関東に用事があったのでそのついでというわけではないですが、前から気になっていた上信電鉄に乗ってきました。

写真を色々と撮ってきたので後日まとめてご紹介したいと思います。
最近Windowsがスリープから復帰したときに自作キーボードの矢印キーが入力しっぱなしになる問題が時折発生していて困っていました。
ある日キーボードの矢印キーが入力しっぱなしになるのではなく、全く認識していない状態になっていることがあったのでこれで解決方法の見当がつきました。
Windowsの設定で、USBハブの電源供給を止めてよいかどうかを設定できる項目が存在します。設定画面にはデバイスマネージャーよりアクセスし、”USB ルートハブ”などという名称で認識されているデバイスのプロパティを開きます。
一番右に”電源の管理”というタブがあり、多くの場合デフォルトで”電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする”という項目にチェックが入っています。これを外すことで、スリープ時もUSBハブから電源が供給されるようになります。
一般的にはこの項目にチェックが入っていても問題ないようなのですが、PCがスリープから復帰したときにUSB機器の立ち上がりが失敗してしまうのか、デバイスによってはこの項目をオフにして常時電源を供給した方が動作が安定するものもあります。
マウスやゲームパッドでも起きることがあるので、こういったトラブルが嫌な場合はすべてのUSBハブについてこの項目のチェックを外してしまうというのも良いと思います。
新しいRDNA4世代のチップを搭載したRadeon RX9070と9070XTの登場がCESで発表されていましたが、具体的な発売時期が2025年3月ということが発表されたそうです。
[PC Watch]
決算発表に合わせての情報だったので決算関連のスライドも見てみました。データセンター向けの製品とクライアント向け製品については前会計年度比で1.5倍程度売上増と好調のようなのですが、Radeonに代表されるGPU製品は前会計年度比で60%程度売上減と振るわないようです。長らくゲーミング市場では苦戦している印象ですが、RDNA4がよい製品になっていることを期待したいです。
いつもお世話になっている国立国会図書館デジタルコレクションですが、条件に当てはまる資料であれば資料画像そのものの転載も行えるということを最近知りました。
国立国会図書館ウェブサイトからのコンテンツの転載(国立国会図書館デジタルコレクションに掲載されているコンテンツについて)
[国立国会図書館]
前提条件として資料の公開種別が”ログインなしで閲覧可能”となっているもので、なおかつ公開範囲がインターネット公開(保護期間満了)となっている資料に関しては画像の転載も申請など必要なく行えるということです。条件に当てはまるものがどれほどあるのかが不明ですが、エントリで紹介したい資料に関しては中の画像も併せて紹介できたほうがわかりやすくなると思うので、機会があれば利用させていただきたいと考えています。
国会図書館デジタルコレクションで面白い文献を見つけました。鉄道省が1936年に刊行したという全国の鉄道路線図です。
[国立国会図書館デジタルコレクション]
この文献は全国の国鉄・私鉄を網羅した路線図を地域別に収録したものです。当時の鉄道路線の状況がわかって面白いのですが、この資料のポイントは”未成線”や”鉄道敷設法予定線”についても図示されているところです。実際には免許が下りていたものの開業しなかった路線についても図に入っているので、さながら”夢の鉄道路線図”のような見た目になっているのが特徴です。
例えば関東地方でいえば神奈川県内はこの当時あまりたくさんの路線が走ってはいませんが、淵野辺-田奈村間に相武電気という路線が記載されています。この鉄道事業者は路線を開業することなく倒産してしまったということです。
長野県周辺を見ると、善光寺白馬電鉄の路線が記載されているのはもちろん、鬼無里駅までが施工認可済み、鬼無里-白馬間が免許取得済みとなっています。実現しなかったとはいえ、長野-鬼無里-白馬が鉄道路線として路線図に載っているのは夢のある話です。
ほかにも越美北線と越美南線がしれっとつながっていたりと、全国各地に面白いポイントがたくさんあります。ロマンのある路線図読み物としてとてもおすすめです。
最近新規にWindows11(24H2)クリーンインストールする機会があったので気がついたのですが、24H2以降ではBitlockerのハードウェア要件が緩和されているんだそうです。確か以前は電源の制御がきめ細かくできるPC限定の機能で、メーカー製のノートPCをターゲットにした機能なのかと思っていたのですが、24H2以降ではちょっと古めのデスクトップPCなどでも有効にできます。
以下の技術情報に要件が緩和されている旨の記載がありました。
OEM 向け Windows 11 での BitLocker ドライブ暗号化
[Microsoft Learn]
ちょっと厄介なのはBitlockerが適用可能である場合デフォルトで有効になってしまうことです。Bitlockerはセキュリティ面では安心感の高い機能ではあるものの、BIOSのアップデートやセーフモードの起動時に回復キーが必要になったり、時々なぜか起動時に回復キーを要求してくることもあるのでPCの運用スタイルによっては少々過剰性能に感じることもあります。今後Windows11をクリーンインストールする場合はBitlockerのON・OFFをどうするかについても気にしておいた方が良さそうに思います。
毎年恒例のATOKの大型アップデートがリリースとなりました。今回のアップデートではハイパーハイブリッドエンジン2と称する新型の変換エンジンが搭載されているそうです。
ハイパーハイブリッドエンジン2の特徴として、学習した単語を文脈に合わせて提示する変換強度という新しい要素が追加されているそうです。従来は同音単語であれば学習タイミングが最近のものが優先して候補として表示されていたそうですが、今回のバージョンでは前後の文脈を判断して適切な候補を提示するように進化しているということです。
また、ATOKわたしの辞書プラスという辞書のパーソナライズ機能も新たに追加されています。これは事前に興味のある分野やよく入力で使用する分野を設定しておくことで、変換時にそれらの辞書が優先使用されるという機能です。
面白い点として地域別の設定があり、長野県を設定すると”みどりながの”と入力すると一発で“MIDORI長野”に変換してくれるようになるなどご当地向けの変換機能が強化されます。ユーザーからの投稿も受け付けているそうで、なかなか面白い試みだと思います。
年末からここまでPCが少々不安定だったというのもあったので、マザーボードのBIOSを久々に更新しました。更新前のバージョンはバージョン4802で、リリース日は2023/7/14でした。今回更新したバージョンは5021で、2024/11/1リリースのバージョンとなっています。
さすがにだいぶ前のマザーボードなのでこれによって大きく安定性が変わるとは思えませんが、念のためのメンテナンスというところです。
BIOSの更新に伴ってTPM関連で注意すべき事項があるようでした。アップデートのインストールが終わり、これで再起動すれば完了となるところで、”WindowsのBitlockerなどのTPMを使った暗号化を行っている場合、このまま再起動するとリカバリーキーの入力が必要になりますがいいですか?(意訳)”というメッセージが英語で表示されました。
We detected a new fTPM firmware version/processor, which will change the data/structure of the storage space for firmware TPM.
If you did not apply fTPM function, please press Y to continue…
(この後この場合はY、この場合はNで進んでくださいと続きます。)
内部での挙動は詳しくわかりませんが、今回のBIOSアップデートでTPMに対応する暗号化キーの値が変わってしまうのかもしれません。もしBitlockerを有効にしている状態でそのまま再起動し、しかもリカバリーキーがわからない場合はシステムが起動できずに”詰み”となってしまうためかなり重要な確認ポイントだと思いました。
PCのシステムも高度化して安全性は高くなっていると思いますが、こういった注意点が増えるのは素直に喜べない部分でもあります。
Microsoft Edgeにサポート詐欺や偽警告に代表される”スケアウェア”をブロックする機能がベータ版ながら搭載されたということです。
サポート詐欺を「Microsoft Edge」のAIが検知 ~“スケアウェア”ブロッカーが搭載へ
[窓の杜]
仕組みとしては突然フルスクリーン表示になるコンテンツや、音声再生などのサポート詐欺にありがちな挙動を機械学習モデルにより検出し、マイクロソフト自身が収集した詐欺画面との比較などを行った後、詐欺の可能性が高ければコンテンツの再生を強制的に停止してユーザーに詐欺ではないか注意を促すというものだそうです。
確かにサポート詐欺や偽警告は色々と種類はありますが共通点も多いので、うまく検出できれば対策できそうな感じがします。また、コンテンツの再生を一旦停止させるというのもユーザーに一旦判断してもらう余裕ができるので良いと思います。
サポート詐欺も手口としては単純なものながら金銭をだまし取られたり、遠隔操作を許して情報を盗まれたりなどのニュースを目にすることがあるので、ブラウザの内蔵機能で防御できるというのは朗報だと思います。