WordPress」カテゴリーアーカイブ

WordPress5.7.2がリリース

5.7.2がリリースされました。今回のバージョンはセキュリティリリースとのことです。

WordPress 5.7.2 セキュリティリリース

[WordPress.org日本語版]

バージョン3.7以降に影響する脆弱性の修正ということなので、影響範囲は大きいと言えそうです。セキュリティリリースなので早めの適用が良いと思います。

WordPressに関してはアップデート後に不具合が発生したという経験は個人的にはしていないので、アップデートリリースを確認後、すぐに適用してしまうことが多いです。安定しているので大変助かります。

WordPress OSM PluginでGPSトラックデータを読み込む

エントリにOpenStreetMapの地図情報を組み合わせて表示できるプラグイン、WordPress OSM Pluginを便利に使わせていただいています。

このプラグインはポイントデータの他に、GPXやKMLといったトラックデータも表示することができます。例としてGPXデータを表示する方法をご紹介しようと思います。

GPXデータをアップロードする

まずGPXデータをWordPressにアップロードする必要がありますが、デフォルトの設定ではWordPressはセキュリティ設定の関係でGPXのアップロードを受け付けてくれません。

対処法としては、

  • WordPressのプログラム自体を修正する
  • アップロードできるファイル種類を増やせるプラグインを導入する
  • FTPで直接サーバに転送する

という方法があります。
私はあまりWordPress自体に手を加えるのに自信がないので、FTP転送を選択しています。

アップロード先はuploadsフォルダ内の任意の場所で大丈夫です。専用フォルダなどを作ると管理しやすいかもしれません。

アップロードができたら、プラグインのショートコードジェネレータでGPXファイルを指定します。

Map & GPX|KMLのタブを選択し、4の”Paste the local URL of file here”の欄にGPXファイルのパスを設定します。パスは相対パスで指定できるので、wp-content以前のパスについては ../../../../ と言う表記で代替できます。

例として、uploadsフォルダ内にtestというフォルダを作り、その中にhoge.gpxというファイルを保存した場合の表記はこんな感じになります。トラックの線は赤色にしています。

入力ができたら最下部の”Generate shortcode for map with GPX/KML file”を押すと、エントリに書き込むためのショートコードが生成されて表示されます。

後はこれを本文に貼り付けるだけです。

トラブルシューティング

ショートコードを貼り付けてエントリを保存した際にエラーが出ることがありますが、私の場合はパスを指定する欄にファイル名が入っていなかったことが原因でした。パス入力欄は”ファイル名を含むパス”、ファイル名欄は”ファイル名”を記載します。

注意点

GPSデータの取得方法にもよりますが、取得する機器やサービスによっては機器情報やアカウント情報などをGPSデータに出力するものがあるようです。心配な場合は事前にGPSデータをテキストエディタなどで開き、内容をチェックすることをオススメします。

WordPress5.7.1がリリース

セキュリティ&メンテナンスリリースである5.7.1がリリースされました。

WordPress 5.7.1 セキュリティとメンテナンスのリリース

[Wordpress.org日本語版]

セキュリティ修正を含むリリースとなっているので、早めの適用が推奨されるところだと思います。

上記エントリ内で触れられていますが、英語版の同エントリを見るとリリースに携わった多数の方の名前が列挙されています。WordPressはここまで広範に利用されながらも、プロジェクトとしてはユーザ主導のオープンソースプロジェクトであることには驚かされます。プロジェクトに貢献されている方々のおかげで日々運用ができているわけで、大変ありがたいことだと思います。

WordPress5.7がリリース

メジャーバージョンの5.7がリリースされました。

WordPress 5.7 “エスペランサ”

[wordpress.org日本語版]

エディタの改良

まず今回のバージョンではエディタに改良が施されているそうです。触っていて分かりやすいのはブロックのドラッグ&ドロップに対応したことです。

私の書くエントリはもっぱら段落と画像が交互に並んでいるだけの単純なものが多いですが、それでもドラッグ&ドロップでブロックを任意の場所に投げ込めるのは操作が直感的で良いと思います。

この他、リストブロックなどに対してフォント設定が簡単に行えるようになっているそうです。

WordPress推奨の配色

また、WordPressがデフォルトで使用する色のパターンがWCAG 2.0AA 推奨コントラスト比に準じたものに整理されたそうです。WordPressのテーマやプラグイン開発の際にもこのカラーパレットに準じた配色が推奨されるということです。

ダッシュボードの見た目もパッと見では分かりませんが、新旧比較をしてみると若干色味が変わっていることが分かります。

WordPress5.6.2がリリース

メンテナンスリリースの5.6.2がリリースされています。

WordPress 5.6.2 メンテナンスリリース

[wordpress.org日本語版]

今回はメンテナンスリリースなのでバグフィックスのみだそうです。カスタムタクソノミーを設定していた時に画面遷移の度にサイトを離れるかどうかの確認が出ていたバグが修正されているとのことです。

カスタムタクソノミーという単語は今回始めて知ったのですが、カスタム投稿タイプを使用した時に設定できるカテゴリのようなものだそうです。

通常、カスタム投稿タイプにはカテゴリやタグの設定ができないそうなのですが、カスタムタクソノミーは設定可能という点で違いがあるそうです。初めて知った要素なので勉強になりました。

WordPress5.6.1がリリース

メンテナンスリリースの5.6.1がリリースされています。今回はメンテナンスリリースなのでバグ修正が中心となっています。

WordPress 5.6.1 メンテナンスリリース

[wordpress.org日本語版]

次のリリースはメジャーリリースの5.7になるそうです。予定通りのリリースであれば3月初旬の公開になるものと思われます。

WordPress5.6がリリース

新テーマが搭載されたWordPress5.6がリリースとなりました。

WordPress 5.6 「シモン」

[wordpress.org日本語版]

新テーマであるTwenty Twenty-Oneとそれに関連する編集機能の充実が主なトピックとなっているようです。

今回リリースになったTwenty Twenty-Oneをはじめとして割と最近のテーマを使っていると新しいブロックパターンの恩恵があるそうです。

新しいテーマについては毎回ライブプレビューで適用するとどんな感じになるかを確認するのですが、ちょっと今風すぎてしっくりこないことが多いのが残念です。

Twenty Twenty-Oneを適用するとこんな見た目になるようです。

ロードバイク車載映像マップを作りました

先日導入したWordpress用のOSMプラグイン”WP OSM Plugin”を使って、今までYoutubeに投稿したロードバイク車載映像の場所を地図上にプロットしてみました。

ロードバイク車載映像マップ

固定ページにしてサイトのトップにも出してあります。

地図上の自転車マークが映像の起点になる場所で、”大体この辺の映像”という情報が地図上で分かるようになっています。自転車マークをクリックすると対応するエントリに遷移するので、そのまま埋め込みのYoutube動画が見られるという流れです。

プラグインの説明を見るとトラックデータも表示できるらしく、できればそちらで表現したかったのですが、どうもうまく行かなかったのでとりあえずポイントで表現してみました。

図示してみると地域別のバランスなんかも確認できるので、次に撮りに行く場所の見当をつける時にも参考にできそうです。

WordPress用OpenStreetMapプラグイン

当blogは何かにつけて位置情報が絡む投稿が多いので、何とか独自にエディットした地図をエントリに追加できないか方法を検討していました。

色々と調べてみたところ、OpenStreetMapにジオタグを付加して表示できるプラグインがあったので、こちらを使ってみようと思っています。

OSM – OpenStreetMap

[wordpress.org日本語版のプラグイン紹介ページ]

このプラグインをインストールするとエディタ画面下段にプラグインのコードジェネレータが追加されます。

このジェネレータにより以下の操作が可能です。

  • エントリにジオタグ(緯度・経度・地図上に表示するアイコンの種類)を付加する
  • エントリに付加したジオタグを含む地図画像を表示するHTMLコードを生成する

例えばこのエントリに長野駅の位置情報を付加して地図表示するとこんな形になります。

このプラグインを使うと”このエントリではこの場所の話をしています”といった表現が簡単にできます。

地図自体も埋め込みで動かしたりズームイン・アウトが自由にできるので、位置を把握するには分かりやすいと思います。

厳密に測定したわけではないですが、プラグインによりエディタやエントリの表示が重くなっている感じもしないので、その点も好ましいです。

あまり地名に詳しくない方や、エントリで話題にしている場所について土地勘のない方もエントリをご覧になる可能性があると思います。

OSMの情報を使ってできるだけ分かりやすい内容にしていきたいと思っています。

WordPress5.5.2&5.5.3がリリース

WordPress5.5.2と5.5.3が立て続けのリリースとなりました。

WordPress 5.5.2 セキュリティとメンテナンスのリリース

WordPress 5.5.3メンテナンスリリース

[wordpress.org日本語版]

5.5.2は一般的なメンテナンスリリースだったらしいのですが、5.5.2にはデータベース接続を未設定の状態だと新規にWordPressをインストールできないという問題があったそうです。そのため、即座に5.5.3が追加でリリースされたようです。

上記の5.5.3のリリース記事に掲載されていますが、5.5.3は割と急ぎでリリースしたのが災いしてか、環境によっては自動更新により5.5.2→5.5.3alphaにアップデートされている場合があるようです。

もし5.5.3alphaにアップデートされていた場合は、手動で更新をかけることで5.5.3に改めてアップデートすることができるとのことです。確認したところ当サイトは問題なく5.5.3に自動アップデートされていたようです。