信更町田野口の水田

篠ノ井と姨捨のちょうど中間に長野市信更町というエリアがあります。かつては信更村として独立した地方自治体だった一帯です。

中でも信更町田野口という場所は山を登った先にありながらまとまった水田が広がっており、ちょっと珍しく感じます。

聖山から流れ出る聖川に沿って水田が広がります。写真の場所で標高は500-600mあるので、平野部の稲荷山あたりからは標高差にして150m程度は登ってこなくてはいけません。

私は特に夏の終わりくらいの稲が密生している感じが好きなのですが、年間通してきれいな景観が見られる場所だと思います。

スーツのボタン交換

スーツのズボンの後ろポケットについているボタンが割れていることに気づいたので、交換することにしました。

生地の色味に合う糸と、既存のボタンと同型のボタンがなければボタンを外すだけにするつもりだったのですが、偶然どちらも手元に在庫がありました。

出来上がりはこんな感じです。裏面は縫い跡が汚いのですが、表面がこのくらいならまあ良いかと思います。

ボタン付けができると、こういった修理やカスタマイズができるので助かります。

本当はちょっとしたお直しレベルのことができるとより楽しそうなのですが、さすがに本格的な洋裁はちょっと触った程度で身につく技術ではないと思うので、今のところ未着手です。

桃のコンポート活用法

先日作った桃のコンポートの活用法についてです。そのまま食べてもおいしいですが、素材的な使い方もできます。

ゼリーに入れる

ゼリーの具として使うことができます。今回は長野県の特産品である寒天ゼリーの素で作成しました。

プレーンヨーグルトの味付けに使う

プレーンヨーグルトに加えると一気に豪華な感じになるのでオススメです。

このほか、製菓材料的にケーキに乗せたり挟んだりするのもおいしそうです。今はスーパーで出来合いのスポンジケーキやホイップクリームが売られているので、適当に組み合わせてケーキ作りなどもできそうです。

自転車走行中のスキール音

先日自転車に乗っている時に、わずかながらスキール音がする事に気づきました。

周囲がうるさいとほとんど気にならないのですが、静かなところを走っていると「キュル…キュルキュル…」という音が聞こえてきて非常に気になります。

原因の切り分けのために音の発生条件を調べながら帰路につきました。

  • ペダルを回していると鳴る→ホイールやハブではない
  • ダンシングしても鳴る→サドルやシートポストではない
  • フロントギアどちらでも鳴る→フロントディレイラーの可能性は低い
  • スプロケットどの段数でも鳴る→リアディレイラーの可能性は低い

力行している時だけ鳴るので、その時に動いている部品が原因とすればチェーンかプーリーとなります。

帰宅して自転車の後輪を浮かし、クランクを回転させてみたところプーリーあたりから音が出ていることが確認できました。

私の自転車についているRD-5800のプーリーは回転部分がブッシュ式なので、ブッシュ部分にちょっとだけ潤滑油をさしてみました。

黄色でマーキングした溝部分にワコーズのメンテルーブをごく少量さしました。

すると音は全くしなくなりました。とりあえずはこれでOKというところです。

とはいえ、音がするくらいですから消耗しているのは間違いなさそうです。近日中にチェーン交換ついでにプーリーもベアリングの入った物に交換してしまおうかと思います。

桃のコンポート

ちょうど長野県は桃がシーズンです。桃は本当に品質に厳しい作物で、箱詰めされて高値で取り引きされるのは全体の中でもわずかだと聞きます。

そんなわけで、地場の市場には売り物としては品質が不十分とされる桃が安価に出回っています。

今回私が買った個体も格安だったのですが、割ってみると中で種が割れており、果肉の一部が食べられない状態でした。とはいえ全体の3/4程度は食べられそうだったので、薄く切ってコンポートにしてみることにしました。

調理の手順は簡単で、桃を適当な大きさにカットして鍋に入れ、砂糖大さじ1、レモン汁大さじ1を加え、浸かる程度に水を加えて弱火で加熱するだけです。

沸騰して10分ほど煮込み、冷ませばおいしく食べられます。追熟の見極めを失敗して、まだ熟していない桃を切ってしまった時のリカバリメニューとしても大変優秀です。

浅川の油井跡

ループ橋があることで知られている長野県道506号ですが、ちょうどそのループ橋のあたりがかつては石油を産する土地だったそうです。今でもその痕跡が保存されています。

長野市街側から見て1つ目のループの途中に遺構があります。道路側からは小屋のように見えます。

中に入ってみると当時使われていたというくみ上げ用のポンプと、説明板が保存されています。

当時の石油ポンプが保存されています。
詳しい情報が書いてある説明板です。

明治時代頃には本格的な産業として開発が進んでいたということらしいのですが、そもそもの油田としてのポテンシャルが低く、うまく行かなかったようです。

長野県北部にはこういった小規模な石油産地が点在していたらしく、長野市茂菅あたりでも未だに石油臭がする場所があるとのことです。

小屋へはループ橋の途中からアクセスできるので、気軽に見られるところが良いと思います。

分かりにくいですが、写真左側に左折できる交差点があるのでそこからアクセスできます。

新型Wahoo KICKRとKICKR AXIS Feet

Wahoo KICKRがモデルチェンジし、製品名自体に変更はありませんが今回の製品で5世代目となりました。

今回発売された2020年版はパワー計測精度が+-2%から+-1%に向上し、最大負荷も2,200Wまで引き上げられています。

これだけだと細かい変更のみという感じがしますが、大きな変更点としてKICKR AXIS Feetという弾力のある足パーツが装備された点が挙げられます。

従来型のKICKRは調整式の硬いゴム足が装備されており、KICKR自体はトレーニング中もほぼ動かないようになっていました。

今回のKICKR AXIS Feetは同じようなゴム足ですが非常に弾力があり、トレーニング中も実走と同じように自転車がある程度左右に振れるようになっています。これによりより実走感が高く、なおかつ無駄な疲れを軽減できるというメリットが謳われています。

このKICKR AXIS Feetは既存のKICKRに後付けできるらしいので、単体販売が始まったらチェックしてみたいと思います。

リアルな実走感という部分はそれほど興味を引かれないのですが、疲れにくいらしいという点、それとフレームにかかるたわみを軽減できそうな感じがするので、その点が気になっています。

こねつけ

スーパーで長野の伝統的軽食であるこねつけが売られていたので買ってみました。

こねつけは米飯と小麦粉を水で練って焼き、味噌で味付けしただけというシンプルな料理です。棒に刺さっていない五平餅と考えるとイメージしやすいかもしれません。

かつては農作業中の軽食や子供のおやつとして、余ったご飯を使って作られていたということです。

味噌がお米の甘さを引き立てる素朴な料理です。

冷や汁の種製造

埼玉県の郷土料理、冷や汁(すったて)の種を作りました。冷や汁は味噌とごまを混ぜたものに薬味を大量に入れる料理なので、食欲がなくなりがちな夏場にぴったりのメニューです。

今回はメインの味噌・すりごまに対して薬味はネギ・しょうが・みょうが・しそにしました。食感を出すためにきゅうりを入れています。

きゅうりをたくさん入れてみました。

冷や汁は味噌・ごまと薬味を混ぜた状態のものを水でのばして作るので、種の状態である程度保存が利きます。種の状態では汁物ではないので、非密閉の容器でも運搬できます。

この特長を利用して、私は夏場のお弁当に冷や汁の種を持って行くことが多いです。食べる先で水で溶き、冷製味噌汁のような感じでいただけます。

長野県内のクマ出没情報

最近クマの出没や目撃のニュースを見ることが多くなりました。夏場は山にクマのエサになるものが少なくなるので、出没や目撃は多くなる傾向にあるそうです。

長野市のWebサイトには個別の目撃・遭遇について比較的詳細な情報が掲載されているのですが、見ていくとやはり戸隠・鬼無里での発生が多いようです。夏場に出かける時にはラジオの携行など対策をしておきたいところです。