小淵沢→霧ヶ峰→富士見(後)

後編は白樺湖と車山高原への登坂からです。


休憩をしたヤマザキショップ JA信州諏訪 湯川店から進むとさっそく坂が始まります。

白樺湖までの坂は大まかに分けて3つのゾーンがある感じでした。

1.柏原交差点から緑の村別荘地まで
2.別荘地の先のつづら折り
3.つづら折りの先から白樺湖まで

1のゾーンは平均7%くらいの坂が中心で、ところどころに9~10%の坂が出現する感じでした。
きつさで言ったらこのゾーンが一番きつかったです。
別荘地を左手に見ながらもうちょっと登ると2のゾーンにさしかかり、ちょっと休めます。

2のゾーンはつづら折りなのですが、全体的に勾配は3~4%でかなり楽な部類です。
ヘアピンのカーブも大きめなので、コーナーイン側だけ激坂みたいな現象もありません。
ここで一旦調子を整えておくのがいいと思います。

3のゾーンはまた勾配が増してしまうのですが、1のゾーンよりはイージーです。
途中に”白樺湖まであと2km”の看板が見えてくると本当にもうちょっとです。

地元の方の車や観光の方の車も含めて交通量は結構ありますが、路肩がかなり広いので怖さはあまりありません。
ただし路面が場所によっては豪快にひび割れているところがあるのでタイヤがはまったりしないよう注意は必要です。

白樺湖の周辺はホテルやスキー場が多数あります。湖沿いに北端を目指すとローソンがあるので、コンビニ休憩したい場合は立ち寄るのがオススメです。
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白樺湖畔の様子です。写真を見るとお分かり頂けると思いますが、この時点でお天気がちょっと微妙でポツポツ雨が落ちてくるのを感じました。

その後県道40号(ビーナスライン)を通って車山高原・諏訪市街を目指します。
このビーナスラインも実はしっかりと坂道になっています。

平均勾配4%くらいなのでそこそこの手応えで済みそうだと思いましたが、既に結構足を使ってしまっていたせいか結構しんどく感じました。
標高の関係で酸素濃度も海抜0mの8割くらいらしいので、その影響もあったかもしれません。

とはいえ、景色がなかなかに絶景なので苦しいながらゆっくり登るのも悪くはないものです。
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途中にこういった写真が撮れる展望台がたくさんあるので休憩がてらに写真を撮ると良いです。

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こちらは富士見台という売店のある展望台で撮影したものです。うっすらと市街地の様子が見えます。
天気が良ければ富士山まで見通しが利くそうです。

富士見台を過ぎると最後の登りがあり、今回のコースの最高標高点(ルートラボによると1,805m)を超えます。ここからは下りになります。
下りは高原で涼しいのもあって恐ろしく寒いので、ウインドブレーカーが活躍しました。
今回のために買って初めて持って行きましたが、大正解でした。

県道40号の下りは角間新田という集落までかなりくねくねしています。コースそのものは急勾配というわけではないのですが、路面のひび割れがこちらも激しく結構危険な部分もあります。
下りの速度だとタイヤを取られたり跳ねたりする危険性もあるため、慎重に行くのがオススメです。
ここを下っている時に5組くらいの自転車の人とすれ違いました。諏訪の市街から登っていくのがメジャーなんでしょうかね。

角間新田からはもう結構暑さを感じたのでウインドブレーカーを脱ぎました。
線形は割合まっすぐになりますが、かなりの激坂下りになります。
下っていたので写真を撮りませんでしたが、-15%の急勾配注意の看板が2箇所ありました。住宅地の中でもあるので腰を引いて下っていきます。
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角間新田から諏訪の市街地の様子です。結構標高差があるのがわかります。

その後、諏訪湖の周りをぐるっとまわって諏訪大社にお参りして来ました。
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諏訪湖です。湖畔は非常に風が強く、坂より辛かったです。

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諏訪大社です。御柱が後方に見えますね。

その後茅野から国道20号に戻り小淵沢から撤収の予定でしたが、富士見駅付近を通過したあたりで夕立に遭ったために予定を変更して富士見から撤収することにしました。
この辺を柔軟に変更できるのは輪行ならではで助かりました。

霧ヶ峰はちょっとオーバースペックかなあ、と思いましたがなかなか楽しめるコースでした。登るルートを変更したり小淵沢から佐久の方に抜けたりと色々他にもバリエーションできそうなので、八ヶ岳・霧ヶ峰周辺にはまた来てみようと思います。

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