿されていました。

全体的な形状は丸みを帯びた感じに、またUIの動作も弾力を感じるような独特のものになっています。Pixel端末から先行して展開されるということなので今からさっそく楽しみにしています。

二本木駅前の桜

先日えちごトキめき鉄道の二本木駅に出かけました。二本木駅は珍しいスイッチバック駅です。

駅前に様々な種類の桜が植わっており、訪問した時には八重桜(?)がちょうど見頃でした。

Q-S1のフィルター機能を試しに使ってみましたが、色味が昔の写真のようになってこれはこれでいい写真だと思いました。

二本木駅の周りを見てまわっていたら駐車場の柵に廃レールが使われていることに気がつきました。

最近廃レールとその刻印を読むのが楽しみなのですが、このレールはサビで刻印が潰れてしまい読み取れませんでした。100年近く前のレールでも読み取れるものもあるので、レールから柵などに加工した時に塗装したかどうかで差がついたのかなと思います。この柵はどうも無塗装のような感じがします。

シマトネリコの植え替え(2025)

シマトネリコのメインの鉢が少々元気がない感じがしたのでリフレッシュがてら植え替えをすることにしました。植木鉢の観葉植物は長期間栽培していると鉢の中でどんどん根が伸び、根詰まりと呼ばれる現象が発生します。

根の伸びる余地がなくなって株自体の元気がなくなってしまったり、鉢の保水力が下がってしまう場合もあります。保水力が下がることに着目して、水をあげた時にどのくらいの速度で下から水が出てくるかをチェックすると根詰まりに気がつきやすいです。シマトネリコの場合は葉が落ちることが多く、なおかつ水をやった時にすぐ下から水が出てくるようだと植え替えた方が良いという感触を持っています。

実際に鉢から出してみるとこんな感じで鉢の形に土が固まっています。こうなってしまうと良くないようです。鉢から出したら根を傷つけないようにざっと手でほぐして、土はホームセンターで買ってきた新しい土と混合してリフレッシュします。

最後に配置を決めて植え直せばできあがりです。より大きい鉢に移せば確実にコンディションが良くなりますが、今回はサイズを大きくしたくなかったので鉢をそのまま再利用しました。さっそく水をあげてみましたがしっとりした状態が長続きするので良さそうです。しばらく観察してみたいと思います。

春の青木峠

青木村と筑北村の境目にある国道143号の青木峠に出かけました。延長は長いのですが全体的な勾配がそこまで急ではないので好きな道の一つです。

頂上付近では路肩の補修なのか工事が行われていました。

今シーズン初めて訪問したのですが、今までと大きく変わったのが青木村方の眺望です。頂上付近の樹木が材木として出荷されたのか、すべて伐採されて非常に見通しが良くなっています。

こんな感じで青木村方面は遠くまで見通せるようになりました。また改めて木が成長するまでにはそれなりに時間がかかると思うので、当面景色のいい峠になりそうな感じです。

全く同じ位置からの写真ではないですが、2019年7月当時はこんな感じでした。

そのまま松本方面に下りましたが、明通トンネルを抜けて松本方面はかなり道が悪くなっていて心配になりました。

かねてからバイパスが計画されていて、完成の暁にはおそらく青木峠経由のルートは旧道扱いになってしまうと思います。自転車で走るにはいい道なのですが、補修がされなくなったり廃道化したりする可能性を考えるとどうなるか心配です。

白馬長野有料道路の料金所跡撤去

改めて無料化された白馬長野有料道路を通りがかったところ、早くも料金所のブースが撤去されていました。

結構大がかりな設備でしたが意外にあっけなく撤去されてしまいました。この写真からだと分かりにくいのですが、右側にある事務所はすでに閉鎖されていました。

元々はこんな感じになっていました。

シマトネリコの挿し穂(2024)が枯れる

最近大分暖かくなったので、朝のうちに大量に水をあげてシマトネリコの苗を表に出しておきました。その日は青々としていたのですが、数日経って急激に元気がなくなり枯れてしまいました。

発根して苗の状態で越冬していたのでもう普通の観葉植物のように扱っても問題ないだろうと思っていましたが、この結果から見てまだ乾燥にはそれほど強い状態ではなかったように思います。申し訳ないことをしてしまいましたが勉強になりました。

小林農園 葉わさび風味漬

長野県らしい(?)瓶詰めの商品を見かけたので入手してみました。

刻んだ葉わさびを味付けしたものです。風味漬ということなのでお漬物のような味を想像していましたが、実際に食べてみるとそこまで塩気が強いわけではなく、割とあっさりした感じでした。辛みもそこまでではなく、わさびが苦手な人でも平気なレベルだと思います。小鉢などに盛って口直しにするとなかなか良さそうに思います。

製造元は千曲市の小林農園となっています。

原料の葉わさびが国産なのが珍しく感じましたが、そもそも葉わさびは本わさびの葉なので国産比率が高いものなのかもしれません。

長野飛行場跡のモニュメント

長野市内にかつて存在した長野飛行場のモニュメントがあるという情報を入手したので見に行ってみました。以前滑走路跡の道路を見に行きましたが、モニュメントは滑走路からは少し離れた場所にあります。

おそらく当時の銘板を加工して作成されたと思われる石碑があります。銘板のフォントがクラシックな印象です。

飛行場の歴史を紹介するオブジェがありました。

少々気になるのは飛行場の銘板の上に2文字分削り取られたと思われる痕跡があることです。

当時の写真が何らかの方法で見られないか探してみましたが、この銘板が写っている写真は見つけられませんでした。

可能性があるとすると以下の3つではないかと思います。

  • 長野市営の飛行場だったことによる”市営”
  • 飛行場の敷地が献納されたことによる”愛国”
  • 陸軍が使用していた時期もあることから”陸軍”

長野飛行場は敷地が献納されたことにより開業しており、こういった飛行場は”愛国飛行場”と呼ばれていたそうです。同様の飛行場は日本各地にいくつかあったということです。

戦後も改めて市営飛行場として運営されていたらしいので市営の文字が削られた可能性は相対的には低いように思います。そうなると下2つのうちどちらかになるのですが、実際どうだったのか気になります。至近距離で観察してみても、元々どんな文字だったのかを読み取ることはできませんでした。