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WordPress5.9.2がリリース

セキュリティ&メンテナンスリリースとして5.9.2がリリースされました。

WordPress 5.9.2 セキュリティとメンテナンスのリリース

[wordpress.org日本語版]

今回のバージョンではセキュリティの修正とあわせて1つバグが修正されているということです。

バグの内容はTwenty Twenty-Twoテーマを設定後にTwenty Twenty-Two以前のテーマにテーマを変更し、そこからTwenty Twenty-Twoのライブプレビューを行うと“The theme you are currently using is not compatible with Full Site Editing.”というエラーメッセージが表示されるというものです。

WordPress5.9で導入されたTwenty Twenty-Twoはテーマのデザイン自体をブロックエディタで行うようになり、以前のテーマと編集方法が異なっています。恐らくテーマの編集方法に互換性がないので、ライブプレビューが機能しなかったのではないかと思います。

バグ修正の結果、非ブロックエディタのテーマからブロックエディタのテーマを選択する時にはライブプレビューボタンは表示されない仕様となったようです。

WordPress5.9.1がリリース

メンテナンスリリースとして5.9.1がリリースになりました。マイナーなアップデートはセキュリティリリースも込みになることが多い中、メンテナンスのみのリリースは珍しく感じます。5.9になった直後なので見つかったバグがさっそく修正されているのではないかと思います。

WordPress 5.9.1 メンテナンスリリース

[wordpress.org日本語版]

リリースノートにそれらしいことは書いていないのですが、私の環境では5.9になってからエントリ作成時に投稿カテゴリーの選択欄がクリックしても展開されない問題があり、毎回ダッシュボードのクイック編集モードで直していました。

5.9.1にして以降この問題は起きていないので、非常に助かっています。

blogのデザイン若干変更

テーマは相変わらずTwenty Twelveという10年前のものですが、エントリのデザインを少しだけ変更してみました。

見出しと本文のフォントを変更し、フォントを変えた結果ちょっと文字が小さく感じたので、文字を大きめに調整しました。

WordPressの場合はテーマに追加でCSS設定ができる”追加CSS”という機能があるので、その機能で見出しと本文のclassに対して文字サイズ設定をしています。

CSSの知識はほとんどないのでテーマ自体の編集となるとかなりハードルは高いものの、この方法であれば必要な分だけ追加でき、おかしなことになった場合は簡単に元に戻せるのでとても便利に感じます。

本文のヒラギノ丸ゴシックは見やすくて気に入っています。

WordPress5.9がリリース

メジャーアップデートとなる5.9がリリースとなりました。

WordPress 5.9 Josephine

[wordpress.org 日本語版]

今回のバージョンでは新テーマとしてTwenty-Twentytwoが同梱されています。これはWordPress初となるブロックテーマだということです。

このテーマではサイト全体のデザインをサイトエディターから行うことができ、より簡単かつ自由にサイトデザインを変更できるようになっているそうです。ブロックテーマはTwenty-Twentytwo以外にも増える予定ということで、デザインを作り込みたい方には朗報と言えそうです。

エントリの作成に利用するブロックエディタもまた改良され、文字サイズや色などが簡単に設定できるようになりました。ブロックエディタについてはかなり出来が良くなってきている感じがします。

WordPress5.8.3がリリース

セキュリティリリースの5.8.3がリリースされました。

WordPress 5.8.3 セキュリティリリース

[wordpress.org日本語版]

今回のリリースでは4件のセキュリティアップデートが含まれているということです。バージョン3.7以降のバージョンに影響するとのことです。

WordPress3.7はずいぶん前のバージョンに感じましたが、調べてみるとリリースされたのは2013年の10月でした。WordPressとも2012年以来の付き合いになっていますが、管理もしやすく非常に便利に使っています。テーマだけがTwenty Twelveで、移行当時のままになっています。

WordPressとApache Log4j脆弱性

今週初め頃から、Apache Log4jの脆弱性についての注意喚起が行われています。

Log4jというのはJavaで実行されるログを記録するためのライブラリだそうなのですが、細工された文字列を記録した際にログの記録先で命令を実行してしまう場合があるそうです。

このライブラリが非常に多くのシステムで利用されているほか、ログを取るライブラリというその性質上、公開サーバを攻撃された結果として内部のログサーバに被害が発生する恐れがあるということもあって、かなり警戒されているそうです。

WordPressは関係あるのか調べてみたところ、12/18時点では公式には何もアナウンスが行われていないようでした。フォーラム上では質問がされており、モデレータの方から回答がついていました。

Is the Log4j vulnerability an issue?

[wordpress.org forum]

「WordPress本体、およびプラグインはPHPで記述されているので影響を受けない」というのが回答でした。これはなるほどという回答です。

関係して当ブログをホスティングしているサーバの方でも何らかの対策が必要かチェックしてみましたが、特に対応の必要はなさそうだったので安心しました。

現在進行形で対応に追われている方もいらっしゃると思うのですが、大ごとにならないのを祈るばかりです。

WordPress5.8.2がリリース

セキュリティ&メンテナンスリリースの5.8.2がリリースされています。

WordPress 5.8.2 Security and Maintenance Release

[wordpress.org]

バグフィックス2件と脆弱性修整1件ということで小さめのリリースです。自動更新を有効にしていると勝手にアップデートされるので管理が非常に楽です。

次のメジャーバージョンである5.9は11/16にBeta1がリリース予定とのことです。正式版は12月中旬にリリース見込みとなっています。

WordPress5.8.1がリリース

5.8台最初のセキュリティ&メンテナンスリリースである5.8.1がリリースされました。

WordPress 5.8.1 Security and Maintenance Release

[wordpress.org]

影響範囲は5.4以降とのことです。例によってですが自動アップデートを有効にしていれば自動的にアップデートされるので手間要らずです。

5.8台最初ということもあってか、バグ修正は60箇所にも及ぶとのことです。ちなみに次のバージョンである5.9は12月頃の公開を予定しているとのことです。

WordPress5.8がリリース

メジャーアップデートとなるバージョン5.8がリリースされました。

WordPress 5.8 Tatum

[WordPress.org日本語版]

今回のバージョンではさらにブロックエディタが拡張され、できることが増えました。

ブロックエディタへのウィジェット統合

ブロックエディタにブログに配置できるウィジェット(例えばカレンダーや問い合わせフォームなど)を追加できるようになりました。これにより更にコンテンツ作成の自由度が高くなりました。選んで配置するだけなので、特にプログラムの知識も必要ありません。

例えばこんな要領で、本文に組み合わせて最新の投稿一覧を表示することなんかもできます。

クエリーループ

これは特定の条件に当てはまるコンテンツを抽出して表示することができる機能です。

従来から固定ページで特定のカテゴリを含むエントリを集積する機能がありますが、クエリーループはより検索条件を柔軟に設定することができます。

例えば下のクエリーループはエントリ中に”狭山環状有料道路”というキーワードを含むエントリを最新から3つ表示したものです。狭山環状有料道路に関する投稿カテゴリやタグは設定していなくても、このようにコンテンツを抽出することができます。

使い方次第では便利そうな機能が追加されています。相変わらずあんまり凝った使い方をしていないのですが、せっかく色々なことができるので機会があればこういった新機能も使っていきたいところです。

WordPressがIE11のサポート終了を発表

Microsoftがデスクトップ版IE11のサポート期限を2022/6/16と発表しました。

これを受けてか、WordPressからもIE11のサポートを終了する旨の発表がありました。サポート終了は今年7月リリース見込みの5.8からとのことです。

Internet Explorer 11 サポート終了

[wordpress.org 日本語版]

詳しくまとまっていますが、まずWordPressがIE11のサポートを打ち切ることでコードが軽量化し、サイト自体のパフォーマンスが向上するため、既に現行のブラウザを使っている分にはメリットしかないとのことです。

特に影響があるのはブロックエディタを使っている部分(エントリなど)で、見た目に影響が出る可能性がある旨が示されています。

その他のコードの修正は5.9のリリースから始まる予定だそうです。

サイト運営者側の視点ではIE11で閲覧した閲覧者から「表示がおかしい」等の問い合わせが入る可能性もあると思います。当ブログのような個人のサイトはともかく、商用サイトなどは事前のお知らせも必要になるかもしれません。

最後にテーマについてですが、デフォルトテーマに含まれるIE11固有のコードは修正されないとのことです。