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山陽・山陰の鉄道旅行(1)

知人に勧められたので置き換えが迫る381系に乗るべく山陽・山陰方面に出かけました。

長野-京都(高速バス)

長野から山陽山陰方面に向かう場合、オーソドックスな方法としては名古屋まで特急しなの、そこから東海道新幹線という方法があります。しかし今回はできるだけ時間を有効活用したかったので、京都までは夜行の高速バスで移動し、そこから鉄道移動をするという方法を採用しました。

今回乗車したのは長電バスの長野-関西方面の高速バスです。長野市を23時頃に出発し、京都駅前には翌朝5時過ぎ、そのまま大阪やUSJを経て神戸三宮に至るという路線です。南海バスとのコードシェア便で、私が乗車したのは南海バスが運行する便でした。

長電バスの高速バスは駅から少し離れたところから出発します。

車外に出られる休憩は姨捨SAで1回のみで、それ以外の休憩は乗務員交代のためのものなので、基本的には乗ったら座席に座ったままとなります。熟睡とはいきませんでしたが、うつらうつらしているうちに京都に着きました。

さすがに朝の5時過ぎともなると京都駅もまだ静かです。

京都駅

京都駅からは岡山駅を目指して東海道・山陽本線を移動していきます。今回は平日だったので朝のラッシュ回避のために京都駅から上郡駅までは特急スーパーはくとを利用しました。

ただ、スーパーはくと1号が出るまでに2時間弱あったので、朝食を摂りつつ京都駅の在来線ホームを観察して列車を待ちました。

さすがに外国からのお客様が多く、皆さん特急はるかで関西空港方面に向かっていました。

京都駅-上郡駅

気動車特急車両であるHOT7000系で運行されるスーパーはくとはとても快適で、選択して良かったと思いました。

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笠倉壁田橋

2024年3月15日に千曲川の新しい橋、笠倉壁田橋が供用開始になったということで、自転車で見に行ってみました。

笠倉壁田橋は中野市内にあり、中野市豊津(旧豊田村)と中野市壁田を結んでいます。路線としては長野県道500号になります。

県道500号ということになっていますが、元は国道117号だったようです。
従来は直進すると左方向の道路に向かうようになっていました。

驚いたのは橋に至る道路の変更で、橋につながっている方が本線となり、従来川沿いに飯山方面に向かっていた道路は左折して向かうように変更されていました。

千曲川左岸側(豊田方面)の方が標高が高いので、豊田方面から向かうと長い坂を下ることになります。視覚的には急勾配に見えますが、全体的に4%前後の一定の勾配で調整されており、坂道ながら走りやすく工夫されていました。

こんな感じで橋が見えてきます。

近くで見てみると上部構造はなかなかの大きさで迫力があります。

青いのもちょっと珍しく感じます。

高社山を目の前に望みつつも壁田地区に到着します。

サイクリングをする分にはこの橋の開通で何かが劇的に便利になるわけではないのですが、橋の間隔が空いていたところに新たに橋が増えたので、ルート設計の自由度は高くなりました。

現状交通量もそこまで多くないですし、道路の規格も良いので通行するだけでも結構楽しい道路なのではないかと思います。

旧美麻村の配水池跡(?)

いつもトンネルが嫌なのでう回している長野県道31号の切石トンネル付近に古そうな施設跡があることに気がつきました。

遠目に見た時に斜面の1ヶ所だけが盛り上がっていて草木が茂っていたので気がついたのですが、よく見ると石でできた何らかの施設のようでした。

接近してみるとこんな感じで、上側の銘板には”本村水道”と書いてあるようでした。右側の銘板には”配水池”、左側の銘板には”大正十四年竣工”と書いてあるようでした。

パッと見では地下施設のような感じになっていますが、上水道の用水をためておく配水池のようでした。

ちょっと不思議なのはこの施設内部からまだ水音がすることで、近づいてみると施設内部から水のしたたるような音が聞こえてきます。さすがにここまで昔の施設なので現役で使っていることはないと思いますが、部分的に水道としての機能は残っているようでした。

ぬか床のメンテナンス

ぬか床の乳酸菌が減ってしまったのか、ぬか床から特有の匂いがしなくなってしまいました。冬の間、主に野沢菜漬けを食べていたので少々管理がおろそかだったかもしれません。

このまま野菜を漬けても恐らくあまりおいしくないと思ったので、乳酸菌を増やすためにしばらくメンテナンス期間とすることにしました。

メンテナンスの方法ですが、”捨て漬け”と言われる方法を使います。野菜の皮や野菜のヘタなどを漬けるという方法です。なんでも野菜の皮の表面にぬか床で役に立つ菌類がついているんだそうです。

こんな感じで野菜の皮を漬ければ良いそうです。

私の持っているぬか床は最初から発酵しているものを買ったのですが、ただの炒りぬかからぬか床を作る場合もこの捨て漬けをするんだそうです。

しばらく捨て漬けを繰り返しつつ、常温保存しておけば気温も高くなってきているので徐々に復活するのではないかと思います。

穂高駅

大糸線の穂高駅です。

割と新しそうな木造の駅舎で、デザインは神社をイメージしたものらしいです。

東口側には商店街が広がっています。駅前にはクラフトビールが飲めるブルワリーなども立地しています。

当地ならではなのが、駅前に湧水の給水スタンドがある点です。わさびの栽培などで知られる地域なので、湧水の水質はかなり優れているという話です。

特に曲がる必要性はなさそうですが、逆S字の線形になっています。

駅の周辺を見て回ると特徴的に感じるのはプラットホームが大きくカーブしていることです。地図上で確認すると特にここでカーブを挟む理由はないように感じましたが、よく見てみると松本方の柏矢町駅からまっすぐ線路を延ばすと線路が穂高神社の敷地に入ってしまいそうに思えます。

穂高駅のあたりだけちょうど曲がっていますが、駅付近に穂高神社があります。
(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成)

神社を回避するために線路がう回し、結果として穂高駅がカーブ上に設置されることになった可能性がありそうです。

西口側にはJR東日本の変電所もあります。駅前におもむろに変電所があるのもなかなか面白い景観です。

キタコー 長野県産大豆100%おぼろ

長野市松代にあるキタコーのおぼろ豆腐です。長野市内にはいくつか豆腐メーカーがあり、キタコーの商品は比較的入手性が良いように感じています。今まで一般的な木綿豆腐と絹ごし豆腐は購入したことがありましたが、今回おぼろ豆腐を見つけたのでさっそく入手しました。

普通の豆腐とは違って柔らかい仕上がりになっています。料理に入れると崩壊しやすいと思うので、そのまま温めてか冷やしてが良いのではないかと思います。

容量が一般的な豆腐一丁の300gより少々小さめの250gとなっています。私のような単身世帯だと豆腐一丁は少々持て余すこともあるので、やや小さめなのはジャストサイズでむしろ助かります。

WordPress6.5.2がリリース

6.5が出てから1週間ほどですが、早くもセキュリティ&メンテナンスリリースがありました。

WordPress 6.5.2 Maintenance and Security Release

[WordPress.org]

セキュリティ修正1件に加えて、複数のバグフィックスが含まれるバージョンということです。WordPressの場合セキュリティ修正は基本的に適用が推奨となっていますので、特段の事情がない限りは早めの適用が良いと思います。

次回のメジャーリリース6.6が2024/7/16リリース見込みであることも明らかになっています。

五島慶太翁記念公園

青木村にある五島慶太翁記念公園を見に行きました。

1981年開園ということです。

五島慶太氏といえば東急電鉄の創始者として有名ですが、長野県青木村の出身です。

そのため、青木村には五島慶太未来創造館という博物館があります。また、東急グループの研修施設も青木村内にあるということです。長野市にあるながの東急百貨店が東急系列なのもこの辺の縁があるためという話を聞いたことがあります。

入口にはチェーンがかかっていました。

こちらの公園ですが一般公開はされていないようで、道路から眺めるだけという感じになります。

公園自体は40年近く経過しているものの非常によく手入れされています。どのような用途で利用されているのかちょっと気になります。

冬季体勢そろそろ終了

4月に入って朝の最低気温もさすがに氷点下まで下がることはなくなりました。日中も20℃近くまで気温が上がるのでだいぶ過ごしやすくなってきています。そんなわけで厳冬期用のあれこれを片付けることにしました。

暖かくなってきたとは言ってもまだ朝は寒いのに変わりはないので、とりあえずはオイルヒーターと屋内用の防寒具を片付けました。オイルヒーターは就寝中の室温管理に活躍しました。

構造上フィンの間にホコリがたまるので、拭き掃除をしてカバーを掛けて収納するときれいな状態が維持できます。

屋内用の防寒具は今年導入したバウヒュッテのダメ着がかなり重宝しました。そのほか、ユニクロで購入したヒートテック靴下や手編みリストウォーマーなども役に立ちました。これらは春先に使うにはさすがにオーバースペックなので、一足先に撤収となります。また2024-2025シーズンでお世話になることになるでしょう。

国道19号(笹平トンネル西-木戸)

久々に国道19号で松本方面に出かけました。自動車であれば長野-松本間は長野自動車道を使うのが一般的ですが、自転車の場合は国道19号ほぼ一択になるのではないかと思います。

国道19号は直轄国道なので道路自体は割としっかりしていますが、犀川沿いの谷に沿って走ることになるため結構距離がかさみます。また、川沿いということもあってか実は細かいアップダウンが多く、松本方面まで往復するとかなり疲れます。

今回はそういった部分を踏まえ、極力ペースをセーブしながら余力を残して走ることを意識してみました。

全体としてはなかなか上手にペースコントロールができたと思うので満足でした。せっかくなので取得したGPSデータを勾配分布図を作成するプログラムで分析してみました。

勾配分布図にして遠目に見てみるとやはり要所で細かい登りが多数あり、これが疲労の原因になっていそうなことが分かりました。GPSの標高データで計算すると、往復での獲得標高は900m以上ありました。笹平トンネル付近の標高が400mで、木戸交差点付近の標高は520mくらいですから、仮に一本調子の登り坂であれば獲得標高は120mになるはずです。

それが900m以上になってしまうわけですから、いかに途中にアップダウンが多いかということだと思います。地味に見えて結構研究しがいのある路線という印象を持っています。