月別アーカイブ: 2025年4月

Windows11にNotoフォントが搭載される

日本時間の2025/4/9に4月の月例更新プログラムが公開されましたが、このプログラムを適用するとOSにNotoフォントが搭載されるようです。

NotoフォントはGoogleが開発したフォントで、世界中の様々な文字を文字化けせずに表示することができるというのが売りだそうです。

Noto – Google Fonts

[Google.com]

東アジアの日本・韓国・中国は使用する文字の種類も多く文字化けを誘発しやすい環境ですが、今回WindowsにNotoが標準搭載されたことで文字化けの可能性がかなり低減できるのはないかと思います。

ブラウザで使用するフォントを特に指定していない場合は自動的にNotoが標準のフォントとして設定されるようです。そのため、4月の更新プログラムを適用したらなんとなく画面の見た目が変わったと感じる方もいるかもしれません。

上田飛行場跡

最近上田市内にかつて空港があったという話を知ったので実際に現地に自転車で行ってみました。上田飛行場という名称で、飛行場跡地は現在県立上田千曲高等学校の敷地となっています。

現地に行ってみると門柱は飛行場当時のものがそのまま残っているようでした。

門柱の近くに記念碑があり、飛行場の成り立ちについて詳しい情報が載っているようでした。(読み取りづらく解読できていません)

飛行場の成り立ち

元々この場所に飛行場を作るという計画があったわけではなく、不況対策事業として上田市が国の補助金を受けて農地の開墾が行われていたそうです。しかしながら開墾してみたところあまり土地が農業向きではなく、飛行場として利用することになったそうです。

後から国の認可も得られ、1936年に上田市営の飛行場として開業し、主に郵便運搬などの民間の定期便を中心に利用があったそうです。

翌1937年には所属が陸軍省の飛行場となり、埼玉県にある熊谷飛行場の分教場という位置づけになったものの、民間機の利用も引き続き行われていたということです。

戦争中には軍用機の訓練なども行われ、空襲を受けたこともあるそうです。最終的にどのような形で高校の敷地になったのかが調べられていないのですが、1948年にはこの場所が上田千曲高等学校になっていたそうなので、それまでには飛行場としては利用されなくなっていたものと思われます。

この上田市中之条付近は地図で見ると周辺の場所と比べて妙に区画がきれいに整理されていて気になっていたのですが、元々飛行場であったことと、飛行場になるまではいわゆる新田開発的な開発が行われていたことを考えるとなんとなく合点がいきます。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

1947年の上田飛行場周辺の様子です。

中華風牛肉とマロニーの炒め煮

牛肉の切り落としがなぜか安く売られていたので、珍しく牛肉を買って自宅で余っていた野菜やマロニーと一緒に炒め煮にしてみました。

最初に肉野菜炒めのような感じで牛肉と野菜を炒めて、味付けまで済ませます。味付けはオイスターソースとみりんを使って中華風のような感じにしてみました。この時点で割と水気が多いので、余った水気を軽くゆでて戻しておいたマロニーで回収します。

そうするとマロニーにも肉や野菜から出た味や脂がしみこんでおいしくいただけます。味を薄めにすれば副菜っぽい感じになりますし、多少しっかり目に味付けすれば主菜としても通用すると思います。

交和物産 炊き込みご飯の素 きのこご飯

スーパーであまり見かけない炊き込みご飯の素を発見したので試しに購入してみました。坂城町にある交和物産という会社の製品だそうです。

ストレートでそのまま使える炊き込みご飯の素です。といだお米に炊き込みご飯の素を入れ、通常通りの水加減になるように水を足したら普通に炊飯するだけで炊き込みご飯が作れます。

ご覧の通り結構具材が多く、味もしっかり目につくようになっています。おいしくいただきました。

同社ではなめたけなどのご飯のお供になるような商品や、果実の加工製品を主力商品として生産しているそうです。メーカーのカタログを見るとユニークなものもあるので、機会があれば入手してみたいものです。

千曲川平和橋付近の建設現場

千曲川サイクリングロードを走っていると平和橋付近で広大な造成地が目に入ってきます。つい最近まで空き地のような感じだったのですが、先日通りかかった際には建物が建てられている真っ最中でした。

周辺の土地も含めてかなり大規模なので何ができるのかと思って調べてみたところ、建設機械のレンタルを行っているアクティオ株式会社の機材基地だそうです。

八幡東産業団地造成事業(アクティオ長野ちくまテクノパーク統括工場開発事業)

[千曲市Webサイト]

基地では建設機械の整備やテストなども含めて行われるそうで、同社ではこれを”テクノパーク”と呼んでいます。ながの千曲テクノパークは全国のテクノパークの中でも最大規模の面積になるそうです。

2023年度中に完成見込みだったらしいですが、昨今の人手不足や資材価格高騰の影響なのか、鋭意建設中という状況のようです。

ちょっと面白いのは建設現場で動いている建設機械は当然ながらアクティオ社の所属になっていることです。自前で機材がやりくりできるのはこういう時に便利そうに感じます。

国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスがリニューアル

2025年度が始まるのに合わせて国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスがリニューアルしました。

地図・空中写真閲覧サービス

[国土地理院]

このサービスは古い空中写真の閲覧ができるサービスです。最高で400dpiの画像がダウンロード可能で、ダウンロードした画像は出典を明示すれば自由に使うことができるのでとても重宝しています。

今回のリニューアルで何が変わったのかはまとめられていないようなのですが、パッと見で変わったなと思うのは高解像度の空中写真が閲覧可能になったことです。

1200dpiの写真が閲覧可能になった

従来は表示用の低解像度のものと、ダウンロード用の400dpiのものの2種類が閲覧できましたが、今回のリニューアルで1200dpiという高解像度の写真が閲覧可能になりました。

1200dpiというスペックなのでかなり細部まで詳しく確認することができ、とてもいいアップデートです。ファイルのダウンロードはできず、キャプチャもご遠慮くださいとのことなので、ルールを守っての利用が求められます。このクラスの高解像度のデータが必要な場合は(財)日本地図センターなどに申し込んで購入することになります。

今回のリニューアルでシステムは完全に入れ替わっているらしく、従来作成した国土地理院Webサイトのアカウントは利用できなくなっています。今まで利用されていた方も新たにアカウント登録が必要です。

Vivaldiのブレイクモードが便利

Vivaldiにはブレイクモードという画面を強制的に無表示にする機能が搭載されています。バージョン3.3から存在する機能で、実装時期は2020年の9月です。

時はコロナ禍で在宅勤務が急激に普及していた時勢でもあったので、それを受けて実装された機能のようです。作業中であっても一旦ブレイクモードを有効にすると一旦画面の表示がのっぺらぼうの状態になるため、メリハリをつけて休憩するのに便利という機能だそうです。

画面がブラックアウトするのではなく、UIの描画などは残った上で表示されているコンテンツや文字類がすべて消えます。

実装当初は自分にとってそれほど便利と感じませんでしたが、最近この機能を思い出して試してみたところ、単に画面の表示が消えるだけでも確かに気分の切り替えがしやすいことに気がつきました。

普段のブラウジングの中でも「一旦ブラウジングから離れて別のことをするか」といったタイミングでブレイクモードをオンにすると、ブラウザの表示内容に意識を引っ張られることなく次の作業が開始できます。

また、動画の再生もブレイクモードが強制的に止めてくれるので、なんとなくだらだら動画を見てしまうことも防げます。

思ったよりも効用があったので、PCの利用時間が長い方は試してみる価値があると思います。

鶏肉とごぼうの炒め煮

冷蔵庫にごぼうとこんにゃくが半端に残っていたので、鶏肉を買い足して一品作ってみることにしました。

鶏肉は細めにカットして小麦粉を軽く打ちました。面倒なのですが、こうするとあまりパサパサせずにつるんとした食べやすい食感になります。また、炒める過程で煮汁にとろみがつくので、味の絡みが良くなります。

具材をざっと炒めて調味料を追加し、煮汁をほぼ完全に飛ばすくらいまで詰めて完成となります。味付けはお好みですが、今回は醤油・みりん・酒それぞれ大さじ2ずつとしました。

会の船渡し跡(生坂村)

国道19号沿いに松本方面に自転車で出かけたのですが、道中小さい看板を発見しました。元々よく通る道だったのですが今まで気がつきませんでした。

看板を見てみると会という地区と雲根という地区を結ぶ船渡しの跡であることが書かれていました。

説明によればかつては山清路の右岸側(現在は国道19号が通っている方の岸)には道路がなく、左岸側にあるこの船渡しを使ってアクセスするしかなかったということです。 大正初期まで使われていたということですから、結構長期間船でアクセスするしかない地区があったということになります。

看板は2011年に立てられたものだそうですが、周辺はちゃんと草刈りがされていて、どなたかがメンテナンスしているのではないかと思います。

現在の船渡し跡付近の川面はこんな感じになっています。もっとも、大正時代は犀川のダムもなかったと思うのでここまでなみなみと水量のある感じではなかったかもしれません。

替佐駅公衆トイレ

飯山線の替佐駅に隣接している公衆トイレです。

男女別
小便器2
個室和式1
多目的x

千曲川の左岸側を下流に向けて走ってくると飯山線沿いに走ってくることになるのですが、途中の駅にトイレがあるので助かります。中でもこちらの替佐駅のトイレはほぼ道路沿いでアクセスしやすく、駅に自動販売機もあるので一息入れるのに便利です。