戸塚大踏切のその後

国道1号を横浜から藤沢方面に進んでいくと不動前交差点でバイパスと分岐します。

その旧道沿い、戸塚駅の北側にかつて大踏切と呼ばれていた踏切がありました。
東海道線と横須賀線が通っていることから電車の往来が激しく、いわゆる開かずの踏切となっていました。
朝夕のラッシュ時には開いている時間が短いため、踏切自体に時間帯指定の車両通行止規制がかかっているという状態でした。

しかし2015年の3月にこの踏切部分がアンダーパス化したとのことでした。
アンダーパス化後どうなったのかまだ見たことがなかったので、遅ればせながらですが見に行ってきました。

まずなぜこの戸塚大踏切が気になるかというと、自転車で国道1号を走る場合、戸塚バイパスは軽車両通行不可の規制がかかっているので必然的に旧道を通ることになります。
しかし前述の理由により戸塚大踏切は基本的にスムーズに通過することが難しいので、手前の戸塚駅東口入口交差点で左折し、県道203号でう回して国道1号に復帰、というルートをよく使っていました。
踏切の撤去を受けて歩行者デッキが整備されているということだったので、アンダーパスとあわせてそちらの通行感というか、利便性等々のチェックをしてみたかったのです。
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まずアンダーパスの入口にあたる矢部団地入口交差点です。
前方にアンダーパスが見えます。アンダーパスとは言っても延長が200mくらいありそうなので、トンネルっぽい雰囲気です。

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歩行者と自転車が通行できない旨の標示です。
写真がないのですが、歩行者・軽車両通行不可の規制もかかっています。
簡単な絵地図で道案内されているところがいいですね。

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ちょっと珍しい自転車通行止めの路面標示です。
歩行者通行止めや軽車両通行止めの標識とあわせて、このような注意喚起がなされていると誤進入が防げて良いと思います。

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そしてこちらが戸塚駅にかかっている歩行者デッキです。正式名称は戸塚大踏切デッキと言います。
踏切はなくなりましたが、かつて踏切があったということが名前で分かるようになっています。
中央の部分はエレベータシャフトです。自転車で通行する場合もエレベータが利用できるようになっており、地元の自転車移動の方はほぼエレベータで移動しているようでした。

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デッキ本体はこちらです。
階段は増築して左右方向から登れるように工事が進んでいます。

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デッキ上の様子です。かなり幅が広く取られており、余裕のある感じがします。
左右のフェンスも透明な樹脂製のパーツを使って高さが十分取られており、開放感があります。電車の見学にもナイスです。

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反対側に降りてきました。流石に言われないと踏切があったことは分かりにくい感じです。

自転車で通る場合は階段を押して上がるかエレベータで上がるかし、渡って同様に階段かエレベータで降りる感じです。
従来の迂回ルートと比べてどちらが良いかと言われると甲乙つけがたいですが、迂回ルートを通行する場合上倉田交差点で結構長い時間待たされます。(歩車分離式の交差点のため)
もちろん一旦自転車を降りて歩行者デッキを渡るのはそれなりに手間なのですが、じっとしているのがあまり好きではないのでどちらかと言えば歩行者デッキルートのほうが好きです。
ひたすらペダルを回す中でもちょっと違う運動にもなるので、体の気分転換にも良いのではないかと思います。

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