投稿者「heboDJ」のアーカイブ

FL Studio|Mixing Basics

最近動画のBGMを時々作っていることもあって、改めてFL Studioの使い方を見直しています。開発元のImage-LineがYoutubeにたくさん動画を公開してくれているので、動画で操作方法やtipsを見るのが分かりやすいです。

見た中でも特に参考になったのが標題のMixing Basicsシリーズです。その名の通りミキシングの手順をテーマごとに解説してくれている動画シリーズです。

例えば下にリンクしてあるのが”Levels”の回なのですが、

  • デジタルオーディオにおける”音量”
  • クリッピングとは
  • ラウドネスとは

等々、気になっているものの良く分からなかった事柄が章立てで解説されています。

特に参考になったのは12:33からの”ノイズを利用したミキシング”です。

人間の聴覚特性上高音域は小さいボリュームでも認識しやすく、低音域はより大きいボリュームが必要なのだそうです。これを利用して低音域から高音域に向けて-4.5dbの音量差があるブラウンノイズをミキシング対象の曲と同時に再生し、各パートごとにパートの音がノイズに混じって認識できる程度に音量を調整するという手法です。

ノイズ越しにギリギリ認識できる程度に各パートを調整することで、結果として全周波数帯にわたって聞きやすい音量バランスになるというものです。実際に使うノイズデータへのリンクも載っていて非常に親切です。

英語なので少々ハードルは高いですが、Youtubeの英語字幕を日本語に自動翻訳すれば大意はつかめるので、明らかに機械翻訳的な違和感のあるところだけ英語字幕に戻して人力で翻訳すれば、思いのほかスムーズに内容を理解できると思います。

テスコム TU20

昨年15年近く使っていたドライヤーが故障してしまったので、新しいものを買いました。長野県にはテスコムというドライヤーに実績のあるメーカーの工場があるので、せっかくなのでテスコム製を選択しました。

工場は松本市にあり、松本駅前にもこんな感じで看板が出ています。

買ったのはTU20というローエンドの製品です。販売価格1,000円前後と非常に安価な製品です。

ローエンド製品ということでモードも冷風と熱風のみという割り切りの良さです。しかしながら風量は十分で、実用上は全く問題ありません。

デザインもうるさくなく、優秀な製品だと思います。テスコムはサロン向けの業務用製品で実績があるそうなのですが、こういった一般消費者向けのローエンド製品にも手を抜いていないことが感じられます。

現在はこの製品は生産完了しており、後継のTD30-Wという型が販売されているようですが仕様はほぼ同じだと思います。シンプルなドライヤーが欲しい方にオススメです。

塩漬け豚バラ肉と小松菜の炒め物

先日作った塩漬け豚バラ肉を料理に使ってみました。

塩漬け豚バラ肉はそのままだとかなり大量の塩が付いているので、調理前に塩抜きが必要です。今回は1cm程度にスライスした上で1時間程度水にさらし、塩抜きしました。

続いて塩抜きした豚バラ肉の水気をキッチンペーパー等で拭き取り、食べやすい大きさにカットして弱火で炒めていきます。バラ肉なので脂が多く、そのうち肉が自身から染み出た脂で揚がっているような感じになります。

肉の表面がカリッとしたら肉を取り出し、残った脂の量を調節します。恐らく炒め物に使うには多すぎる量が染み出ているので、キッチンペーパー等で吸収して適度な量にします。

後は染み出た脂を加熱して小松菜を炒め、おおよそ火が通ったところで先ほどカリッと炒めた豚肉とあわせて完成です。豚肉は塩抜きしてもなお塩気があるので、味付けはほぼ不要です。コショウなどスパイスで風味付けする程度で大丈夫です。

塩漬け豚バラ肉は何だか旨味が凝縮しているようで、さっぱりとした小松菜と良く合います。この”カリッと炒めて出た脂で別途料理をする”という手順は他の料理にも応用ができそうです。

Big Red House オーブンミトン

かれこれ15年近く使っていたオーブンミトンが破けてきてしまったので、新しいものを買いました。アメリカのBig Red Houseというメーカーの製品です。

親指とそれ以外の指が二股になっている一般的なデザインのオーブンミトンです。かなり分厚く中綿が入っており、カタログスペックで250℃の高温に耐えられるということです。つかむ部分のストライプはシリコンの滑り止めになっています。

アメリカ製ということもあってかちょっとサイズは大きめに感じますが、そもそもあまり手先の器用さを求められる製品ではないので許容範囲というところです。

気に入っているのは手首から先だけではなく前腕もある程度覆えることです。料理中は腕まくりをしていることが多いですが、そんな時にサッと装着すれば前腕含めて保護できるのは便利です。

また、割とかわいいカラーが多くなりがちなキッチン用品にあって写真のようなグレーやネイビーなど渋いカラーバリエーションがあるのも良いポイントです。

ドイツのザウアークラウトレシピを検索する

ザウアークラウトの第2弾を作ってみました。塩加減は共通ですが、初回はクミンシードを香り付けに加えていたところをオレガノに変更してみました。

こちらはこちらで爽やかな味わいです。元々肉料理に合う付け合わせなので肉と相性の良いスパイスであれば大体どれでも行けそうな感じです。

しかしここで本場のレシピではどういったものが塩以外の材料として使われているのかが気になってきました。せっかくなのでレシピを検索してみることにしました。

ドイツ語の情報に当たれば良いのでまず翻訳サービスで”ザウアークラウト レシピ”をドイツ語に訳します。”sauerkraut rezept”で良いようです。

後はこの検索クエリで検索し、複数のレシピで共通している材料をピックアップすれば一般的なレシピが導き出せそうです。レシピもドイツ語ですが、こちらも翻訳サービスで訳しながら見ればおおよその内容は理解できます。

調べた結果、最もよく使われているのはキャラウェイシードでした。聞いたことはありますがあまりなじみのないスパイスです。次点で使われているようだったのはジュニパーベリーです。こちらは初めて聞く名前のスパイスです。後はレシピによって月桂樹の葉が使われていることがありました。これはカレーやポトフなどに使うので割とおなじみではないかと思います。我が家にも常備されています。

それぞれエスビー食品で取扱いがあるようでしたが、購入するとザウアークラウト専用スパイスになってしまいそうな怖さがあります。特定の料理にしか使えない材料は往々にしてそのうち使われなくなり、古くなって廃棄されるということになりがちです。まずは近所で入手可能かどうか含めて検討したいところです。

オフシーズンの自転車注油

寒さや雪の影響でオフシーズン入りしているので、ここ1ヶ月くらい自転車はローラー台での運用になっています。屋内でしか使用していませんが、先日ローラー台に乗っていたときに少々チェーンの音鳴りが気になりました。

チェーンのいわゆる油切れが起きるのは屋外走行によりチェーンに土や砂ボコリが吸着し、徐々に潤滑が悪くなることが原因と思っていました。なので屋内だとほとんど油切れは無視できると思っていたので意外です。

念のためということでチェーン洗浄をしてみましたが、洗った際に結構たくさんの粒子状のものが出てきました。以前からチェーンに付着していたものに加えて室内のホコリ、さらには摩擦で発生した金属粉などが出てきているのかもしれません。

チェーン洗浄にはパークツールのサイクロンというチェーン洗浄機を使っています。

そう言ったわけで屋外を走る季節ほど頻繁に注油は必要なさそうですが、気になったらチェーン洗浄してあげた方が良いのはオフシーズンも同様のように思います。

ER-4XRのフィルタ交換

イヤホンの音が何だか小さくなってきたような気がしたので、フィルタを交換しました。

透明な容器に入っている緑色の粒のようなものがフィルタです。

何度かエントリに書いているような気がしますが、Etymotic社のERシリーズは本体にダストフィルタが付いていて、ホコリなどがイヤホン本体に入らないようになっています。

このフィルタは使っていると徐々に詰まってきて、結果として音が小さく感じられたり、こもって聞こえるという現象が発生します。フィルタは交換できるので定期的に交換しています。

フィルタは非常に小さく、米粒の1/2くらいの大きさです。1個あたり400円程度するので決してランニングコストが良いとは言えないかもしれませんが、交換すると明らかにパフォーマンスが改善するので気になったら変えた方が良いように思います。

そばの実ごはん

東欧やロシアにそばの実を使ったおかゆがあると聞き、食べてみたいと思っていました。

長野県はそばの生産が盛んなのでそばの実もすぐ見つかるかと思っていましたが、スーパーや土産物屋、直売所等々探してみてもなかなか見つかりませんでした。結局大きめのスーパーで発見しました。

1kg入りで1,800円くらいだったように思います。お米に比べると高価です。
内容物はこんな感じで、殻をむいてあるそばの実になっています。

さっそくそば100%のおかゆにするのには少々勇気が要るので、まずはお米に混ぜて雑穀米風に食べてみることにしました。

そばの実を炊飯器で炊く場合、水の量は白米と同じでOKです。なので、米とそばの実を混ぜた容積に対して白米用の水加減を適用できます。

炊き上がりはこんな感じになりました。これは白米4に対してそばの実1の比率で混ぜたものです。うっすら紫っぽい色が付きます。

食べてみると白米に対してところどころ硬めのそばの実の食感が混ざり、アクセントになって良い感じです。ご飯全体からそばの香りもするので、変わり種のご飯として優秀です。

ビタミンBやアミノ酸なども白米比で多く含まれているので、多少ですが栄養の補強にも良いのではないかと思います。

Radeon Softwareのアップデート予告動画

YoutubeにRadeon Softwareが2022年第1四半期に大型アップデートされる旨の予告動画が公開されていました。

Radeon Softwareは大体年に1回くらいのペースで大型のアップデートがあり、その際に機能の追加や強化が行われることが多いように思います。

今回は既存機能のAMD LinkとFidelity FX Super Resolutionが強化され、新機能としてAMD Privacy Viewが追加されるようです。

AMD Privacy Viewは結構面白そうな機能で、ユーザの視線をトラッキングして視線外の部分をぼかして表示することによりのぞき込みからの情報漏えいを防止する機能のようです。

恐らくノートPC搭載のカメラを使ってアイトラッキングをするのではないかと推測しますが、実際の挙動がどんな感じになるのか興味深いです。

信州の鉄道物語(上)消え去った鉄道編

面白そうな長野県の鉄道の本を見つけたので購入してみました。タイトルの通り長野県内の鉄道各路線の歴史に関する本で、上巻は廃線・未成線を扱っています。発行元は県内最大手紙としておなじみの信濃毎日新聞社です。

以前自転車で路線跡を追ってみた布引電気鉄道のような一般的な鉄道から、木曽の森林鉄道や碓氷峠の馬車鉄道などにも触れられており、一冊でまんべんなく県内の廃線・未成線を知ることができます。

発行元が新聞社だけあって、鉄道に関する出来事については当時の新聞記事の引用も掲載されており、興味を引きます。

ちなみにこの本が刊行されたのは1987年で、2014年にリニューアルして復刊されたのが今回入手したバージョンです。表記については原則1987年版のままで、その後の情勢変化があったものについては注釈が入っているというスタイルを取っているので、1987年当時の事情が読み取れるという点についても面白いです。

下巻は未入手ですが、現在も運行されている路線の1987年当時の事情などが掲載されているのは間違いないと思うので、こちらも面白そうだと思います。